landscape

2009/01/31, 19:42 | 固定リンク

1月31日 土曜日 曇り

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by 山口 洋  

life sizeの音楽

2009/01/29, 18:10 | 固定リンク

1月29日 木曜日 雨 

 リクオと俺の一夜限りの「hobo jungle」、横浜のサムズ・アップにて。

 彼と俺は旅に鍛えられた部分もあって、「サムズ・アップなんだけど、やる?」。「あー、いいよ、もちろん」。みたいな感じで、その日、誰かと何処かに食事に行くような気分でライヴをやる。サムズ・アップはかつてNYにあったボトムラインみたいに、美味しいご飯があって、酒を飲めて、そこに音楽がある。ホスピタリティーも満点。人々が忙しい日々から一瞬でも解放されて、ほっと家路に着けるようなこんな場所が増えていることがとても嬉しい。

 創作期間にあっても、ライヴは自分の立ち位置をしっかりと教えてくれるから、やっていてとても愉しい。どんな演奏をしても、リクオが即座に反応してくれるだけのスキルを持っているからだけれど。終演後も会場を追い立てられることなく、ゆっくりとそれぞれの時間を過ごしているオーディエンスを観て、何だか、とても嬉しかった。

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by 山口 洋  

衝撃の出会い

2009/01/27, 00:20 | 固定リンク

1月27日 火曜日 雪 

 この数日間、某県某所、標高2000メートル近い雪深い山の中に居ました。今まで何の縁もなかったことを学んでいました。それは14歳の頃、初めてギターを握った衝撃と同じくらいのインパクトがありました。いろんな人々の尽力のおかげで、どうやら僕はとんでもないものに出会ってしまったようです。

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by 山口 洋  

愚がつくほどの一生懸命

2009/01/23, 23:23 | 固定リンク

1月23日 金曜日 曇り 

 このところ、ずっと自分の内なる声を聞いていた。いや、正確には、聞こうとしていた。頭蓋の裏側にスクリーンがあって、そこにはトラウマの映画が映し出されていた。いつだったか、この風景を歌詞にしたことがあるけれど、それは僕の実体験でもある。それは言葉にするほど美しい風景でも何でもないのだけれど(実際のところは非常にしんどい)、語られたものは、確かに自分の言葉でもある。自分の中の宇宙。そこを彷徨うには静かな環境がいい。だから、ほとんど仕事場から一歩も外に出なかった。

 そんな訳で、電車に乗っただけでもびっくりした。車内広告のケバケバしさにも度肝を抜かれた。浦島太朗みたいな気分だ。おまけに俺が目指した場所は原宿だったのだ。目眩がした。

 僕は川村カオリが歌っているのを観たことがなかった。彼女は病と共に生きている。そのライヴは彼女の20年のキャリアを駆け足で表現するような内容だったのだが、一番響いてきたのは新しい歌だった。それは彼女が「今」を生きているからだ、と僕は思う。

 帰りしな。音楽評論家の五十嵐正さんが送ってくれた自著「スプリングスティーンの歌うアメリカ」を読んでいた。正直に告白するなら、80年代のある一時期、スプリングスティーンは僕にとってダサさの代名詞だった。飛び散る汗、暑苦しい形相。彼の音楽を聞くと、無理矢理体臭を嗅がされたような気分になった。ところが時代と共に。彼の音楽は圧倒的なリアリティーを伴って迫ってくるようになった。アルバム「ネブラスカ」に収録された「ハイウェイ・パトロールマン」をショーン・ペンが映画化した「インディアン・ランナー」を高田馬場にある早稲田松竹で観て、僕は席を立つことが出来なかった。そこに描かれたどうしようもない弟が、その頃の自分そのものだったからだ。たった5分の曲の中に、二時間の映画にしても余りあるだけの内容が描かれていたのだった。
 先日、あれだけ好きだったストーンズの新作映画にまったく興奮しない自分に驚いた。これは一体どういう事なんだろう、と。ずっと考えていた。その謎を解くヒントのようなものが、この本には記されていた。いわく、「俺の責任は現実について書くこと」だと。なるほど。

 若い頃、僕は世間を斜めから観ていたのだと思う。その頃、「一生懸命」は格好悪かった。そうして年を取り、現実を真正面から受け止めねばならなくなったとき、「愚」がつくくらい「一生懸命」であることがどれほど難しいのか、身をもって知った。先日も書いたのだが、「人は追い込まれて、初めて生き始める」のだと僕も思う。

 僕の大切な友人であるマサルが先月亡くなった。ひどい癌で寝てばかりいる彼に何か土産でも、と見舞いに行く度に彼にリクエストを問うたなら、「スプリングスティーンのDVD、頼むわ。熱いやつな」と。毎度のように彼は云うのだった。僕は3回に分けて、バルセロナ、NY、ダブリンのライヴDVDを運んだのだが、彼は目を輝かせて「ヒロシ、これ燃えるぜ」と語るのだった。その音楽は家族の次の次くらいにマサルを奮い立たせていたのだと思う。

 「一生懸命」に「今」を生きて、「新しい価値観」を探し続けること。それを二人のシンガーと本から教えてもらった。ありがとう。

by 山口 洋  

flight into freedom

2009/01/22, 17:40 | 固定リンク

1月22日 木曜日 曇り 

 感謝の気持ちを伝えておきたいとです。
 
 僕にとって初めてのソロ・アルバム「made in Aso」をリリースして一年と少し経ちました。標高1000メートル近い小屋に機材を持ち込んで、常に機材はオンにしておき、歌いたくなった時に歌いたい歌を歌う。可能な限りオーバーダビングは施さない。周りでどんな音がしようとも、気にしない。リスナーが家に帰り、それを聴いたなら、阿蘇の澄んだ空気と共に、目の前で僕が歌っている。そのようなコンセプトでこのアルバムは制作されました。かの地に生息する何万匹の虫の歌と共に。流通に関しても、勝手ながら、ネットと僕個人が「ここで売って欲しい」と思った場所にしか置かない。そのような我がままな方法でリリースしたにも関わらず、「made in Aso」は静かにずっと売れ続けています。決して派手なセールスではないけれど、それを積み重ねて、最近何度目の追加プレスと相成りました。今まで何枚のアルバムをリリースしてきたのか、もう覚えていませんが、これは僕にとっても初めての経験でした。通常、アルバムはリリースと同時に瞬発的に売れ、やがてお店の棚から消え、いつか廃盤の憂き目に遭う。リスナーがそれを手にしたいと思っても、僕自身がどうにもコントロールできない。残念ながら、それは音楽に限ったことではなく、作家の友人たちも同じような悩みを抱えています。音楽を売ることに派手な宣伝費をかけることを否定しません。けれどウサギとカメではないのだけれど、長い時間をかけて、じわじわと染み通っていく。そのような作品があってもいいと、僕は思うのです。自分たちがその権利を有している限り、廃盤はあり得ません。実際、このアルバムは根性の入ったレコード店を始めとして、様々な場所に置いてもらっています。そこから音楽を通じて、新しい繋がりが生まれていると云う報告を聞き、心から嬉しく思っています。このような事が可能になったのも、テクノロジーの進化と、何よりもみなさんのサポートがあったからです。2006年のニューアルバム・プロジェクトから続く、一連の実験。そして、このアルバム。そこから得たものを、heatwaveのこれからの活動に役立てて行くつもりです。人生は一回きり。後悔のないように歩いていきます。今、現在。ようやく僕は新しい音楽に向かうことに集中しています。それが完成したら、バンドで、ソロで、盤として、それを届けにいくつもりです。本当にありがとう。そして、これからもどうぞ、よろしく。

http://www.five-d.co.jp/heatwave/disco/071023madeinaso/

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by 山口 洋  

mr. nobody

2009/01/21, 17:25 | 固定リンク

1月21日 水曜日 曇り 

 旅に埋没する日々があって、ようやく自分の心と向き合う時間を過ごしている。旅の中でもinputの時間は多々あったのだが、それよりもいかんせんoutputの方が多かった。気がつくと、「旅によるhigh」なハイパートランス状態に陥っていて、脳味噌はパスパスに渇いていた。
 数日に渡って、「Oh Shenandoah(前述の)」に始まり、敬愛する作家の新作に沈む日々を過ごしていた。空いた時間には泳ぎ、自分でカレーを作り、殆ど誰にも会わず、見事な一本糞(失礼)が排出されるに至って、ようやく身体と思考のバランスが取れてきた気がする。

 感銘を受けた言葉。この時代に一番必要だと思える「希望(epsoir)」がそこにはある。

「人は追いつめられて、初めて本当に生き始める」。(シャトーブリアン)

by 山口 洋  

美しい歌

2009/01/19, 23:10 | 固定リンク

1月19日 月曜日 曇り 

 かつてディランやヴァン・モリソンも歌っていたとおぼろに記憶しているtrad、「Oh Shenandoah」が頭から離れない。インディアンのチーフの娘に惚れてしまった流れ者の歌。美しくて、切なくて、無限の風景が広がっていく。

Oh Shenandoah,
I long to hear you,
Away you rolling river,
Oh Shenandoah,
I long to hear you,
Away, I'm bound away
'Cross the wide Missouri.

Oh Shenandoah,
I love your daughter,
Away you rolling river,
I'll take her 'cross
Your rollin' water,
Away, I'm bound away
'Cross the wide Missouri.

'Tis seven years,
I've been a rover,
Away you rolling river,
When I return,
I'll be your lover,
Away, I'm bound away
'Cross the wide Missouri.

Oh Shenandoah,
I'm bound to leave you.
Away you rolling river,
Oh Shenandoah,
I'll not deceive you.
Away, I'm bound away
'Cross the wide Missouri.

by 山口 洋  

シークレットライヴ

2009/01/18, 02:53 | 固定リンク

1月18日 日曜日 雨 

 某所で某ミュージシャンがライヴをやるので、時間があるなら、ギターを持って来てくれん?と。分かった、いいよ、今日は時間あるし、と俺。会場に行ってみると、お客さんで満員だった。そこには楽屋がなかったので、仕方なく案内されたドリンクカウンターに立って、出番を待っていたら、遅れて来たお客さんに「生ビールください」と云われた。「へ?」と俺。そしたら、若干キレ気味に彼女、「な・ま・びーる・く・だ・さ・い」アゲイン。そこで「分かりました」とビールが注げなかった自分が悔しい。
 ライヴが終わったあと、彼女は平身低頭で謝りに来てくれたのだけれど、こちらこそ、いい経験したよ、オーラがなくてごめんね。でも、その土地ならではのいいライヴだった。

by 山口 洋  

曲を書く

2009/01/17, 00:08 | 固定リンク

1月17日 土曜日 晴れ 

 部屋の中に、友人が輸入してくれたダニエル・ラノアの「omni series」が流れている。3枚組のアルバム。一枚目がずっとプレイヤーに乗っているので、どんなアルバムなのか全貌は不明だけれど、ただ、ただ、延々とスチールギターが流れ続ける。ずっと聞いていると、音楽が現世と自分の脳味噌を曖昧な形で繋いでくれる。彼がこんなアルバムを作りたかった気持ちは何となくだけれど、理解できる。とかくこの世は急ぎ過ぎで、主張が多過ぎる。観察するのが仕事の俺は、すべてを見つめようとすると頭がパニックに陥る。だから、リスナーに想像の余白を与えてくれるこんな音楽が好きだ。リラックスしているような、覚醒しているような不思議な気分に陥ったところで、ギターを握ってみる。
 どんなに高価な録音機材を持っていても、曲を書くのに必要なのは、紙とコンピュータとギターとカセットだけ。the boomの山川君から随分前に譲り受けたこの時代遅れのカセットテープレコーダー。これでいったい何曲書いたんだろ?
 今年はバンド30年だと云うのに、年間のスケジュールも敢えて決めなかった。旅暮らしを終えて、敢えてステージに立たない日々の中で、浮かんでくるものがその先の活動を決めてくれるだろうと云う、ある意味自然で無計画な日々を送ってみることに意味があるように思えたからだ。

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by 山口 洋  

豊かな復讐

2009/01/16, 22:46 | 固定リンク

1月16日 金曜日 晴れ 

 「もっといい時代があるかもれしれないが、これは我々の時代なのだ」(サルトル)。

 電車の中で、よしもとばななさんの新刊「彼女について」を読んでいて、心が震えた。ショーン・ペン監督が描いた世界と同じく、それは僕にとって「魂の救済」について書かれた本だった。このような作品が同じ時代に生み出されているのを知ると、もはや嫉妬を超えて、心の底から、ふつふつと今日を生きる活力が湧いてくる。書物や音楽は日々を生き抜くためのリポビタンDだと思う。昨日のライヴと云い、この本と云い、素晴らしい表現を前にすると、ニンゲンでいることも悪くない、と照れずに云える。不況だ、リストラだ、エトセトラ。でも、世界にはこんなに素晴らしい魂もあるじゃん。ブラボー。
さ、曲書こ。

by 山口 洋  

人が奏でる音楽、渋谷にて

2009/01/15, 16:07 | 固定リンク

1月15日 木曜日 曇り 

 渋谷のクアトロにスウェル・シーズンを観に行く。映画「ダブリンの街角で」の主役二人、フレイムスのグレンとチェコ出身のマルケタが奏でるニンゲンの音楽。
 僕は音楽にサーカスのような「超絶な技巧」を求めてはいない。それよりも、その人となりがじんわりと音楽の中に滲んでくるものが好きだ。グレンは「アイリッシュネス」って言葉を思いださせるには充分な人物で、かの国の田舎で良く見かける気のいい酒好き、喋り好きの農夫(おっさん)がそのままギターを握っているような人だった。時折、激情つきで。洗練とはほど遠いのだけれど、ほんとうに「人が奏でている音楽」だった。気持ち良かったなぁ。ダイナミクスも、激情も、曲が終わる度に見せる笑顔も、歌に込められたストーリーも、それを支えるバンド(ほぼフレイムス)も、もちろんマルケタの愛くるしさも。何よりも音が耳に優しかった。会場を見渡してみると、結構オシャレな女性がたくさん居たりするのだが、当のミュージシャンたちと来たら。あはは。バックステージでメンバーに会ったら、ソニックユースをやっていると云うPAエンジニアが一番のイケメンだったし。
 フレイムスをCDで聞いても、今ひとつピンと来なかった。でも、こうやってライヴを観ると良く分かる。どうして本国で人気があるのか。こんな音楽はあの国からしか生まれないだろう。グレンは心の中に大地を持つ男だった。彼が70歳になったときの表情が容易に想像できる。これまでも、そしてこれからもずっと「愚鈍」に、まっすぐに生きていくんだろう。何だか、励まされたなぁ。渋谷の街は相変わらず殺伐としていたけれど、ビルディングに囲まれた狭い空が少しだけ広く見えた。ありがとう。また会いにいくね。

by 山口 洋  

才能

2009/01/14, 22:00 | 固定リンク

1月14日 水曜日 曇り 

 「才能とは継続する情熱のことである」。(モーパッサン)

by 山口 洋  

2009/01/13, 17:01 | 固定リンク

1月13日 火曜日 曇り 

 某ミュージシャンに「本当に休み下手やなぁ」と微妙な関西弁で云われたのだが、その通り。急に時間が出来ても、チェーンがはずれた自転車みたいな気分で、何をして良いのやら。漕いでも前に進む訳もなく。友人からメールが来て、ピート・タウンジェントもミキシングのしすぎで耳を痛めたらしいんで、気をつけてくださいね、と。確かに。よっしゃ、ここはいっちょ、身体を鍛えるかと、泳ぎに行ったら今日に限ってプールは休み。とほほ。創作活動に切り替えるには、なにがしかのきっかけが必要なようで。多分、使うべき脳味噌の場所が違うのだ。あまりにも近年ドメスティックにやりすぎたから、国外逃亡じゃーと意気込んでみたら、パスポートが切れていた。ううっ。
 そんな時、某番組にバンド30周年に関するコメントを求められたので、転載しておきます。本人としては、本当にこんな気分なのです。

「1979年から、だらだらと云うよりは、これしかねーだろ、できねーだろと、本人達としては、しごく真面目に取り組んできた挙げ句の30年。でも、何処かにたどり着いたのか、と自分に問いかけてみたなら、そんな感慨は「見事なほどに」まったくありません。ただ、ひとつだけ云えるのは、音楽はどんな時も僕らを裏切りませんでした。求めても求めても、何処にもたどり着かない(きっと一生)深遠さがそこにはあるのです。この道に取りつかれてしまったからには、ずっとそこを歩んでいくつもりです。

 振り返ることと、何かを祝うことが極度にヘタクソな僕らですが、これを機に、手に取ることができなくなっている過去のアルバムはきちんと整理したいと思っています。そして、何よりも、こんな時代だからこそ、「音楽には力がある」ことを新しい曲で、証明したいと思っています。これまでのたくさんの声援に心から感謝します。これからもどうぞよろしく。」

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by 山口 洋  

一時撤退

2009/01/12, 22:16 | 固定リンク

1月12日 月曜日 曇り 

 某アルバムを仕上げようと、正月から脇目もふらずミキシングに没頭していたが、ここに来て自分の視野が狭かったことに気づき、一時撤退することにした。音楽は根性で作ってはいけない。とはいえ、一度決めたことを止める気も毛頭ないのだけれど。とりあえず明日からは遅れてきた俺の正月ってわけです。

by 山口 洋  

shine a light

2009/01/11, 22:07 | 固定リンク

1月11日 日曜日 曇り 

 ミキシングの合間に、愉しみにしていたマーチン・スコセッシによるストーンズの映画「shine a light」を観に行った。ところが、どっこい。どうしたんだ俺、みたいに目の前で俺のヒーロー達が熱い演奏を繰り広げているにも関わらず、まったく興奮も高揚もしないのだった。そりゃ、あのトシでこれは凄い、とか、会場であるビーコンシアターにはとあるミュージシャンを観に行ったことがあるので、あの会場をこれだけ「狭く」見せるのはすごい、とか、いろいろ思うことはあるのだけれど、多分音楽に求めているものが、自分と(主に)ミック・ジャガーはまったく違うんだって事を教えてもらった気がするのだった。とは云え、若い頃ストーンズからもらったものは計り知れないからして、その恩義を忘れる気もないのだけれど。
 極上のロックンロールを観た「はず」なのに、映画館を出る頃には何だか食傷していて、無償に湯豆腐が喰いたくなった。

by 山口 洋  

洗濯槽の裏側

2009/01/10, 20:02 | 固定リンク

1月10日 土曜日 曇り 

 よく洗濯をする。洗濯機の外側はピカピカ。でも、洗濯槽の裏側はホラームービーのようになっていたりもする。これっていろんな事に似てるよなぁ、とつぶやきながら掃除する。怖かったけど、結構学んだ。

by 山口 洋  

cide

2009/01/08, 23:42 | 固定リンク

1月8日 木曜日 曇り 

 HEATWAVE関連の書籍に殆ど携わってくれている編集者S君のアイデアで、ネイティヴアメリカンのアクティビスト、トム・ラブランクと僕、それに細海魚で2002年に作ったアルバム「eagle talk」の中から、「cide」のPVを新たに字幕を付けて、you tubeにアップしてくれた。字幕バージョンは「the rising」のデザインを担当した渡辺太朗があっと云う間に作ってくれた。
 これに関してはあまり多くを語りたくない。聴いて、観て、感じてくれたら、それがいい。映像のテロップでも触れられているけれど、この作品は故岡田マサルが居なければ、実現しなかった。

http://jp.youtube.com/watch?v=bAn_GDrMEaI

追伸
できればyou tubeのサイトの中の「高画質で表示する」ボタンをオンにして観てください。
アルバム「eagle talk」はこのサイトのshopにリンクされているads405で手に入れることができます。

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by 山口 洋  

考える

2009/01/07, 17:15 | 固定リンク

1月7日 水曜日 曇り 

 広河隆一さんが書いた「パレスチナ」を読む。知ったつもりでいることはタチが悪いと思ったからだ。そもそもユダヤ人とは、パレスチナ人とは何か?ノンポリでアホな僕にも、そこから分かりやすく書かれていた。いったいどれだけの血を流せば、人は分かり合えるのか。ミュージシャン某がよく引用する名言「戦争に反対する唯一の手段は、各自の生活を美しくして、それに執着することである」と含み合わせて、ミックスしながら考えている。

by 山口 洋  

休日

2009/01/06, 20:40 | 固定リンク

1月6日 火曜日 晴れ 

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by 山口 洋  

謎の金

2009/01/05, 19:03 | 固定リンク

1月5日 月曜日 曇り 

 ミックスの合間に、どうしても定額給付金をばら撒こうとしている同郷の麻生君をテレビで観ながら、ふと思ったのだ。君がどうしてもくれると云うのなら、分かった、受け取ろう。そして抗議の意味も込めて、今一番金を投下すべきだと自分が判断したところに寄付しよう。ささやかでも、抵抗しよう。嗚呼、2兆円。いったいどれだけの人を救えるんだろう。もう一言云わせてもらうなら、財源は税金ですから。更に、ほぼ世襲と化している首相を間接的とは云え、選んでるのは俺たちですから。嗚呼。

by 山口 洋  

灯り

2009/01/04, 18:28 | 固定リンク

1月4日 土曜日 曇り 

 モーレツに旅を繰り返していたかと思うと、ミキシングになると、仕事場から一歩も出ることなく、今日、僕が観たのはこの風景だけ。朝から夜遅くまで作業は続きます。でも伝えたいものがあるから、その気持ちが僕を動かすとです。仕事場の照明は岡田マサルに譲ってもらったもの。僕の日々をいい感じで照らしてくれています。

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by 山口 洋  

good music

2009/01/03, 15:55 | 固定リンク

1月3日 土曜日 晴れ 

 ミキシングの合間の耳休め。好きな音楽を寝転がって聴くとです。最近のお気に入りは友人マサシがくれたチャーリー・ヘイデンのアルバム。年末からずっとプレイヤーに乗りっぱなし。豊かな豊かな音楽です。素晴らしい。

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by 山口 洋  

仕事開始

2009/01/02, 17:51 | 固定リンク

1月2日 金曜日 晴れ 

 あけましておめでとう。今年もどうぞ、よろしく。

 元旦は何もせず、ゴロゴロしてみたのですが、どうにも性に合っていないらしく、本日から仕事に復帰しました。某アルバムのミキシングです。楽しみにしておいてください。

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by 山口 洋  

謹賀新年

2009/01/01, 00:22 | 固定リンク

1月1日 木曜日 晴れ

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by 山口 洋  
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