interviews

「海さくら」のフリーペーパーのためにインタビュー。一部、転載します。
明日は福岡にてラビッツ、見参。

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震災が起きたとき、僕はアメリカに居ました。鉄砲玉のような性格の僕が今、どうしてアメリカに居なければならないのか。その意味を噛み締めながら、CNNと、NHKのニュースをネットで同時に観ていました。
それから帰国し、被災地に出向き、この状況には戦後、この国が積み重ねてきたすべての矛盾が含まれている。
そのように感じました。特に原発の問題に関しては、その電気を使っていたのは僕であり、他人事ではない、と云う前に、自分の問題だと。
僕らが出来ることは、大したことじゃないかもしれない。けれど、福島県相馬市中村町何番地。そのようにピンポイントで支援し続けることはできる。中川敬とも話したのだけれど、そのピンポイントをどんどん増やし、それぞれが一点を見極めることで、連携しながら全体を観る。そのようなことが僕らミュージシャンに求められている。
そう感じています。起きていることはとてつもない。けれど、僕らがそれを放棄することはできない。それは自分のlifeを諦めることだからです。だから、しつこく続けていきます。子供たちが未来に希望を持てるような。ジジババに感謝を忘れることがないような世界。未来は待って手に入るものではなく、僕らが創るものだ、そう思っています。

このようにピンポイントで支援を続けることは、フットワークが軽く、刻々と変化する状況に合わせて、支援の方法をシフトすることが出来ます。この世は信じるに足りる。そのような世界であって欲しいと思っているし、生きている限りはそれを諦めません。

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