月別アーカイブ: 7月 2026

横浜探訪

7月31日 金曜日 曇り   ある企みの実現のため、灼熱の横浜を探訪させてもらいました。小さな舟に乗って、川から海まで。個性的な町の深部だったり歴史を知る良い機会でした。ブラヒロシ。  町って生きてる。それゆえに地震で苦しんでいる人がいることに、こころが痛みます。  小樽のマルコムが今日FMおたるで流れる特番のファイルを送ってくれました。出し切ったライヴの翌日ってこともあるのか、思っていたより高揚してるのか、ラジオでは穏やかにゆっくり喋ることをこころがけてるんだけど、それがあまりできていなくて、申し訳なかったです。でも、せっかくの機会なんで、ぜひ聞いてください。精進あるのみ、ですね。  グレンの訃報はとってもこたえました。早朝のバイク事故っていうのもね。。。  ハートランドに還るべきか、延期するべきか、珍しくまだ悩んでいます。 ついしん  伝え忘れてました。The Yokohama Sessions、東京公演の受付が25日から始まっています。なる早でどうぞ!

カテゴリー: 未分類 | 5件のコメント

アイルランドからの訃報

7月30日 木曜日 曇り アイルランドからメール。 グレン・ハンザードがダブリンの郊外でバイク事故で亡くなったと。 言葉がない。。。 彼はオレより歳下だけど、アイリッシュの最後の良心だと思ってきた。ポーグスのシェーンの葬式で「Fairytale of New York」を任されてたのも彼だったし。とってもアイリッシュで、人格者で、ニンゲンとして信じるに余りある人だった。過去形で書くのは辛い。子供は4歳なんだと。。。 初めて会った頃はボロボロの穴の空いたギターを全力で弾いてるなんだか哲学者然とした若者だった。その後、映画がヒットしたり、世界中ツアーをして、スターといえば確かにスターになったんだろうけど、たぶん生き方は昔となにも変わらなかった。そこが好きだった。 同じバイクに乗る身として、ほんとうに言葉がない。。。 しばし、呆然として、今自分がなにをすべきなのか、考えてみる。少なくとも今、 バイクで九州に帰って余計な負荷をかけるよりは、状況を把握して、インスタライヴをやったり、昨日コメントに書き込んでくれてたけど、ラジオ番組を企画したり、音楽を通じてできることをやる方が建設的な気がする。 リミットまでもう1日、考えてみよう。。。 インスタのコメントってぜんぶ読む余裕はないので、僕に受け取ってほしい意見はblogのコメント欄に書いてもらうのが確実です。 それから明日、流れるFMおたるの特番はこちらから。誰でもネットとアプリを通じてリアルタイムで聴くことが可能です。

カテゴリー: 未分類 | 3件のコメント

怒涛の日々

7月29日 水曜日 ゲリラ豪雨あり さぁ、旅を終えたら怒涛の日々の始まり。何度も書いてるけど、この時代音楽家でいられる時間がプレシャス。 早起きしてバイクを磨く。そうしないと旅は終わらないし、こういうときに不具合に気づくことが多いから。 それから朝イチで壊れたMacを引き取りに。コンピュータ自体はダメッぽいけど、データは救出できた(かも)との返事。どっちにしても、もはや本体に大きなデータを保存することは今回で懲りたので、クラウドに移行せざるを得ないのかも。そのあたりNO REGTRTS社にはマスターがいるので、どうしたもんだか相談することに。そうしよう。でも、データを移行する時間もないので、しばらくの間、保留。これを機会に仕事のコンピュータ周りを熟考して、一新するつもり。数ヶ月はかかりそう。なによりアップルに高額かつ無駄な金を払わないのを第一義に。もうたくさん。 カモネギシャチョーの夏のセール。Tシャツなどのグッズ類はスタッフが前もって作業をしておいてくれたので、今日からシャチョーも加わって、キジ、ドバトたちと集中して、怒涛の梱包、発送作業。ふぅ。 第一陣を車に積み込んだところで、まさかのゲリラ豪雨。でも、身を挺して商品は守った。笑。明日あたりから続々と到着すると思います。お楽しみに。いつものように間違いのないように作業しましたが、クレームにはマッハで対応するので、遠慮なく連絡してください。カモネギ書店、この対応を終えたら夏季休暇に入る予定です。 声援、ありがとう!! 4月25日に広島の「夜明けのジョニー農園」で植えさせてもらったオクラが立派な商品の「オクラ」になって送られてきたのです。感慨無量。こころしていただきます。ありがとう!!! もう一度書いておきます。ソロの沖縄公演、予約が始まっています。10年ぶり。ぜひぜひ来てください。この日は今のソロツアーの延長線上で新作中心にやるのか、釧路のように新旧合わせてやるのか、とっても迷っています。来られる方はぜひ、ご意見をコメント欄に。 ふぅ。 夕刻。動きすぎて、ちょっとフラフラ。さぁ、ハートランドに還る準備を始めよう。そう思ったときにともだちのボンちゃんからメール。熊本で地震。。。 んー、なんてこった。。。 こりゃまたこれまでと違った形で酷そうだな、、、。なによりも、能登もそうだけど、ようやく時間をかけて復興しつつあるところに再打撃。そりゃ、こころの平静を保つのは難しい。 かくいう自分も10年前の熊本地震で半壊という名のほぼ全壊。8年かけて、いろんな人の力を借りて、ようやくなんとか住めるように治したところに、昨年11月に再び震度5。けっこうやられているのを知っていたので、なる早で還って対策しなきゃってところで、昨日の地震。 でもまぁ、意味のない経験はないし、オレは命に別状はないわけだから、MY LIFE IS MY MESSAGEの名の下に、まずはみんなの気持ちを現地に還流する必要があるかどうか、判断することを第一に。 そういうとき、10年前の経験が生きる。ぶっ壊れた自分の家を見たけど、見てないことにして、MLIMMとしてできることをやったけれど、それでよかったと思うから。 にしても、報道が酷すぎて被害の全体像が把握しずらい。見えないとどう行動すべきかわからない。混乱しているところに、自分がでかけて行ってさらに負荷をかけることに意味はない。日程は迫ってるし、全キャンセルか、それとも行くのか。どっちにしても、宅急便で送ろうと思っていた楽器や機材は熊本には届かない(それは仕方がない。なによりも復旧優先だから)。なかなかにハムレットな心境だけれど、全体像を把握して、自分ができることにベストを尽くそうと思う。 現地にお住まいの方で、困っている方は遠慮なく heatwave1979@gmail.com に連絡をください。こういうときのために、みなさんの気持ちを預かっています。 共に生きよう!

カテゴリー: 未分類 | 2件のコメント

day#014、帰還

7月28日 火曜日 曇り   還ってまいりました。  北海道のどの道よりも、大洗から湘南までの灼熱地獄と交通量と雨と渋滞がこたえました。余韻が吹き飛ぶくらいには。笑。旅情ゼロ。次は考えなくちゃなぁ、と思います。バイクを陸送するとか、北海道に住む、とか。名案ないかなぁ。ははは。  でもまぁ、安全第一でやってきたので、元気に還ってきたことがなによりです。やらなきゃいけないことは山のようにあったんだけど、荷物を下ろして、バイクを洗うこともなく、いつもの飲み屋に直行して、自分を労いました。おつかれ、自分。  60歳を過ぎてからの旅としては、なかなかに思い知らされることもあったけど、もうちょっと精査、突き詰めてみたいなぁ、と思っています。こういうとき、バイクという移動手段は「馬」のように感じます。今日も頼むねって気持ちになる。  自分の目に映ったものを、なるだけ伝えるよう努力したつもりなのですが、楽しんでもらえましたか?日々、薄くなっていくリアクションゆえモチベーションを保つのが難しかったけれど、旅そのものは後半になるにしたがって、濃厚になっていくのでした。伝えるって難しい。  やっぱり祭りとか、ライヴとか、実際に体験してもらわないと伝わらないんだろうなぁ、と。オレが踊ってる動画を上げろって、あのね。こっちは必死でやってんだから、んなもん撮れるわけないじゃん。SNS慣れって怖いっす。ほんとにワンオペなんだから。それゆえ、伝える伝えない塩梅、配分がむずい。  ってところを補足する意味でも。  小樽のマルコムがFMおたると協力して「HEATWAVE山口洋のMr. OUTSIDE」ってアラレもないタイトルの番組を作ってくれました。7/31(金)21~22時、放送です。パソコンやスマホでもリアルタイムで聴くことができます。二人で熱く語ってるので、ぜひ聴いてくださいまし。  番組のプロデューサーが小樽のライヴを体験してくれていて、そうなると話はむっちゃ速かったのです。  さて。本日から馬車馬のように働きます。

カテゴリー: 未分類 | 3件のコメント

day#013、再び船の上の人

7月27日 月曜日 天候不明  苫小牧のフェリーターミナルで携帯で書いています。これから17時間の船旅ゆえ予約投稿。 ソロの沖縄公演の受付が始まっています。なにせ10年ぶり。老化とともに前進した姿をぜひ体験してほしいので、ぜひ来てください! 約2週間の北海道の旅、ライブはたった3本。仕事と言う意味では甚だ非効率的だけど、受け取ったインスピレーションは計り知れないものでした。 書ききれないし、伝えきれない。 定型に違和感を感じるなら疑ってみる。他に方法はないか模索してみる。老化は素直に受け入れる。直感はできるだけ信じる。分かれ道は困難な方を選ぶ。スピリットはできるだけ空っぽにしておく。ガソリンはなる早で満タンに。荷物は極限まで少なく。民謡と音頭は身体に入れてから。あまりにも入りすぎると、それは血流の中に達する。笑。いまその状態。 ひたすら雨に打たれ、雨に行く手を阻まれ、でも終盤になってしまえばそれもまたナイスな思い出。 小樽にて母娘で深夜のラーメン屋を営んでいたともだち。いつか、かならず行くからねって約束して、もう15年は経過したかも。数年前に閉店したことを知り。でも小樽にいるなら、きっとライブに来てくれるだろうと。。。 亡くなっていた。約束した旭川のハコのオーナーもまた。 だから、ともだちには会わなきゃいけないんだってば。ある意味、オレたちに明日はない。たいせつなともだちには会わなきゃなんだよ。 昨日もまた訃報がとどいた。切ないね。 でも、それもまた人生。いづれ自分の番がくる。そのとき迷わず「ありがとう!」と五文字を発せるかどうか。それは日々の生き方にかかってる。 北海道の旅。新しいヴィジョンと目標とやりたいことと、帰る場所ができた。 これから家に帰ってマッハのスピードで、雑務をやり終えたら、山の家に還ってしばらく自分に向き合おうと思う。きっとなにかが形になって生まれてくるだろう。まずはラッコだな。笑 北海道で出会ったみんな!ありがとう。長谷川さん、ありがとう!祝津の海で会えなかったともだちにも会えた気がするんだ。

カテゴリー: 未分類 | 2件のコメント

day#012、旅のフィナーレ、おたる潮まつりに参加!!!

7月26日 日曜日 晴れ   旅のフィナーレ。  おたる潮まつりにマルコム一家の誘いで参加させてもらうことに。  右も左もわからない。笑。浴衣の着付けから、踊りの振り付けから。なにからなにまで手取り足取り教えてもらい、「龍宮稲穂界隈」梯団に加えてもらった。  これがね。見るとやるとでは見える風景が大違いで。もちろんぜんぜんちゃんと踊れてないんだけど、町の人たちとオレが身体に入れた2曲を聞きながら踊ると、自然と小樽への愛着が湧いてくる。沿道の励ましが身に沁みる。北国の夏のハレの日、3日間。素晴らしかった。  マルコム一家の踊り、素晴らしかったなぁ。ここで生まれた奥さん、娘ちゃんたち、マルコムも違う町からやってきたのに、町にとってもうなくてはならない存在。  それもこれも、なにもかも。すべて長谷川博一さんがもたらしてくれた縁。あの人、今頃、「そこまでやるか」って笑ってると思う。  うちの奥さんにもオレが地方にでかけてなにをやってるのか、見てほしかった。まさかの自主的祭り参加。笑。それも嬉しかったな。  今年は小樽にもう三歩くらい踏み込んでって思ってたけど、いやはや、マルコム一家のおかげでもはやどっぷり仲間に加えてもらって光栄の極み。  最後に一緒に「おたる焼肉」を食べに行って、ほんとうにフィナーレ。  すべてがプライスレス。  後ろ髪を引かれながら、今日のフェリーにバイクを載せて帰ります。そういえば、今日は亡父と、とあるたいせつな方の誕生日。船の上から、幸福な人生を送らせてもらってること。感謝するつもりです。  無事に家に帰るまでが旅。気をつけて帰ります。  北海道。釧路、札幌、小樽。とってもとっても素晴らしい旅でした。出会った人たちにこころから、ありがとう。たくさんのインスピレーションをありがとう。それらを新しい音楽に込めて、また戻ってきます。みんな元気でね。  多謝&再見。

カテゴリー: 未分類 | 1件のコメント

day#011、おたる潮まつり開幕!

7月25日 土曜日 曇り   激しく、そしてモーレツに愉しかった今年の北海道旅も最終盤。  北海道でのまるでベクトルの異なる3本のライヴ(いったい何曲演奏したんだか)、大トリの小樽、最難関のライヴを若干の酸欠とともにやり終え、もはや燃えカス。この夏、後悔は一ミリもなし。うちのバンドのメンバーが巨大なフェスのでっかいステージに立っているとき、オレは小樽の100年前に建設された小さなハコで大汗かいて、30050人の前で歌ってたけど、「おたる潮まつり」にまつわる2曲をTOKIEさんの力も借りて演奏したとき、なんだかとってもぐっと来るものがあって、人口10万人の町と歴史となんだか繋がったような気がしたのです。  そして、昨日。祭り当日。  もうミッションは終わったのだから。ただの通りすがりのおじさん。燃えカスだけど、燃えることが終わってしまったのはちょっと寂しい。  朝から絶品の鮨をいただき(小樽に来たらぜひ食べてください)、夕方からいよいよ「おたる潮まつり」が開幕。社中のみなさんが町中を「ふれこみ」する。そのみなさんに「シャボン玉」で激励する大役を仰せつかりました。  60年前、社会の変容とともに、衰退する町を盛り上げようと、長谷川さんの叔父さんを中心にはじまったこの祭り。北国の短い夏、僕がお世話になっている家族もお母さんと娘ちゃん二人が参加。彼女たちの踊りを見てるだけで癒される。素晴らしい。  今日はオレも参加させてくれるって言ってたけど、ほんとかな?笑。  ところで、祭りの期間中、例の2曲がエンドレスで町に流れているのです。「おたる潮音頭」は実は10番まであるのだけど、三波春夫大先生も5番までしか歌っていない。普段、オレに歌わせてよ、なんてぜったいに思わないんだけど、祭りのメインステージでもずっと音源が流されているのを見ていて、ここに10番まで歌えるおじさんがいるんで、生で歌わせてよ!って切に思いました、とさ。笑。  だって、せっかく覚えたんだもん。明日、路上でゲリラ的にやるか。笑。

カテゴリー: 未分類 | コメントをどうぞ

day#010、Little Otaru、完全燃焼!

7月24日 金曜日 晴れ   この夏、釧路、札幌、小樽。  それぞれの町でまったく違う曲を本気で奏でること。それが僕のフェスだった。描くとこれだけだけど、なかなかのハードルだった。  長谷川博一さんの奥さんと、彼が散骨された祝津の海に行った。目線の先には彼が嫌っていたはずの泊の原発が見えたけれど、ピースフルで美しい海だった。  さぁ。あとはオレがやるだけ。  めちゃくちゃ暑かったけど、身体の中にいろんなエネルギーが循環していた。主催者のマルコムとオレは長谷川さんが遺したスピリットを循環させたかった。ただ、それだけ。  この夏。後悔は微塵もない。おかげさまで完全燃焼。    今日からこの町は祭りなんだ。もう肩の荷を下ろして、町のみなさんがハレの日を迎えるのを見届ける。  小樽、ほんとうにありがとう。今度は真冬の町を体験してみたい。

カテゴリー: 未分類 | 2件のコメント

day#009、釧路から小樽へ、ドンドコザブーン

7月23日 水曜日 雨   釧路で朝5時に目覚めた。ん?霧じゃん。またしても霧の釧路。今日は晴れじゃなかったのかい?笑。  でも今日はなにがなんでも小樽に行かなきゃならないのだった。  愛する宿に置き手紙を置いて出発。その前に港の早朝食堂で牡蠣フライを食して旅立ちたい。釧路のダイスケとラッコ師匠がそれぞれバイクに乗って見送りに来てくれた。ありがとう。涙。元気でまた会おう。  さて、小樽まで330キロ。  雨を避けるために、釧路 (電車) →札幌 (電車) →釧路 (バイク) →小樽っつーむちゃくちゃな行程を選んだはずなのに、道中ほとんど雨。折れそうになるこころを「おたる潮音頭」をズブ濡れになりつつ、励ましながら6時間半、ようやく小樽の海が見えた日にゃ「翼よ、あれが小樽の海だ!」と言ったとか言わなかったとか。  今回の北海道、ことバイクに関してはほとんどいいことがなかった。でも、それもまた人生。あとになって振り返ると、辛いことの方がメモリーになってたりするんだよね。  愛する小樽では明日のイベントの首謀者マルコムが待っていてくれた。まずはむちゃくちゃに汚れたバイクをできるだけ綺麗にする。なんだか、これだけ雨に打たれると風格が出てきたかも。100年前に建てられた素敵な寝床に荷物を運び込んで、シャワーを浴びて、ようやく人として蘇る。雨に打たれないって、こんなに楽なのね。  マルコムに明日のことを取材しまくって、弦を換えて、長谷川さんの奥さんと小樽の魚をごちそうになって、死んだように寝た。  明日(今日)いい演奏をするためにここまで走ってきたんだから。今日はがんばる。これでオレの今年の北海道3大ミッションは無事フィナーレ(なはず)。美味しいビールが飲めたらいいな。さ、朝10時からリハーサルだ!おー。  我ながら、よく元気に生きてるなぁ、と思う。笑。  毎日100%の人生を歩ませてもらって、幸せです。小樽、まだ間に合います。ぜひ、来てください。祭りの前の、なんとも言えない町の雰囲気、最高です。  ドンドコザブーンだドンザブーン!

カテゴリー: 未分類 | 1件のコメント

day#008、旅はプロセス

7月22日 水曜日 晴れ   僕にとって、旅とは目的地にたどり着くことじゃない。プロセスそのものが旅かな。  だから、オリジナルな方法にこだわる。可能ならば松尾芭蕉方式がベスト。単位時間あたりに移動する距離が短いから、情報量が違う。そうやって旅すると、町の成り立ちが自然に理解できる。20キロ移動するだけで微妙に変わっていく言葉、食べ物、エトセトラ。実は小さいと言われているこの国がとっても多様性に富んでいることがわかってくる。  行動原理は有名とか無名とか、金になるとかならないとか。そんなことではまったくない。今回の北海道なんて収支だけで言ったなら、マイナスかもしれない。それ、仕事じゃないじゃんって言われればそれまでだけど、実のところ僕が受け取ったインスピレーションは計り知れない。次の音楽を奏でる源泉になる。  プライスレス。インスピレーションはコンビニには売っていない。  釧路では20年待ってくれていた男がいた。札幌には16年ご無沙汰していた人たちがいた。そしてこれから釧路に戻って、明日弾丸で向かう小樽には、去年受け取ったインスピレーションをさらに三歩踏み込んで戻しにいきたい。  昨年、小樽と屋久島に行かなければ「Mr.OUTSIDE」はまるで違う形で完成していたと思う。だから、今回の小樽もいろんな人に声を掛けた。円環を描くなにかがあるから、おいでよって。それ以上は誘わない。そして、みんな仕事があるからって来ないと思う。笑  残念だけど、仕方がない。なにかがなければ、3本まるで違うライヴなんか、やらない。リスクが多すぎる。ようやく、これから小樽モードに完全に切り替える。今日は釧路から小樽というアホな距離をバイクで走らせながら、頭の中は身体に入れたはずの「おたる潮まつり音頭」と「おたる潮まつり踊り唄」を道中ずっとソラで歌い続けるはず。  最初、これは無理だよって思った。でも、諦めずに取り組んでいたら、歌詞の一節からじわじわと身体に入ってくる。風景や想い。そこに込められた願いのようなもの。  僕のたいせつな友人、アイオープナーである長谷川さんがいなければ、こんなことにはならなかった。ただ、ひたすらにそのことに感謝したい。ほんとうに豊かな人生を送らせてもらっていることに。  長谷川さんは「小樽の唄まで歌わせてごめんね!」って空から言ってると思う。いいんだよ。僕はあなたの故郷が好きになってほんとうに嬉しい。そういえば、釧路も大好きになったけど。笑。今、電車に乗ってるんだけど、戻る、より帰るって感覚だもん。ははは。  だから、繰り返すけど、旅はプロセスなんだってば。  もう描くのは最後にするけど。小樽。ぜひ来てください。うちの奥さんが来るのは僕からの誕生日プレゼントなのです。笑。いや、マジで。小樽を体験して欲しかったから。

カテゴリー: 未分類 | 3件のコメント