月別アーカイブ: 6月 2013

物欲

6月17日 月曜日 晴れ 写真を撮るのが好き。 今までにいくつもカメラを買ってはきたけれど、未だに「一生モノ」には出会えず。早い話、ライカを買えばいいんだと思う。でも、僕の技量じゃライカに申し訳ない。金にまかせてマーチンD45を買ったはいいが、Amしか弾けないおっさんみたいで。魚先生には「ヒロシはライカを手にするまでカメラを買い続ける」と云われてます。たぶん、その通りです。 僕の詩集に載せた写真はすべてすべてiphoneで撮ったものです。崖にカメラを持っていくのは危険だからっす。まぁ問題ないっちゃないんだけど、やっぱり単焦点のレンズとか、ファインダーがないと燃えないのです。古い人間ですから。ズームが嫌いなんです。 なにげなく、カメラ屋に入ったなら、あるではないか。35mm、単焦点、ファインダーつき、マグネシウム・ダイキャスト製のボディー。あーあ。また買ってもうた。あんた結構物欲あるじゃん。つーか、今までカメラに使った金でライカ買えてるっつーの。アーメン。 ————————————- 今日出会った素晴らしい言葉。 「すべてを失っても、未来だけは残っている」。 さ、明日は一日限りのリハーサルだ。がんばるどー。

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もっと地雷を踏む勇気、横浜にて

6月16日 日曜日 曇り この頃ラジオをよく聞いている。テレビみたいに視覚がウザくないのがとっても素敵。横浜のサムズアップへの移動中「もっと地雷を踏む勇気」って言葉を聞いて、ずきゅーーーーーーーーーんと撃ち抜かれた。こういう言葉を遣うと、すぐに何かと突っ込みたがる輩が居るんだろうが、少なくともオレにはまっすぐに届いた。前後の文脈がどうであれ。 ライヴ、愉しんでくれたかな?我ながら、同じライヴは一本もないんだね(自分で云うな)。新しいエレクトリックギターの可能性にもチャレンジしてるんだけど、伝わったかな?自分としては頭にあるイメージの15%くらいしか表現できてないから、とてもやりがいがあるんだ。バンドでそれを試す前に、一人で出来なきゃ未来はないってことも含めてね。 梅雨の日曜日。足を運んでくれて、ありがとう。19日のHW SESSIONS。いよいよレコーディングすることが決定じゃー。いくつになっても、チャレンジャーで居たいです。いや、まじで。

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ドリーム・キャッチャー

6月15日 土曜日 晴れ   いやはや。たくさんのリアクションをありがとう。予想はしてたけど、素晴らしく面白かった。聞いてみるもんだね。どうしてこんな質問をしたかって、そのうち分かることになると思う(そういう決断をさせてくれたのはみんなのリアクションのおかげ)から、愉しみにしていてください。  つーか。トシを重ねて、自分の夢についてちゃんと考えてみるのって、悪くないっしょ?トシを取ったからドリーマーになれないってことはないんだよ。 ———————————————– 1. あなたの夢を聞かせてください。 ちゃんと死ぬ。 2. それを実現するためにはどうしたらいいと思いますか? ちゃんと生きる。 ————————————————  エクセレント!!!!!!!! 真理だね。 ———————————————–  20代のころ、かの有名な芸能事務所の社長に「君の夢は何だ?」と聞かれたので、「自分の音楽で少しでも世の中を良くすることです」と応えたなら、「君は成功しないね」とバッサリ一言。かなり頭に血が昇ったので「あなたの云う成功とか夢とか、僕には意味が分かりませんね」と云ったなら、彼は真顔でこう説明してくれたのだった。  「いいか。成功する奴ってのは、100%夢が具体的なんだよ。具体的ってのは、六本木の交差点を曲がったところのディーラーに売っている、あの赤いポルシェを来年手に入れる、みたいなことなんだよ。だから、君は成功しないね。間違いなく」。その時も思ったけど、今もその思いは変わらない。く・だ・ら・ん。  それから20年以上経過して、彼がどうなったのか、ここで触れるのはフェアではないから止める。ただ、僕が云いたいことは、自分の夢が「具体的」であることは今も昔も変わらないし、もっと大事なことは、若い頃より今の方がドリーマーだってことだ。だから、マイク・スコットが放ったこの言葉が好きなのだ。  DREAM HARDER !

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その感覚

6月14日 金曜日 曇り LIFEの岐路に立たされたとき、世界というか、宇宙が語りかけてくる感覚がある。一本のひかりの道のようなものが見えるときがある。決して導かれたりすることはなく、決断して、自力で進んでいくのだけれど、そこから先に恐怖を感じたことはない。 辛い経験をすると、心の深度が増す。アイロニックなんだけど、澄んでくる。洞窟にある深い水たまりとでも云えばいいのかな。音楽を創ることは、そこにはしごで降りて、思考して、また登ってくるような感覚。完全に孤独な作業。だから、強くもなる。 そうやって出来たものを、バンドという夢の乗り物に乗せて、宇宙に飛んでいく。何処に行くのか、誰も知らない。 必要なものは?「体力」かな。それに尽きます。 ———————————————– とつぜんですが、質問してもいいですか?応えてもいいよって方はコメント欄に書いてくれると嬉しいです。 1. あなたの夢を聞かせてください。 2. それを実現するためにはどうしたらいいと思いますか? ———————————————–  

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Night Ride Home

6月13日 木曜日 雨 昔のように「集中的に」ソングライターであることは難しいです。この時代、いくつもの役目を求められるからです。でも、その分だけ、作業の「集中度」が増した気がします。判断も早くなったような。主観、客観の切り替えがうまくなったような。 雨なのに、梅雨なのに。 何故か脳裏に浮かんできたロッキンな曲に向き合っています。「so you want to be」とメロディーが勝手に歌ってますが、それが何を意味するのか、本人はちっとも分かってません。灯台のように、自分から発せられた火に誘導されていくうちに、その意味に気づくってこともよくあります。それが愉しいです。 はてさて。ようやくクルマを修理に出したら、ディーラー氏が気を利かせて、2シーターでオープントップのクルマを貸してくれたけれど、雨なので屋根あけられず。残念。はい。もう飛ばしません。飛ばしませんとも。免停だし。 ——————————————————————– 追加されたスケジュールなど、8月までの動きを時間軸でまとめておきます。「あんたたちのスケジュール、把握しにくい」とブーイングが寄せられてます。なので、考えます。 ——————————————————————- 山口洋 on the road, again vol.7 “DON’T LOOK BACK” 6月16日(日) 横浜・THUMBS UP 殆どホームな気分でライヴがやれる場所。サムズ・アップでご飯食べつつ、ゆっくり新曲を楽しんでくれると嬉しいです。今週末。see you. —————————————— HW SESSIONS #4 6月19日 (水) 吉祥寺・Star Pine’s Cafe 詳細はこちら サムズの3日後に、同じ新曲をバンドでっつーのも新しいかと。ぜんぜん違って聞こえると思うよ。いよいよ、HW SESSIONS、4回目にして録音を開始するかもです。つまりライヴが新しい作品の素材となる可能性もあるってことです。 —————————————— 山口洋 … 続きを読む

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独活

6月12日 水曜日 雨 問題です。「独活」って書いて何て読むか知っとる? 答は「ウド」。オレも知らなかった。 北海道の「チーム免停」のともだちがモノホンの食材を送ってくれるのです。どれもこれも、ド迫力の食物ばかり。毎度毎度、驚愕なのです。狡猾なオレはそれらの一部を横流しして、役立てるのです。ズル賢い。 先日の「山ワサビ」は花屋のカオルちゃんにお裾分けして、そこで「ヒロシ」と名付けられて育てられています。それだけのために往復100キロを深夜ぶっ飛ばす。でも、こういうの大事。つまり、モノホンの山ワサビはプロの手によって育成されているので、欲しいときに手に入るってことです。くっくっく。 そして、今回送られてきたド迫力のウド(独活)はこの街で一番の庖丁人に昨日横流し。「あ、オレ、打ち合わせをかねて、木曜日に行くんで、18時に予約ねー」っつーメールもぬかりなく。つまり、明日、プロが料理したウドが喰えるってことなのです。くっくっく。 もちろん、初めての食材は自分でも料理しますよ。だって、発見があって愉しいもん。「チーム免停」は酢みそあえを推薦してくれた(だって、明日天ぷらは喰えそうじゃん?くっくっく)ので、それときんぴら。つーか、この生命力と香りと、エトセトラ。びっくりしたなぁ、もう。 それにしても「独活」って名前、すごくね?他人だとは思えないんだよね、オレ。

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山口洋×仲井戸”CHABO”麗市 MY LIFE IS MY MESSAGE TOUR 2013

6月11日 火曜日 雨 独りで全国を廻り、新しい歌を歌っていると、たくさんの人に声をかけられます?「福島は、相馬はどうなっていますか?」、あるいは「プロジェクトは今どうなっていますか?」エトセトラ、エトセトラ。 僕は福島に住んでいないので代弁はできないし、知らないことも山のようにあります。ただし昨年、相馬の現状を伝えるツアーで全国を廻った以上、僕には「責任」があります。現状や、見えにくい未来について、あるいはプロジェクトの今後について、直接僕に問いかけてくれる人たちには、できるだけ真摯にお応えするようにしています。そして、正直なところ、ときどき応えに窮することもあります。総じて、物事がいい方向に向かっているとは云えず、ここには書けないネガティヴなことも山のようにあるからです。 ただし、もう心が折れたりするようなことはありません。随分と鍛えられたのです。僕はうまくいかない全てのことを、他人や世界のせいにすることを好みません。この現実を見つめることは、ソングライターである前に人間として、しんどくても意味のあることなのです。あまりに多くのことを学びます。そこからそのまま音楽を創るのではなく、脳味噌を通じて、豊かな表現に転化させる。そこに僕は自分の存在意義を感じています。 誰もが無実ではないと思うのです。敢えて書きますが、そこには僕もあなたも、福島の人も含まれます。だから、これからも自分のできることをやり続けます。ほんとうに思いやっている人たちを繋いでいくことが役目のひとつだと思っています。   おっと。固くなったね。閑話休題。 —————————————————– ぱんぱかぱーん。本題に入ります。 今回、「MY LIFE IS MY MESSAGE TOUR 2013」と題し、敬愛してやまない仲井戸”CHABO”麗市さんと全国を廻れることを、ほんとうに嬉しく思っています。相馬が繋いでくれた縁なのです。 嬉しいことも哀しいことも、美しいことも、そうでないことも、前述のネガティヴなことも。すべて「音楽の歓び」に変えて全国を廻り、最後に相馬市にたどり着いて、その力を伝えたいと思っています。是非気軽に足を運んでください。僕らには責任があるけれど、音楽を愉しむ権利もあります。 ——————————————————- ほんとうはチャボさんのことを書こうとしたのだけれど、無粋だから止めます。書けません。来て、感じてくれたらと思います。一言だけ。隣で演奏していると「じわーん」と愛に包まれます。すごいです。ほんとです。チャボさんはご自身のツアーで、全国に相馬のことを伝え続けてくれたのです。何と感謝していいのやら。なので、僕は火を吹くようなギターでそれに応えたいと思います。愛を込めて。 もうひとつだけ。 最近、チャボさん、そして三宅伸治さんとそれぞれ別の機会に「雨上がりの夜空に」を演奏させてもらったのです。僕はこの曲をコピーしたことも、演奏したこともありませんでした。でも、ほんとうに、何というか、手が勝手に動くのです。チャック・ベリーと「ジョニーBグッド」を演奏してるような感じっていうか(したことないけど)。伝えたいこと、分かってくれるよね? じゃ、みんな待ってるよ。一番楽しみにしてるのはオレだったりして。 追伸 開催に向けてご尽力頂いたみなさん。感謝です !!!!! ——————————————————- 山口洋×仲井戸”CHABO”麗市 MY LIFE IS MY MESSAGE TOUR 2013 MY LIFE IS MY MESSAGE KYOTO City … 続きを読む

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継続する志、富山県高岡市にて

6月9日 日曜日 曇り 高岡市の田んぼの真ん中にあるカフェ、「ポローニャ」で地元の人たちのためにライヴが行われるようになって8年、何と39回目になる。続けることが一番の才能。なかなかできることではない。 僕はいつものように勝手知ったる場所に迎え入れられ、新曲ばかりを演奏するのでいつもより入念にリハーサルをし、開演を静かに待った。 ところが、PAが不調でどうにもならない。僕もいろんなことを経験してきたが、ここまでのトラブル(きっとオーディエンスには分からないだろうけどね)は体験したことがない。おそらく電源にまつわるトラブルで、僕にもPA屋さんにもいかんともし難かった。誰のせいでもない。 残された方法はたったひとつ。生音で演奏することだけ。でも、何だか途中から燃えてきた。オレはプロフェッショナル。持っているもの全てを使ってでも音楽の奇蹟を伝えるのが役目。果たしてそれが出来たのかどうか、それはお金を払って来てくれたオーディエンスの判断に委ねる。でも、僕はこのライヴのことをきっと一生忘れないと思う。主催者W君とも話したけれど、どんなに心を砕いていても、人間には「慣れ」ってものが出てくる。自分たちに「慢心」がなかったかどうかチェックが必要で、今後続けていく上でも試練が与えられたのだろう、と。 でも、嬉しいこともたくさんあった。 いつも支えてくれる女子チームは福島のために、自分にできることを続けてくれていた。ほんとうに嬉しかったよ。オレは思うんだよ。その人が被災したかどうかとか、福島の人であるかどうか、とか。そうじゃなくて、その人が何を考え、志が何処を向いていて、どのように生きようとしているのか?僕にとってはそれが全て。昨日の金沢チームは(北陸以外ではあまり報じられていないけど、地元じゃ大ニュースだよ)地元の公園を破壊から守るために、身を粉にして動いていた。一銭にもならないことのために、未来のために、それが出来る人をオレは尊敬するし、そのような人間たちを繋いでいくのが旅芸人としてのオレの役目でもある。 それから、このカフェで8年前最初にコンサートをやったとき。触れると棘が刺さりそうなくらい尖った若者が最前列に居た。彼は僕のラジオ番組のリスナーだったのだが、まぁ、その、何と云うか、ひどい態度だったのだよ。僕もほぼ彼のような人間だったから、その気持ちは分かる。奴は8年経って、いろんな人生の経験を重ねてやってきてくれた。嬉しかったよ。こういうのがギフトだね。重ねた年月と経験は奴の顔と目に刻まれていた。だから、あんまり話す必要はないんだけどね。 最後に。カフェを一人で切り盛りしているヨーコちゃんが庭に咲いてる花をくれた。前回は金沢まで福島のためにお店で集めたお金を届けてくれた優しい女性。その心遣いが嬉しかった。オレはその花を助手席に乗せて、東京まで持って帰った。今、俺の両親や犬や猫の写真の前で、きれいに咲いてるよ。ありがとう。 高岡のみんな。いつもありがとう。新しいアルバム出来たら、届けに来るぜ。

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魔界の夜、金沢にて

6月8日 土曜日 晴れ てな訳で、金沢です。魔界です。メロメロポッチです。 オレ、仔細に渡って書こうかと思ったけど、止めた。何か、ピンと来た人はここを訪れてみるってことでいい気がするなぁ。オレは大好きだよ。素晴らしいんだよ。オレがフツーにオレで居られる場所だよ。何だか、おそらくずーーーーーーーーーっと演奏してた。ライヴが終わっても、まだ演奏してた。いつもいつも、ありがとね。 新しいアルバム出来たら、また来るからね。オレが同じ場所に居ようとしてないこと、伝わってたら、それが嬉しい。おたがい、いつまでもチャレンジしようぜ。たくさんの愛。みんな、元気でね。

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実にテンションの下がる移動日

6月7日 金曜日 曇り 東京ー金沢、約600キロの移動。飛行機で行けばあっという間だけれど、この距離はビミョーに疲れる。若い頃はアメリカ大陸を一日に1600キロ移動してたオレだが、400キロを超えたら、その日にライヴをやることは止めることにした。しんどいもん。 車内はオレのパラダイスなので、だいたい一時間おきにイベントを催すことにしている。イケてるアイデアも運転中に生まれることが多い。なので、今日は7時間における車内イベントを紹介。哀しいオチもね。 1時間目 – ダニエル・ラノア祭 運転中はあまり音楽を聞かないのだけれど、突き詰めたい音楽があった場合、フェスを催したりもする。今日はダニエル・ラノア祭。まずはBLACK DUBの音の成り立ちを仔細にわたって突き詰める。車内用のipodには無数に音楽が入っているが、mp3は好きじゃないので、フェスの場合はCDを持ち込む。 2時間目 - ポッドキャストで好きなラジオ番組を聞く 何を隠そう、テレビは嫌いだが、ラジオは大好き。Podcastで好きな番組を聞く。情報を仕入れる。今日のラインアップはドイツ語によるポルシェのニュース(ぜんぜん分からないけど、何だか分かるのよ)、東テモールの特別番組、昼のNHKニュース、そしてプロのスノーボーダーがゲストの番組。話はいきなりスキー場に飛ぶけれど、どうしてその場所では「チャラい」格好をしたくなるのか、ゲストの話を聞いていて何となく分かった。オレは崖ではチャラい格好をしていたい。チャラいおじさんで居たい。パタゴニアの素晴らしいウェアを持っているのだが、何だか物足りない。だから麓の街まで下りて、いちばんチャラそうで派手なウェアを買った。何だか、むっちゃ上がる。もちろん遭難したときに発見しやすいってのはあるんだけどね、それだけじゃないのよ。不思議なのよ。 途中でオスカー・ワイルドの名言を知ったので、これはメモる。 「俺たちはみんなドブの中に居る。でも星を見つめてる奴だって居るんだ」。 そうそう。Inter FMで放送されているディランがDJの番組。これ、Podcastになったらすっごい嬉しいのになぁ。 3時間目 – 来るべきレコーディングについて考える 音を聞くことに疲れたら、考え事をする。レコーディングのアイデア、リリース方法、バジェットの管理、とにかく何でもかんでも。思いついたことは運転しながらメモる。 4時間目 – 明日からのライヴについて考える 明日からのライヴのイメトレをする。これ大事。新曲を頭の中で鳴らして、歌詞を書き換える。 5時間目 – 何も考えない ようやくトイレに行って、無糖コーヒーを飲んで、目薬をさして、軽いストレッチをして、ふたたびハンドルを握る。少し脳味噌を使いすぎたので、何も考えない。こういう時はipodをシャッフルにして選曲は奴に任せる。でもって、「お!」という曲がかかったら、それをアルバムで聞いてみたりする。本日ヒットしたのは浜田亜紀子の2003年の作品「きらり」。プロデュースと演奏とミックスを担当してた。滅多に自分が関係した作品は聞かないが、今日はまるで他人の作品のように響いてきたので、聞いてみた。びっくりするくらい好きだった。こういうの嬉しい。 6時間目 – そして免停 なーんも考えずに走ってた。横目で日本海を眺めながら。こういう瞬間は好き。そしてその区間は80キロだった(らしい)。オレの愛するマシンにはレーダーも搭載されている。でも、喋らせるとうるさいのでミュートしてある。奴が反応したのかどうか。それは不明だけれど、オレは覆面パトカーをブチ抜くというもっともやってはいけないことをやってしまった。あーあ。最近の覆面はオーラないのよ。今はおまわりさんヘルメットもかぶってないしね。御用だ御用だ御用だー問答無用!!!!!! はいはいはい。私が悪うございます。おまわりさんはどー見ても20代、一度真剣に目を見たら、二度とオレの目を見てくれなくなった。どっちが威嚇してんだか。罰金はともかく、オレが悪いんだからさ。免停だよ。しゅん。テンション急降下。 くー。明日は金沢の街を自分の足で走ることにした。

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