月別アーカイブ: 6月 2022

6月18日　土曜日　晴れ　 　故郷で素晴しい時間を過ごしました。コの空白の時間を埋めるには十分で濃密だったっす。 　今度はバイクで帰ってこれたらなぁ、なんて。あの海岸線を走ってみたい。 　さて。G.Yoko一行は京都に移動しました。生意気なド新人ですが、歌は旅をさせることで磨かれていく。そのフレッシュな様を見ているのは嬉しいです。 　福岡でアナログ盤を自費購入してくれたラジオディレクターが翌日アナログ盤でオンエアしてくれたんすね。僕らはイベンターの車に乗っていて、みんなでそれを聴いてた。いい音だったっす。ものすごく、これまでのいろんなことが報われた。 　そのお礼をメールで伝えたら、ラジオ界も良質な音楽に飢えてる、と。いい音楽を知ったら、紹介せずにはいられないんだ、と。 　報われます、アゲイン。オレはこのヤマネコの音楽は世界を少しだけ明るくする、と信じて続けてきたからです。故郷の人たちがヤマネコの毒に汚染（じょうだんです）されていくのがほんとに嬉しかった。 　今日はヤマネコ、関西に。しかも老舗磔磔でやらせてもらいます。ぜひ来てください。

6月17日　金曜日　晴れ　 　故郷はいいね。最高だよ。 　仲間たちに会って、腹の底から笑って、美味しいものを食べて、全力で演奏する。 　それ以上に人生に素晴らしいことなんて、ない。 　来てくれて、ほんとうにありがとう！ 　今年中にバンドで帰ってくるからね。みんな元気で！ 　最高の里帰りでした。感謝。

6月16日　木曜日　晴れ 梅雨の晴れ間。 ランニング、墓参り、ラーメンを済ませてG.Yoko、福岡での初めてのライヴ。 初日ゆえ、いろいろ綻びたこともあったけれど、開催に向けて力を尽くしてくれた人々、なによりもオーディエンスからたくさんの力を受け取ったと思う。 その循環が新しい音楽を生み出しますように。 来てくれて、ありがとう！ 明日はオレのひっさしぶりのライヴだよ！来てね。    

6月15日　木曜日　曇り 2年半ぶりに故郷に帰還。 上空から見る稜線や海岸線。いろんな想いが即座に蘇ってくる。 街はすっかり変わってしまって、オレはもはや浦島太郎だけど、でもなんだか身体が深いところで覚えてるんだよね。この梅雨の皮膚感覚と光線の感じ。 石垣島からやってきたG.Yokoと1日限りのリハーサル。主にリズム、タイム感のすり合わせ。彼女なりに努力してきたのはすぐにわかった。明日は全力でサポートしたい。 ずっと一緒にやってきたイベンターや仲間とまず何を食べるか討論（笑）して、今日は焼き鳥に決定。もはやアクリル板は取っ払われて、酔客が元気でいうことなし。でも、オレが居た頃の早くて安くて美味いものとはちょっと変わってたな。皮をメインに食うことなんてなかった。 それでもキャベツの上に酢醤油をかけて、バラ（焼き鳥なのにまずはバラなのです）を食ったときには涙出たね、、、、。この味だよ、、。 数日滞在するので、ランニングしたり、墓参りに行ったりしたいな。で、夜はいいライヴをやって、いつどこでラーメン食うのか。それが問題だ。笑。泣いちゃうな、たぶん。 G.Yoko九州初上陸。ぜひ、体験してください。    

6月14日　火曜日　雨 明日、二年半（ひょっとすると三年かも）ぶりに九州の土を踏むのです。感慨深すぎる。外国か、、、。 どこの国に行ったとしても在日九州人としてのプライドとスピリットを持っているつもりだったけれど、さすがに二年半はね。 オレは山口家最後の生き残りで、子供もいないので、山口家絶滅決定なのです。まぁ、それは本気で生きた結果なので、後悔や申し訳なさはないけれど、墓参りくらいはしないと心苦しいものです。だって先達のおかげでオレがいるんだもん。 そんなわけで、嬉しいような、どきどきするようなヘンな気分です。   明日、福岡でG.Yokoと合流して、1日限りのリハーサルをやります。九州で演奏したいというのは本人のたっての希望です。次はいつになるか、まったくわかりません。なので、木曜日ではありますが、ぜひ来てください。僕は音楽を志して40年以上が過ぎました。星の数ほどのミュージシャンに会ってきたけれど、G.Yokoのソングライティングの才能は3本の指に入ります。そして、パフォーマーとしてはまだまだ新人です。それゆえ、ライヴの本数を増やしてあの才能をさらに昇華させてほしいと願っています。 それは世界を少しだけ明るくすることだからです。 G.Yokoの1stツアー、福岡、京都、横浜。ほんとうによろしゅうお願いします。   金曜日は故郷で俺のソロライヴです。自分でいうのも何ですが、音楽家としておかしな領域に達していると思います。ギター1本でミラクルをお見せします。ぜひ、来てください。    

6月13日　月曜日　晴れ　 　たのすかったので、マイ・チェキ買いました。笑。 　先週のライヴでオレ的にコには落とし前をつけた感じがあります。ほんとにヤラレっぱなしだったからね。さぁ、次に行こう。 　コの後をどう生きるかって、大人が子供に見せてあげなきゃと思う。いろんな生き方があっていいと思うけど子供たちは少年少女時代にマスクがデフォルトなんだよ？そんなのあんまりだと思う。 　で、ちょっとだけ時間があったので、この前お伝えしたネット詐欺。このまま放置しておくのもどうかと思ったのですよ。更なる被害者が出ることは避けたい。 　振り込んだ銀行に連絡しました。次なる被害が出る前にその口座を凍結してほしい、と。ひさしぶりにジャパンすげーなと思ったのは（たぶん、多発してるんだろうね）「ネット詐欺専門部署」があって、なにぶんこちらにはスクリーンショットも含め、たくさんの証拠が残っているわけで、事情を洗いざらい伝え、近日中にネット詐欺の口座だと断定されたら凍結（電話した段階でほぼ詐欺口座だと認められた）、いろんな書類は書かなきゃだけど、半年後くらいにおそらく返金ってことになりました。 　その詐欺サイトはまだ現存しているので、証拠も含めて各方面に通報して、撲滅します。 　それからもネットで買い物したけど、むっちゃ慎重になるね。笑。URLとか怪しい日本語とか、妙に安いとか、代引きがないとか。慎重にやれば怪しいものは見破れると思う。 　なんであれ、善きことのために生きたいと思うのです。人を騙すくらいなら、騙された方がまだマシかな。

6月12日　日曜日　晴れ＆雷雨 住んでいる町にある小さな（席数20弱くらいかな）映画館で「ベルファスト」を観た。 映画を観に行くって、いいね。散歩しながらさ。隣町に住んでるCARAVANが教えてくれたんだ、この映画。 あらすじを書くみたいな野暮はしないよ。でも全編にわたって、かの街生まれのヴァン・モリソンの音楽が彩りを加えていてね。素晴らしかった。オレが破れ音楽家としていちばん影響を受けたのは彼かもしれん、とあらためて。 アイルランドで彼のライヴを体験したときに、空気ってもんは握ったり、凍らせたり、引き伸ばしたり、止めたり、誰かに投げつけたりすることができるって知った。それができるのはほんの一握りの音楽家だけ。だから、オレもそこを目指した。チャートとかヒットとかどーでも良くなったんだよね。あの魔法を見たらね。 で、オレも最近ときどきできるんだよ。つまり音楽の奇蹟を起こせる（とき）がある。それはぜんぶベルファスト生まれの彼のおかげ。音楽で奇蹟を起こすってことは近未来を予測できるってことでもあるんだよ。それは考えてたら間に合わない。こころを空っぽにするんだ。感じるだけ。 オレが初めてNYからアイルランドに渡った30年前。共和国と北アイルランドの国境にはマシンガンを持った兵士が立っていた。怖かったよ。国境を越えた瞬間になにかが確実に変わることもね。オマーって街でIRAの爆弾テロの現場にも遭遇したこともある。それはオレが初めて体験した「戦場」のようなもので、この世にこれだけの憎しみが存在することを肌で知って、戦慄を覚えた。 主人公はちょうどオレと同じころに生まれた少年なんだ。だから、シンパシーをもって映画を体験したよ。ちょうどそのころ、（最近ライヴでよく話すけど）NHKの7時のニュースをつけると毎日ベトナム戦争のことがトップニュースだった。陰鬱とした気分になってたよ。どうして人間同士で殺し合うのか、あの頃も、今も、まったく理解できない。 なんとなく、そんなことがひっかかる人にはとってもお勧めできる映画だよ。ぜひ。   そうそう。来週、ついに（涙）九州に帰るんだ。この2年半、墓参りもできなかったからさ。オレしか行くやつがいないのにね。 G.Yokoの1stツアー、福岡、京都、横浜。ほんとうによろしゅうお願いします。 でね、すっかり自分の宣伝忘れてたけど、オレのソロライヴ、福岡でやります。故郷のみなさん、コの間のオレの成長（まじで）を体験してほしい！来てね。    

6月11日　土曜日　曇り　 　昨日は「これからのdistance」をテーマにライヴを企画したので、会場のあちこちを使ってライヴをやってみたんす。 　ピアノは客席に隠して仕込んだり、インストでは背景の映像をメインにしたり、そしてどーしてもやってみたかった愛するGUILD D-35の生音だけで演奏するって企画。 　家ではギターは2本しか出してなくて、一本はグレッチの6120、もう一本はGUILD D-35。この2本で作曲、アレンジ、練習、なんでもできます。 　天邪鬼なので、高価なギターが嫌いなんすね。100万もするようなギターを弾いてみたいなんてまったく思わない。B級品で誰にも真似のできない音を出したいとずっと思ってきたのです。だって、かっこいいじゃん！ 　生ギターはマーチンよりもギブソンよりも、ギルドが好き。70年代初期まで限定だけど。なんだか野生の馬に乗ってるみたいなんすよ。弾きこなすにはすごく技術が必要だけど、枯れてるのに鳴る。もちろんD-50の方がゴージャスなんだけど、廉価版のD-35は安くて、今もぜんぜん人気ない。 　わかってないなぁ。むっちゃいいギターなのに。てか、このギター弾いてる人、みたことない。 　福岡を出てくるときにともだちが餞別としてプレゼントしてくれたんす。もう1本はにゃんと、行きつけの居酒屋店主が持ってたから「お前には弾きこなせん！」とか難癖つけて譲り受けた。笑。 　僕がね、家でポロポロ弾いてる音をそのままみんなに聴いてもらいたかったんすよ。生音で。まったく増幅することなくね。 　ブリッジだけハカランダなんすよ。70年代初期のやつは。倍音が素晴らしい。そして鳴らすのがすごく難しい。マイクでも拾えないんです。だから生音で。 　いろんな人が新鮮な体験だったって。むっちゃいい音だったって。でしょーーーー？あれに勝る音はないんだよね、、、。 　もちろん増幅せずにあの音でライヴやりたいんだけど、10人が限界だな。んなもんライヴ成り立たない。笑。でも、面白そうだから考えてみます。だって、ほんとうに体験してほしいんだもん。 　昨日のライヴ後のチェキ会も楽しかったな。ともだちが地下アイドルならチェキ1枚2000円って言ってたけど、取らないって。笑。また機会があったら考えときます。

6月10日　金曜日　曇り コロナ後のそれぞれのdistanceについて。 希望をもってイマジンしてもらえるような、そんなライヴにしたかったんだ。 それぞれの心に中空に浮かび上がってくる何かを持って帰ってもらえるようなライヴ。 そんな空気でコを生き延びた下北沢のERAの20周年を祝ってあげたかった。 余白が残るように簡潔にやろうとしてて、終わってみたらやっぱりちょっとクドかったって反省も。笑。 でも、やっぱり俺はわかっていることより、わからないことに漕ぎ出していくのが好き。増幅された音も、ほんとうの生音も。ひとつひとつが減衰していくたびに愛おしいことも。 同じ瞬間は二度とやってこないことも。 たった一本のためにそこまでやるかって、常軌を逸した情熱にスタッフも常軌を逸して取り組んでくれた。感謝しかない。 来てくれて、ありがとう。楽しんでくれたかな？    

6月9日　木曜日　晴れ　 　至急必要な楽器があってね。希少なものゆえ、ネットで探してようやく見つけた。 　でもどうしてこんなインテリアを売ってるような店に楽器があるのか、不思議に思ったけど、それよりも急いでたから手に入れる方が先だった。 　その店からメールが来て、振込先が書いてあったから、即振り込んだらメールが来た。でも、待てどくらせど商品は届かなかった。問い合わせのメールにとうぜん返事はなく、記された電話はつながらず、住所は存在しなかった。 　そもそも、支払い方法に代引きがない時点で気づくべきだった。調べたなら、有名サイトをパクった偽サイトだった模様。日本語、少しヘンだったからね。 　オレの目も節穴だね。でも金よりも、その心持ちが気持ち悪いんだ。で、人を疑って生きていくのが嫌なんだよね。とっても。 　まぁ、気分を換えていきますかね。このことはもう忘れよう。みんなも急いでるときは気をつけてね。 　ちょいとむしゃくしゃするんで、走って地球にアースしてもらって、明日はゴキゲンなライヴにするぜー。