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“Unknown Pleasures” HEATWAVE
2022.3.18 Release
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2020.6 Release
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2019.11 ReleaseOfficial Bootleg #007 “THE FIRST TRINITY” 181222 HEATWAVE
2019.5. Release日本のあちこちにYOUR SONGSを届けにいく 2018 山口洋
2019.3.25 Release『OFFICIAL BOOTLEG SERIES #006 19940524』 HEATWAVE
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2017.5.17 Release『OFFICIAL BOOTLEG #004 151226』 HEATWAVE
2016.12 Release
HWNR-012 ¥2,500(税込)『OFFICIAL BOOTLEG #003』 HEATWAVE
2015.5 Release
HWNR-010 ¥2,500(税込)DON'T LOOK BACK.
山口 洋 全詩集 1987-2013 B6サイズ 272P 特製栞付き ¥2,800THE ROCK'N ROLL DIARY, 2011 3.11〜 陽はまた昇る B6サイズ 176P ¥3,000SPEECHLESS Yamaguchi Hiroshi / Hosomi Sakana
2011.2.9 Release
NO REGRETS XBCD-6003
¥3.000 (TAX IN)
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月別アーカイブ: 8月 2014
レコーディング航海日誌#031
8月19日 火曜日 晴れ もうやめよう。やってられるか。 そう思ったことは何度もある。どうして、ニンゲンと云う生き物の信じ難いほどの醜さを、いい加減さを、エゴを、傲慢さを、目ん玉かっぽじってまで観なければならないのか。その後始末をしなければならないのか。 政府や電力会社を批判する前に、あんた、図式が同じだよ。サイズが小っちゃいだけだよ。だから奴らにいいように飼われるんだよ。そんな冴えないコントも繰り広げられる。偉そうに人をパブリックな場所で批判してる奴に多いアイロニックな風景。それは誰かの意見をコピペしてるだけで、お前の魂がそう叫んではいないだろ? 違うか? まずはお前がそんなに正しいのかどうか、検証しなよ。オレは恥ずかしいよ。そして説得力、まるでないぜ。 佐藤タイジが素晴らしいのは「YES !!!!」としか云っていないところにある。それを行動として実行しているところにある。奴は誰も否定していない。そして、それお前に出来る?オレはできない。だったら、自分のできること、考えて、実行する。それだけさ。 誰かが誰かを傷つけた跡は、ある意味、焼け野原よりもひどい。とうぜん、それをやってしまった本人はまったくの無自覚。やられた方は人間として再生不能なときもある。いいようのない激しい怒りがこみ上げてきて、それが自分に盛る毒だと気づいて、モーレツに負荷をかけて走って、何とか浄化しようと試みる。 くだらん。醜い。 人間なんて、昨日のセミ以下だ。ほんとうに、セミに謝れ。馬鹿野郎。 云うほど、自分が正しい人間である訳がなく、こころが受け入れられないときは、身体が激しく拒絶する。もうやらないでくれ、と身体が必死の抵抗をする。 でもね。その度にギリギリのところで、僕は誰かの想いに救われる。まっすぐな音楽に、「黙って行動する」魂に僕は救われる。ほんとうにLIFEは不思議なものさ。誰かが何処かで見てる。それだけは云える。だから、できるだけポジティヴなヴァイブレーションを循環させようと心がける。 家族が居たなら、こんな生き方はできなかっただろうね。危険が危なすぎる。でも、その分のGIFTは充分に与えられてるし、だからこそ世界に対して、やるべきことは確実にあると思ってはいる。 くだらないことにフォーカスするな。負に引っ張られるな。そこにチャンネルを合わせて、お前まで誰かを罵ることに未来なんてありはしない。そして、失敗は赦せ。一度の失敗は誰かを成長させることがある。百歩譲って二度目までギリギリ赦せ。三度目の裏切りについては言及しない。自分で考えろ。そいつはヤバイ人物である可能性が高い。残念だけど、付き合いは気をつけた方がいい。 何にせよ、目にはすべてが書いてある。書いてあるんだよ。そこから読み取ればいいさ。 何が正しいのか、それは歴史が証明するだろう。そのくらいに世界を信じてはいる。だから誰かを蔑むことに意味はないし、安っぽい繋がりは必要ない。打算と打算が響き合っている場所に足を踏み入れている暇はない。オレはごめんだ。人生は思ってるより短いんだよ。 けっして誰かのせいにはするな。胸を張って、背骨で語るんだ。背中じゃねーぞ、背骨だ。えらい違いだ。 さ、レコーディング。 みんな、今日は空が高いよ。トンビが風を捉えてる。舞うんだ。 いい一日にしようぜ。 ————– 「何もすることはない。ただ心を開いて静かに耳を傾け、あの花の美しさを見つめたまえ」。 by クリシュナムルティー
休日とセミの一生
8月18日 月曜日 晴れ なんと久しぶりの休日。 楽器が出払ってるのをいいことに、仕事をしないことにした。大事だと思う。オレの趣味、洗車。何も考えず、クルマを洗うのが好き。 ベランダに弱ったセミが居て、最期の時間を過ごしていた。懸命に生きようとしてるけど、体力が尽きかけていた。こんなところで命が終わるより、土の上の方がいいよね。余計なお世話だと思いつつ、土の上に連れていった。こう書くと、善行してるみたいだけど、実はセミ、触れない。でっかい封筒の上にのっけて、連れていった。 観察していて、いろんなことを考えた。ってか、とっても美しい光景だった。こんな風に生きなきゃって、セミが教えてくれた。ちょっと泣けたよ。
ありがとう、ライジング・サン
8月16日 土曜日 晴れ いきなりですが、すいません。素晴らしすぎて、言語化不能。言葉にならないからライヴです。なので、本日は謝辞だけです。 ひとことだけ。 真ん中に「愛」が貫かれていて、出演者も、お客さんも、スタッフも、ヴァイブレーションがほんとうに素晴らしかった。音楽や人は信じるに足りるものでした。 みんな来てくれて、ありがとー。プロジェクトのご飯食べてくれて、ありがとー。ミュージシャンにもちょー人気でした。完売です。たくさんの人々が自主的に手伝ってくれて感激です。 ライジング・サンの運営スタッフ、佐藤タイジのソーラー・チームと太陽に電気をありがとー。素晴らしいステージを作ってくれた舞台監督の我らがマサミさんとその仲間に特大のありがとー、田中和将さん、CARAVANさん、もじゃもじゃタイジ、バースデー・ガールのよーこちゃん、LEYONAさん、曽我部くん、山内総一郎さん、そして我らがチャボせんぱい。ありがとうございました。 次に繋げます。たくさんの愛。
北海道にて
8月15日 金曜日 曇り ライジング・サン。珍しく前日から入っております。 北海道は夜になると息が少し白い(ほんとだよ)です。この夏初めて長ズボンをはきました。 普段、誰かのライヴを観ることはあまりないのですが、こうやっていくつものライヴを観てみると、ほんとうにその人の生きてきたものすべてが表れていることに、驚き、そして少しの怖さを感じております。笑。教訓、嘘をついてもバレる。 明日は是非、ボヘミアン・ガーデンに来てね。でもって、ご飯も食べてね。ヨロシク。
レコーディング航海日誌#030
8月14日 木曜日 曇り / 雨 押忍。 今日のラジオで知ったベン・ワットの新曲。これ、made in 2014年。すごいね。「最近の音楽は〜」なんてウソぶいてたのはどこのどいつ?こうやってラジオを聴いていると、自分がそれを知ろうとしてなかっただけだってことを学びます。 続いて バラカン・モーニングで流れたニック・ジョーンズ。即買い。(笑)。番組と情熱に感謝。こんな風に弾きたい、とか、歌いたい、とか、そう思えるのは幸福です。 次のblog上ラジオは感謝を込めて「さいきんラジオで知った曲特集」だな、こりゃ。 ———————————————————- 昼前に美容院でヘッドスパ。神の手により気絶。そこで読んだイーノのインタビューに感銘を受ける。 要約すると(僕の記憶を元に記しているので、誤差はあると思う)、西洋の音楽がともすると権威的なのは、社会に向けてのステートメントになっているからで、悪しき構造が社会に酷似している。たとえばクラシックを例に取るなら、まず作曲家がいて、(イーノはここで、ちょっと待って。その上に神が居た、と)次に指揮官 (者) が命令を下し、その下にそれぞれのパートのリーダーが居る。まるで軍隊か教会のようだ。 これがトップ・ダウンの音楽だとするなら、アフロ・ミュージックはボトム・アップで、下部のリズムから形成される。演奏したいものがしたいように参加することができ、同じ瞬間は二度ありえない。譜面化不能。このような形態から西洋人は学ぶべきである、と云うような内容。 昨日スタジオに居て感じていた心地よさみたいなものは、こういうことなんだね。ひとつの漠然とした目的のもとに、すべてのミュージシャンがフラットに存在していること。今も昔も目指しているのはそういうこと。 小学校に上がる前に、ピアノを習った。3日だけ。こっちの方がいいと思ったフレーズを作って弾いたら、ぴしゃっと手を叩かれて、それで辞めた。僕にどんなに素養があったとしても、クラシックの教育を受け続けることは出来なかっただろうし、楽団を指揮することも興味がない。 もっと何というか、その。誰も行ったことがないところに行きたい。すべてのヒエラルキーは存在しないところに。生のニンゲンたちのフィールでしか作り出せないところに。 ニンゲンは信じるに存在かどうか。未来に向かって張られたその細い綱の上を歩いていくことがLIFEなのかな、とヘッドスパで気絶寸前に思った次第。 —————- ついしん 昨日の記事の続き。 8月17日に広島県福山市で開催される相馬盆歌の盆踊り大会、詳細はこちらに。 成功を祈ってるぜー。近くの人は無料だから、家族で是非行ってちょー。オレは北海道でやってくるよー。 ついしんのついしん 云い忘れた。ライジングサンのボヘミアン・ガーデンはソーラーパワーで全ての電気をまかなっているのです。そのあたりもどぞ、よろしゅう。タイジ、ありがとね。
リハーサル
8月13日 水曜日 晴れ レコーディングをしばし離れて。 まずは感謝をいくつか。遠くベルリンより。blogを書いていて良かったなぁ、と思うとき。 ———————————— 夜中過ぎのベルリンよりアイを送ります。 世の中便利になったものですね、世界中どこにいようと、頂いたパワーのお礼と、リスペクトと、嬉しさと、モロモロを送る事ができる、かもしれない、という。 要は、日本を離れて10年以上、久々に日記を拝見させていただき、「ごちゃごちゃ心配せずにベットに入り、さっさと寝て明日も頑張るぞ」という啓示を頂いた事へのお礼を申し上げたかっただけです。 今日も明日も、明後日も、実り多きロッカーの日々でありますよう。 ———————————— こちらこそ、ありがとう。名前は秘密にしておくので、私信を引用してごめんね。オレが嬉しかったんす。連鎖させるなら、いいヴァイブレーションにしたい、といつも思ってるのです。だから、こういうリアクションがとっても嬉しい。 ————————————- 相馬盆歌を記事にしてくれました。ありがとう。今日スタジオでチャボさんとミチロウさんの話をしました。ミチロウさんがまた元気にステージに立つ日を待ってます。また一緒にやらせてください。その前に、北海道でこの歌チャボせんぱいとやってきマックス。 それから、福山の人は記事を観て、是非、足を運んでみてください。 ————————————– 今日はライジング・サンのリハーサル。 ミュージシャンと音で会話しているのは愉しいっす。ぜんぶ、音の中にあるもん。GRAPEVINEの田中さん、CARAVANさん、素晴らしい。チャボせんぱいは云うに及ばず。若干シャイな(それぞれにパーソナリティーは違うけれど) ギター・ヴォーカリスト4人。一緒に音を出すと、形容できない融合感があります。ごいすー。 ボヘミアン・ガーデン、是非来てね。北海道の入魂の食材で作った「ロックン・ロール・プレート」も食べてみてね。
レコーディング航海日誌#029
8月12日 火曜日 曇り / 雨 迎え火と送り火の間。 明日は久しぶりにリハーサルで一日外出するので、山口家のたったひとりの当主らしく(小さな)仏壇をきれいにしていたら、ラジオからこの曲が流れてきた。こころの中にふっと風が吹いて、みんなとシェアしたくなって、youtubeで探したら見つけたんだけど、、、、。こころの風とこの映像のギャップが。笑。(あの、この女性を揶揄してるんじゃないからね、オレ、ふくよかな人も好きだから。念のため)でも、いい曲だよ。ハワイアンとカントリーの間の絶妙な狭間。 今宵はこの曲で先祖の皆さんを迎えてみようか、と。一日早いらしいけど、帰ってこいよーー。オレんところはイケてる音楽流れてるからよー。 次にラジオでぐっと来たのはRADIOHEAD。これもみんなとシェア。つーか、ほんとうに独創的だね。ドラマー4人 !!!!! 発想が素晴らしー。 といいながら、レコーディングも続行中なのだけれど、明日は初対面の素晴らしいミュージシャン二人と演奏するのです。だから、ここのところ、ずっと彼らの曲を身体に入れてました。会ったことないけど、選んでくれたその曲から人となりが伝わってくるのです。すごく、嬉しかった。 出会いをもたすために、いろんな人が骨を折ってくれています。僕に出来ることは、いい演奏をして人をハッピーにすること。幸福だよ。
レコーディング航海日誌#028
8月11日 月曜日 晴れ 海沿いを走ってたら、ラジオからこの曲が流れた。好きなんだよなぁ、この曲。 トンネル抜けた。 最後は1958年のレスポールJRが火を吹いて、反対側に抜けた。諦めなかったオマエにビール1本。つーか、分かったよーなことを言ってくれたアンタにありがとう。おかげで燃えたよ。でも、言葉には気をつけな。笑。 ————————————- 本が好きだ。書くのも、好きだ。 でも、文学からは遠ざかった、かも。 作家のほとんどがフィジカルじゃなかった、からか。 響かなくなってきた。 肉体と精神。 むろん、精神に汗をかくことも可能なのだけれど。 応えは机の上にはない。 脳の中にもね。 それだけは云っておきたい。 本やCDを買ったら、95%誰かにあげてしまう。 手元に残るのはごくわずか。 多分、万を超える本があって、家が壊れそうだったので、 ここに引っ越すときに、誰かに差し上げた。 もう、本棚一つ分しかないけど、それでも多いと、思う。 ベッドに残った本は、いつだって有効な本。 覚醒するためにも、睡眠導入のためにも。 気づいたら、 全部、ミュージシャンが書いた本だった。 ———————————— 「心静かに死を待つような心境で余生を送ることもわるくはないが、幸福に満ちた人生を振り返りながら老いてゆくこともいいが、けれども、日に日に擦り切れてゆく命を直視しながら、抗うだけ抗い、途方もない目的に向かって、じりじりとにじり寄るような、なんとも凄まじい、鬼気迫る晩年も素晴らしい」。 今日、ぐっときた丸山健二さんの言葉。肉体と精神の両方から出てきた言葉なんだろうなぁ。素晴らしい。
レコーディング航海日誌#027
8月10日 日曜日 晴れ 三歩進んで二歩下がるんだったら、それ一歩進んでるやん、っちゅー話だが、五歩下がったなら、それはあからさまな「後退」。でも、完成までのながーーーーい道程を俯瞰したなら、それは必要な「後退」だったんだと思う日が来るはずだ、と無理に自分を納得させる。苦笑。 そんな一日。 ありとあらゆるアイデアがことごとく機能せず、疲れ果てました。五里霧中の日は「何のために自分はこの旅に出たのか?」っちゅー原点に戻らなければ。生きてること自体がラビリンス(迷宮)。でも、できれば長居はしたくはない。 ニンゲンのフィール。ニンゲンのフィール。その破綻と調和、破壊と創造。ほんとうは何もいじらなくていい「はず」なのに、それを人為的にやっていることに無理があるのか。嗚呼。 名言。 「執着のあるところに愛はなく、依存があるところには恐怖がある」。 「生き物が卵から生まれるときに、内側から殻を破って出てくるように、その殻も適当な時期に内側から壊さなければならないのだ。それに失敗すると、息を詰まらせて死んでしまう」。