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day#005、留まる勇気

7月19日 日曜日 雨 ほんとうは釧路のライヴを終えて、札幌公演までの間の二日間が旅のハイライトになるはずだった。道東をなにも決めず自由に旅して、たくさんのインスピレーションをスピリットに注入する。 でも天気がそれを許してはくれなかった。もちろん雨の中を進むという選択肢はあった。けれど少なく見積もっても400キロは移動しなきゃならない。それは危険きわまりない。なにより、そんなことをして札幌でいいライヴができるとは思えない。 考え抜いた挙句、釧路にバイクを置いて電車で札幌に向かいライヴを敢行、その夜は札幌に宿泊して、翌日釧路にトンボ帰り。その日は釧路で一泊して、翌日、釧路から小樽までバイクで走るという荒技を選んだ。北海道の大きさを知っている人はこれがどれだけ愚かなことかわかってもらえると思う。でも、安全第一、いいライヴを届けること。旅に出る前に優先順位を決めておいたから、これが最善だと思うことにした。出費?それはしゃーない。若くないんだから。 旅籠の老夫婦は僕の延泊を受け入れてくれた。そしておじいさんは僕のために一番風呂を沸かせてくれた。嬉しかった。昔の旅籠には各部屋に風呂トイレなんかない。それがまたいいんだよね。 そう決めたなら、雨の釧路を満喫すればいい。昨日のライヴ会場ラルゴに店主より早く入って片付けを手伝い、店主のスバルサンバーを借りて、市場の食堂で絶品のカキフライを食し、雨でどこにも行きそびれたともだちを湿原に連れていきなんとかキタキツネとエゾシカだけは体験してもらい、最後にみんなで釧路ならではの鮨を食べにいった。 鮨屋の大将、ワンオペ80歳超。職人になって57年。ひとことも無駄な言葉を発しない。でも、食べればわかるよ、彼がどんな人生を歩んできたか。 奈良美智さんと佐々木亮介に憧れ、背中を押されてバイクで名古屋から流れ着き、スープカレー屋の屋根裏を間借りしてる26歳のKちゃんって子に会った。一年間、この町に住んでいろんな経験を積んで、地元に帰り、双子でライヴができるカフェを作るんだと。冒険心に富んだ素晴らしい若者だった。Kちゃんから晴れの日の霧多布で撮影したラッコの動画をもらったよ。あまりに素晴らしいから、インスタで全世界にシェア。笑。 留まるのも勇気、だと思う。この町にともだちができた。だいたい地図がなくても町は歩くことができる。もう1日、雨の中を滞在して人や町からインスピレーションを分けてもらおうと思う。その前に洗濯だな。笑。 ついしん えっと。今日は「カモネギシャチョー、夏のセール」の宣伝をしなきゃなんだけど、それを書く時間がありませんでした。本日12時に発表。なので、明日10時に購入可能になりますので、見ておいてくれると嬉しいです。趣旨については明日のblogで更新します。なにぶん毎日伝えることが多すぎて。申し訳ない。 本日10時からThe Yokohama Sessions、豊橋公演のメール受付を開始します。豊橋のHouse of Crazyでこのバンドを体験してもらうのは僕の念願でした。決して広くはない会場で生音が身体に降り注ぎます。滅多にできない経験になると思います。中部地方の方、関東の方、日帰りもできる時間設定にしました。ひょっとしたら、すぐ売り切れる可能性もあるので、なる早でゲットしてください。サムズアップのスピリット、豊橋にお届けします!

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