2月23日 木曜日 ドニゴール・ウェザー
この旅の目的のひとつは、いのちの誕生を祝福することだった。去年の10月ごろ、親友に初めての子供が生まれると、そして同じ時期に娘のように接してきた子(僕のアイリッシュ・マザーの孫ね)に生まれると。僕はその場で「じゃ、行くね」とメールを書き送った。53にもなって、一度もそんな場所に接したことがなかったし、なによりも訳もなく行きたくなったから。
毎日、パブではその話題になるのだけれど、僕が滞在している間には生まれなかった。でも、そんなこと、どうでもいい。彼らが新しいいのちを街じゅうで心待ちにしている風景はとてもぐっと来るものだったし、何よりも、大西洋の側に眠る偉大な母がとっても喜んでるよ。
みんなで産んで、みんなで育てる。でも、きっと育てられてるのはこっちの方なんだろうね。
8歳だったPADDYは11歳になって、ゲームに夢中で、そして瞳の澄み方が半端なかった。あいつが伸び伸びと生きていける世界にしなきゃ。人口1000人、61人の小学校を卒業したら、20人規模の島の学校に行くんだってさ。いやはや、こっちが教えられてるよ。PADDY、またね。アホな父ちゃんをよろしくね。
HEATWAVE new album tour 2017“CARPE DIEM”
2017年5月3日(水祝) 福岡 DRUM Be-1
OPEN 17:00 / START18:00
2017/05/04(木・祝) 大阪 Shangri-La
OPEN 17:00 / START18:00
2017年05月11日(木) 東京 duo MUSIC EXCHANGE
OPEN 18:00 / START19:00
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きっとこの歌も違って聴こえるかな。お母さんが亡くなるとき、耳元で聞かせてくれたんだってさ。泣。
山口さんのお陰でPAULさんの音楽を知り、生で見る機会を得られたことに感謝しています。素晴らしい夜でした。
PADDYくん、可愛いすぎます!(o^^o)
山口さんの旅、こうやって触れることができて
とても嬉しいです。
今日は連載を読める日かな?とワクワクしています。
異国からの便り、日々の楽しみ。
本当に綺麗な瞳。と肌ですね。笑
瞳の中の少年ならぬ少年の瞳。
モノクロームの写真は色々想像できていいですね。
いのちへの祝福も写り込んでいるんだろうな。
写真で、言葉で、そして音楽で、またお知らせください。