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2019.11 ReleaseOfficial Bootleg #007 “THE FIRST TRINITY” 181222 HEATWAVE
2019.5. Release日本のあちこちにYOUR SONGSを届けにいく 2018 山口洋
2019.3.25 Release『OFFICIAL BOOTLEG SERIES #006 19940524』 HEATWAVE
2018.12.19 Release『OFFICIAL BOOTLEG SERIES #005 171222』 HEATWAVE
2018.5.19 Release『Your Songs』 HEATWAVE
2017.12.26 Release『Carpe Diem』 HEATWAVE
2017.5.17 ReleaseTHE ROCK'N ROLL DIARY, 2011 3.11〜 陽はまた昇る B6サイズ 176P ¥3,000
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2011.2.9 Release
NO REGRETS XBCD-6003
¥3.000 (TAX IN)
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日別アーカイブ: 2014年6月24日
世界への数センチ、ツアー10日目、東京にて
6月24日 火曜日 荒天 ぜんぜん関係ないけど、絶妙なパスが飛んできて、見事に芸術的なトラップを決めて、後はゴールに流し込むだけというシチュエーションで、瞬間的に身体が固くなり枠を外してしまったフォワードの気持ちが良く分かる。その時彼は「無」ではなかったのだ。世界との差なんて、そんなもので、思考を通り越して、考えるのではなく、ただ感じることで、無意識に反応し、一番たいせつな瞬間に誰よりも自由であらねばならない。それがミラクルとそうでないものの違い。 東京と云う街はいろんなエネルギーが渦巻いている。自らの存在を消そうとして、そのエネルギーによって、存在を多いに知らしめている撮影者に、僕は写真家のアニキの話をした。何かを撮影するってことは、シャッターを押す瞬間よりも、そこに至るプロセスの方がたいせつなことが多い。そう伝えながら、同じことを自分のコアにも伝えた。面倒なプロセスがあって、瞬間がある。決して偶然じゃない。 自分のことをアーティストだなんて名乗ったことはかつてなかった。でも、最近は自覚的に敢えてそう云うことにしている。どんな状況であれ、私は音楽で風景を描く人。偉大なせんぱいとこころで響きあう人。どんな状況であれ。強制ではなく、自由な風になることができる人。そこは始まりも終わりもない世界。 ライヴは現場の空気を感じた人のものだから、それについて記すことは野暮だと思う。感じ方がそれぞれに違っている方が嬉しい。そして僕らはまだまだぜんぜん行けるはずだと、何も云わないけれど、互いに思っているのが分かるから、またあの場所に立つ。きっと、生きている間、一度も満足することがないことも、もう分かってはいるけれど。 忙しい中、荒れる天気の中、来てくれて、ありがとう。