遅れてきた軍国少年S

5月12日 火曜日 晴れ

まず、HW応援グッズですが、少なからず応援してもらったことにとっても喜んでいたら、スタッフから「道のりはまだ半ば」と指摘がありました。なので、引き続きよろしくお願いします。大汗。

 

本日はジョー・横溝の誘いで「能登に想いを馳せる」イベントに出演しています。ステージで使用したハーモニカやカポなど、安価で出品しておきます。ハーモニカなら、誰でも音出せるしね。気軽に来てください。

 

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昨夜から今朝にかけて。新鮮な体験をしました。

夢とうつつの世界の中で、茫然とした意識の中で明確に作曲するという体験。荒漠とした風景の中をバンジョー1本抱えて進んでいく少年。キメのフレーズも全部あります。こういうのとっても珍しいことです。

軍国少年S(←オレの父親だと思われます)、父親(祖父)が日本人学校の校長だったので、満州と朝鮮で育ちました。つまり侵略した側だったのです。ところが日本の敗戦が決まった瞬間、ロシア兵が攻めてきて、命からがら逃げ帰ることになる。山脈を越える途中に妹を亡くす(実話)、なんとか日本に帰ったものの、それまでの教科書は黒塗りに。いったい軍国教育とはなんだったのか。

愚かな戦争の実態を知るにつけ、軍国少年は生涯「反戦」を貫くことを決意する。

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そんなストーリーが完璧なアレンジ、メロディー、リズムとともに、寝ている間にもたらされたのです。今あるのはイメージだけで、歌詞を書くのは難儀しそうだけれど。

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たぶん、父親からの時空を超えたメッセージだと思われ。これは時間をかけてもモノにしなければ、と思っています。

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異国での少年時代、天皇が祀られた祠のようなものに背を向けているだけで教師に殴られたと僕に語りました。全員軍国少年で、国のために戦争に行くのだと信じて疑わなかった、と。彼の考えが変わったのは、命からがら引揚げて、アメリカが進駐し、それまでの教育のベクトルが180度変わったからだ、と。あれだけの殺戮、戦死、疲弊、そして洗脳はいったいなんだったのか、と

僕に対してなんの教育もしなかったけれど、身体が弱かった僕にキャッチボールだけは教えてくれた。そしてときどき今はなき平和台球場に野球を観に連れていってくれて、国歌斉唱のとき、彼は僕にこう言うのです。「オレは立たないけど、お前がどうするかは自分で決めろ」。わずか5〜6歳だったけれど、今となっては素晴らしい教育だったかな、と。

志半ばで倒れた彼の無念が、このあり得ない時代を生きる中で、とつぜん僕に引き継がれた。そんな感じです。ほんとうのメッセンジャーならば、命の輝きを忘れることなく、自分の役目をまっとうしたいと思います。

 

 

 

 

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遅れてきた軍国少年S への6件のコメント

  1. より:

    昨夜、映画「紅いコーリャン」を観て、戦争の愚かさになんとも言えぬ
    気持ちを抱いて眠ったところでした。戦争は絶対に起こしてはいけない。
    始まったら最後、誰もそこから逃げられないものです。それがよくわかる映画です。

    山口さんにお父様から届いたメッセージ。
    私たちにも音楽を通してつなげてください。

    本日の「音能登」。伺います!

  2. ハリー より:

    すみません。
    うまく購入できません。

    教えてください。

    こちらのアイテムはこれ以上購入できません。
    というメッセージがでて来ます。

    • Yamaguchi_Hiroshi より:

      スタッフから連絡です。

      カートにひとつ商品が入っていませんか?カートに商品が入っていると、そのように表示されるそうです。

      一度カートに入っている商品を削除してやってみてください、とのことです。

      • ハリー より:

        ご指摘ありがとうございました。

        購入出来ました。

        どうも有難うございます。

        とても楽しみです。

  3. R&Rが好きな脳外科医 より:

     戦前・戦中派の方々が国歌を起立斉唱なさらないこと・なさらなかったことに対し深く考える・思いをはせる必要があります。しかしながら政治家を含め戦後生まれの現代人が国歌斉唱を拒否することに対し非国民(なんてひどい言葉でしょう)・半日・パヨクなどと簡単に、浅はかに決めつけられるのが嘆かわしいです。もっと人間は寛容であるべきです。同様に憲法を普通に護ることに対しあからさまに非難する(キョンキョンがいい例です。)傾向があることが恐ろしいのです。自民党費・官房機密費・政党助成金を使ってSNS操作、ネット情報操作をしているのではと勘ぐってしまうほどです。あの人ならやりかねませんので。

  4. kz より:

    かつては反戦平和があたりまえだったのに、日本国憲法を朗読したら左翼だとか、はだしのゲンが学校の図書室から撤去されるとか、いつのまにかおかしなことになっていて、でもそれは戦争を知る人の声を今まで聞かなかったり、遠ざけたり、聞いていても受け止めていなかったりしてきたこの社会の結果なのだろうとも思いました。山口さんが書かれているように、リアルな戦争の声を聞き、知り、伝え、広げていくことがこれから意識的にさらに必要と感じました。自分がやる、自分からやることが大切だと。

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