日別アーカイブ: 2026年4月24日

広島へ

4月24日 金曜日 曇り 広島へ。 考えてみると、一年に一度、勝手知ったる街を再訪して、仲間たちに会って、新しい音楽を届ける。とても幸せなことだと思います。感謝しかない。 感謝って、宇宙と連携するための「どこでもドア」みたいな気がします。いや、ほんとうに。 執着が薄れて、大事にしなきゃいけないものが見えてくる。しがみつくほど疲れ果てる。いったいなにを手放せずにいたんだろう、って。 どうせ流れていくこの身なんだし。笑。 奇蹟は諦めから始まるような。諦めって、投げやりになることじゃなくて、明らかに見るってことです。やるべきことはやるけど、結果に執着しないこと。 旅に出る日は、家をきれいにして、植物たちに話しかけてでかけます。たとえば、そういうこと。物事を執着ではなく、できるだけ澄んだ視線で見つめようとすること。 画学生だったので、静物を数時間見て、描くってことをよくやってました。オレが造った言葉だけど「見切る」って状態があって、凝視してると見えないはずの反対側(裏側)が見えてくることがある。その時に気づいた。求めるから遠ざかっていくんだって。凝視を超える状態があるんです。真空みたいな。 この歳になると「執着」がロクでもないってこと、身に染みて知ってるんだけど、それを手放すことに執着するってジレンマも経験します。笑。かように人って面倒くさい。でも、冷静に「執着」している自分を第三者的に観察し続けていたなら、「主観即ち客観」ってところに到達できる気がしてるのです。 ちょっと禅問答みたいで分かりにくかったかな?でも、人間って執着の生き物だから。きっとこういうこと必要としてる人がいるかも、と思って朝から書きました。   広島、大阪。みんなに会えるのを楽しみにしています。ぜひ、来てください。じゃぁ、行ってきます。広島はバンドで初めて違う街に行くことができた忘れられない街です。84年だったかな。ステージに上がった瞬間、あの日に原爆ドームを見ながら太田川の岸辺に座ったときの気持ちが鮮やかに蘇るのです。  

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