日別アーカイブ: 2011年3月17日

コロラドからのメッセージ#5

3月16日 水曜日 晴れ   3/26に予定されている「speechless tour」、青森県弘前公演についてです。主催者からの「音楽はどんなときにでも有効であると思う。こんな時だからこそ、娯楽のためではない音楽を鳴らすべきだ。僕らが信じてきた音楽は何者にも屈しないはずだ」。と云う想いに動かされ、今のところ開催する方向で話を進めています。  とはいえ、現実的に問題は山積していて、計画停電の日に当たるかどうか、それをまず主催者が調べています。機材を車で運ぶことは、結果的に被災している東北地方に負担をかけることになる。ですから、飛行機にて、手持ちで運ぶことが出来る最小限の機材と人間、現地で集められる機材でどうにかなるのか、現在調整中です。  開催が決定した場合、このライヴは入場無料に変更します。チケットを既に予約されている方も無料で入場できます。できるだけ地元の方に来て欲しいのです。音楽とニンゲンの底力を愉しんください。会場には募金箱が設置されています。最低限の必要経費を差し引いたあと、全額しかるべき方面に寄付されます。どこに寄付するか、どのように運用するかについては、現地の意見を汲んだ上で決めたいと思っています。  もうひとつ。弘前が誇る「FUGURI」のヴォーカリスト、カトウ・ノボル氏をゲストに迎える予定です。彼は津軽弁で絶叫する素晴らしい詩人です。以前、共演した際に度肝を抜かれたのです。その話を魚先生に伝えたところ、是非一緒に演奏したいと。僕には何かを生み出す確信がある、と。なので、機材を現地で揃えることが出来れば、マルチトラックで録音し、作品に昇華させ、配信などで皆さんに届けることができる、かもしれません。  くしくも、会場は「礼拝堂」です。本物の祈りを鳴らすことができれば、と思っています。なにぶん不確定要素が多く、まだ開催が決定した訳ではありませんが、おってこのblogでお知らせします。どうぞ、よろしく。

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