7月16日 木曜日 晴れ
移動するなら船がいちばん好き。リニアモーターカーの時代に逆行する遅さ。でも一度も退屈したことはないし、日常から自分を切り離すのには最適。そして、いつも死んだように眠れる。うちの奥さんに船旅を好きになってもらおうと、高い部屋を予約したこともあるけど、その時気づいた。オレはどんな場所でも船なら永遠に寝てられる。どっちかって言うと、蚕棚棚みたいな場所の方が妙に安心して熟睡できる。海がシケていてもなんだか胎内にいるみたいで、アホみたいに眠ってる。ははは。
たまに起き出して地図をガン見してるけど、基本的には寝てる。みんなも船旅やってみて。最高だよ。ちなみに来月頭にまた1人でバイクと九州行きの船に乗るつもり。
天気は奇跡的になんとか持ちそうで、釧路までの高速走行を免れた。苫小牧から日高方面、襟裳岬に向かってトコトコ走る。大樹町ってとこに宿が取れたから、天気が良ければ襟裳岬は明日行ってみるかー。
⬆︎とここまでは船の中で携帯で書いておいた。この先なにが起こるかも知らずに。笑。
午後2時過ぎに苫小牧に上陸。瞬間、肌で感じたよ。こりゃ苦戦するなって。だって、体感温度(バイクのね)はマジで20度以上は違うよ。寒い。ずっと霧っぽかったんで、身体に付着した水分の気化熱でエネルギーまで持っていかれる。ウェアも手袋も数種類用意してあるけど、換えるのも面倒だから、ってつい頑張るのがアダになる。
ふと気づくと跳ね上げた泥で身体もバイクも惨憺たる状況。笑。こんなんなら、思いっきり雨に打たれた方がまだ開き直れる。
でも、これがバイク旅です。快適なのはいつも一瞬。今回のフェリーも一匹オオカミ系いたけど、オレも含めてマゾ体質なんだろうね。辛くて燃えるみたいな。笑。いかにもビギナー然としたカワサキW230の軽装備、薄着の一人旅の女の子がしばらく同じ道を走ってたんだけど、大丈夫かなぁ。。。心配だ。でも、あなたカッコいいよ。
バイクに乗るってことは写真撮れないってことなんです。もちろん降りれば撮れるんだけど、ごめん。フォトジェニックなことって、脳が記憶するのがいいと思うのです。もちろん、これは伝えたいと思ったら撮ります。
なことより、今日は安全に目的地に着くことが第一だったと理解してください。たった200キロ弱なんだけど、着いたらボロボロ。
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ところでね。道中自衛隊の駐屯地?があったのです。「射撃音注意!」って看板がたくさんあるから、いやいやオレ、富士山の演習場でも聞いたことあるしって。瞬間、とんでもない炸裂音!!!!!なんじゃーこれ!真面目な話、62年の生涯でNo.1の爆発音。オレ、マジでびっくりしてコケるかと思った。
なにこれ?こんな音が生活の中にあるのって?どーいうこと?どうやら対空ミサイルの音らしく。あたまおかしいってば。ニンゲンってなんでこんなにバカなん?なんでこんなこと練習しなきゃいけないわけ?オレを平和ボケと言う前に、この音聞いてみて。とんでもないよ。いつだって前に愛だろ愛ってメットの中で怒り叫んだら、瞬間でっかい虫がメットに激突してお亡くなりに。ブルータス、お前もミサイルかっ!
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昨日ネットで唯一予約できた不思議な宿。結構なお値段だったけど、にゃんと無人。オレもたいてい旅をしてきたけど、無人って初めてだな。家が空いてるので、民泊始めました的なやつかな。5~6人は泊まれそうだけど。
もはや町に行く気力もなく、セコマで修行僧みたいなご飯を買って爆死寸前。
2日目にしてハードだったなぁ。。。
あんなに汚い自分のバイクを見たことがなかったので、疲れてたけど、磨きました。汚い乗り物、嫌い!
ピカピカにして(どうせ明日汚れるとしても)風呂に入って体温上げて、泥まみれのウェアも洗って、飲んだビールは最高でした。
明日はどのルートで釧路に行くのか。天気と相談して考えます。まずは寒さ対策からだな。
ハハハ。なんか楽しくて、ニヤニヤしながら読みました。安全とか楽とかじゃない方に飛び込んでいく感じ、いいな。もちろん、山口さんのことだから、移動にあたっては十分安全に気をつけてくれているとは思いますが、気持ちの面でせこい守りに入らないというか、冒険心があるというか。その姿勢、見習いたい(あやかりたい)です。
引き続きご安全に、風邪などひかれませんように。いつも欠かさずロックンロールダイアリーの更新をありがとうございます。
今日も東京は酷暑ですよ。
寒いなんて想像しにくい!デス。。
インスタを見て、変わった宿だなぁ、さすが旅慣れしてるから面白い宿見つけるなって思ったんだけど、ヒロシさんも面食らったみたいですね(笑)
でっかい虫アタックですが、この時期だと牧場付近とかにはアブがいるのでご注意を!
胸元から入ったりすることもあるので。
寒いから胸元があいてることはないかな?(笑)
引き続き安全に。あと体調にも気を付けてくださいネ。
辛くて燃えるという言葉に励まされ、ミサイルの音の激しさが耳元で響き、バイク旅の諸々の過酷さが胸に迫りました…。無事に釧路に到着し、イワシ料理を堪能する時間が取れたら、体調も少しは回復しますかね。いくつか専門料理店があるかと思いますが、釧路で食べたイワシのお寿司の味は今も心に残っています。
御自宅にお戻りになられたら、Milton Nascimentoの映画『ビトゥーカ』を是非観ていただきたいですし(先日のEgberto Gismontiのコンサートのときにチラシが配られていた映画がいま上映中です)、9月の中旬に始まるPeter Barakan’s Music Film Festival 2026では、例のDonal Lunnyのドキュメンタリー映画が再度上映されると聞いています(6月の回の終映後のトーク・ショーのときやラジオ番組で、Peterさんが今年の映画祭でまた観ることができるとお話をしていらっしゃいました。とても丁寧に作られた映画でしたので、私もまた観に行こうと思っています)。
ツアー中の無事を願っております!