日別アーカイブ: 2026年4月29日

正義のゆくえ

4月29日 水曜日 曇り 3月11日にクルマの事故が起きて(起こしてとは敢えて書きたくない)、それをきっかけに別件も含めて、保険屋とか複数の弁護士とか、普段接点がまるでない人たちち接することが急激に増えました。正直、とっても疲れるし、ストレスです。 どんな職種であれ、素晴らしい人物もいれば、そうでない場合もあります。残念ながら、後者の方が圧倒的に多いけれど。 結局は人として、志がどこを向いているのか。たいせつなのはそれだけです。オレにとっては。 ずいぶん前のことだけれど、大ソニーと裁判になったとき、多数の企業弁護士が、一個人である僕を完膚なきまでに叩きのめしにくる社会の構図に恐怖を覚えました。正義なんてまるでまかり通らない。国民を苦しめるだけの自民党政治が横行する、この世界とまるで同じ構図です。 なんのことかわからない人のために軽めにリンクを貼っておきます。 http://no-regrets.jp/exblog/blog/index.php?id=07050012 http://no-regrets.jp/exblog/blog/index.php?id=08030003 音楽界でそれなりの立場だった人物に、「これからの音楽のために闘ってほしい」と。裁判なんてしたくないけど、確かにここで企業の論理に飲まれてしまったなら、すべての音楽家がとてつもない損失を負うことになる。その人物は会社という組織として闘うから、オレは個人で、つまり複合的に世に問いたい、と。 オレの無駄な正義感を買われたといえばいいのかな。嗚呼。 まぁ、大変でした。思い返しただけで脇汗と脂汗。 結果、完膚なきまでに敗北。担当弁護士に「君が坂本龍一さんだったら勝てたかもしれない」と言われた一言は生涯忘れないと思います。怒ってはいないけど、その言い方はないだろうと今でも思う。 負けたらどうなるか知ってますか?叩きのめした企業弁護士たちの報酬、こちらが払うのです。数千万。まじかよ?途方に暮れました。経緯を見ていた音楽出版社の社長が全面的に助けてくれました。彼がいなかったら、バンドは確実にあそこでthe END ! だったか、と。 常に崖っぷちって、そういうことです。でも、闘うのか、逃げるのか、なにも考えないのか、大きなものに巻かれるのか。人としての分岐点。知ってしまった以上、逃げるという選択肢はなかった。 オレを引き摺りこんだ人物はもはや故人ゆえ、もう書いてもいいか、と。なんだか雲行きが怪しい。なんと、オレが負けた一方で、彼はソニーと和解していたのです。守秘義務ゆえ、詳細はわからない。会社経営も大変だったのだとは思うけれど、それなりのカネが流れたことは間違いない。 ほんとにね。生涯でいちばん怒りで震えた瞬間でした。つまりオレは土俵に上げられ、梯子を外されたのです。 アホすぎる。。。 彼に会いに行って机を拳で叩いて一言だけ。「あなたは人として最低だ」と。彼はなにも言い返さなかった。 それを機に音楽業界から離脱することを決めました。音楽は野良で自分のやり方で続けていけばいい、と。もうたくさんだ、と。ぜんぶ、独力で仲間と力を合わせて、自分たちで責任を取りながらやっていこう、と。HWは今や、誇りをもって「野良の集団」です。でもプロフェッショナルとしての仕事でどこかに負ける気はしない。情熱と誠実さを含めて。 なんでこういうことを書いているかというと。役立てて欲しいからです。世の中には呆れるほど不条理がある。 久しぶりにこの手の人たちとやり取りしたからです。なんにも変わってなかった。 世界はよくなってないどころか、悪化しかしていないと思ったからです。ほんとに勉強になる。既得権益を守るために力を尽くすのか、人として善きもののために泥をかぶって気高く生きるのか。 結局、その人の志がどこを向いているのか。問題はそれだけです。アゲイン。それだけなんだって。 ほんの一握りの狂人たちが世界を翻弄しているのと真逆の話で、ほんの一握りだけれど、気高く自分の信念に基づいて生きる人がいます。 いるんです。ほんとうに。 オレはその存在に励まされます。だから、自分もそのようでありたいと思うのです。オレが正しいなんてことはないし、いつだって自分の不埒さとも闘ってなきゃいけない。それでも、この世界には光がある。闇だからこそ、光ってるのです。 希望を捨てず生きましょう。アーメン。   もうすぐ新しいクルマを迎えにいけそうです。    

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