日別アーカイブ: 2026年5月18日

スティーリー・ダン的なもの

5月18日 月曜日 晴れ 月曜日!波平さんより遥かに年上のわたくしです。笑。 あたらめて考えてみると、オレ、ミュージシャンなんだから、たまには音楽を深堀りするってのはぜんぜんアリだな、と。 朝、ラジオからスティーリー・ダンの名曲「peg」が流れてきたので、そういや彼らのこと、一度も語ったことないな、と。       えっと、なんというか、文句のつけようがないくらいのどえらい名曲です。特に演奏という意味においてはとんでもないレベルです。で、オレがスティーリー・ダンを好きか?と聞かれると、えっと、その。正直あんまり好きじゃない。好きじゃないけど、その素晴らしさを認めないわけにはいかないという、自分の中ではちょっとややこしいタイプの人たちです。はい。 昨日紹介したfacesとは真逆のタイプ。中心であるドナルド・フェイゲン、ウォルター・ベッカー。まぁ、とてつもない才能です。なにより、音楽が緻密。そして、コンピュータがなかった時代の音楽だから、名う手のスタジオミュージシャンを呼んできて、極限の演奏をさせて、あられもなくボツにして、また違うミュージシャンを呼んでくる的な、ちょっと「人としてどうなのよ?」と思うようなやり方を駆使してまで、いい音楽を創る人たちです。音楽の前では冷徹だけど、ある意味では凄すぎる。でも、オレが思うに、もちろんそういう部分も音楽に表れてるから、ちょっと苦手なのかな。 スティーリー・ダンが好きな人とは話が合わない。笑。勝手な想像だけど、血液型でいうとA型の音楽。ウルトラ緻密。facesはどこから見てもO型。おおらかで大雑把、悪くいえばガサツ。わたしももちろんO型です。良し悪しの問題じゃなくてね。 もうすぐ映画が公開される、わたしがこころから尊敬するドーナル・ラニー。プロデュースしてもらったとき、その緻密さになんとなく感じるものがあったから、訊いてみたのです。「ねぇ、ドーナル、スティーリー・ダン好きだよね?」。「めっちゃ好き!」だって。笑。わたしはドーナルにストーンズのリズムの素晴らしさをこんこんと説いたんだけど、理解してもらえなかったな。笑。 これは「peg」を制作するドキュメンタリーの一部なんだけど、起きてることが酷すぎて(笑)わたしはここにその内容を書けません。字幕もないけど、なんとか自分で聞き取ってください。ボツになったギターソロを聴くあたり、かなり趣味悪いです。笑。ちなみにラリー・カールトンもボツにされたそうです。そういえば、なんとなくリフは「Room 335」に似てたりして。それって復讐なのか。笑。結局、ソロは無名だったジェイ・グレイトンがワンテイクで決めたそうです。確かに、これは弾けないわ。一生かかっても。チャック・レイニーのベースもすごいけど、なにより感嘆するのはマイケル・マクドナルドのコーラス。これは相当に効いてます。ライヴバージョンを聴くと、彼がいないので、失ったものの大きさに気づくのです。       歌ってる内容は。えっと、大したことを歌ってはいません。皮肉屋の一面は垣間見れるけれど。 それでも「Aja」が名盤であることに疑いはなく。突き詰められた最高峰だと思います。曲としては初期のジェフ・バクスターがいた頃のもう少し朴訥さが残ってた感じが好きかな。       ——————————————————— 音楽深堀りblog。好評だったら続けます。 番組出演情報です。 本日18時20分ごろ、FMK(熊本)ラジオバスターズに電話で生出演しています。DJはかなぶんやさんです。 5/24(木)α-Station (京都)「GOOD &NEW KYOTO」。DJ 空井仁美さん。ライヴの前に13:30から生出演しています。 ぴあ関西版webにインタビューが掲載されています。とても丁寧なインタビューでした。感謝しています。ありがとう!!!

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