壊れた暖房

2010/02/17, 16:49 | 固定リンク

2月17日 水曜日 曇り 

 一番寒い時期に暖房が壊れた。去年も壊れて、なかなか修理に来てくれなかった。灯油をボイラーで焚いて、パネルヒーターの中に温水を循環させる、外国で良くみかけるタイプのもので、ちゃんと動いていると暖かいのだが、動かなければ家中が厳寒。代理店がこの御時世であちこちに移動したらしく、ラチがあかない。オレはこの10日間くらい、ずっと文章を書いていた。セーターとダウンジャケットにマフラー、モモヒキ代わりにCWXをはいて、書いているが、それでも寒い。昨日あたりから、背筋がゾクゾクしてきた。この時期、風邪をひくのはマズイのだ。熱を出したらひと月は筋肉が回復しない。
 仕方ない。もっとも暖かい格好をするしかない。組み合わせを考え、布団をかぶって書いている。トイレにいくとき、我が身を観てみたら、着ぶくれして、冴えない巨大プードルみたいだった。言葉の響きがイマイチなので、「雪ん子」に変えた。布団を身体に巻き付けて、家の中を移動するときは「ジェニファー」と呼ぶことにした。くだらん。

by 山口 洋