day#017、福岡へ

9月4日 金曜日 大雨

雨が降り続いています。山って雨が降るととんでもないんです。ピースフルな状況は一変。天に怒られてる、みたいな感覚。実際のところ、そうかもしれないんだけどね。笑。

このまま麓にバイクで行くのは危険な状況。空を見て、雲を読んで、カッパをフル装備で着て、今しかないだろってタイミングで自分を信じて麓へ(大げさ)。

無事、軽自動車を借りました。スズキのスペーシアってクルマ。クルマ屋さんが荷物が載る方がいいですねって、選んでくれました。

乗って驚いたのなんの!なんじゃーこりゃーって感じ。すごいなぁ、Japanの技術力。僕が知ってた軽自動車とはぜんぜん違う。めっちゃ広いし、荷物載るし、USBはタイプAとCついてるし、勝手にハイビームになるし、ハイブリッドなのでおそろしくガソリン減らないし。。。僕のバイクの排気量の約半分しかないのに、なんでこんなにちゃんと走るんだか。

逆に考えると、ハーレーって?

これは売れるわ。前のクルマが事故ったときに借りてたファミリーカーはまるで興味なかったけど、山の家に軽トラ買おうかな。。。サイケな色に塗ってデコトラにしたりして。いや、目立つからやめよう。

たぶん、地方のお母さんが子供の送り迎えをしたり、買い物に行ったりってクルマなんだと思うけど、素晴らしいですね。感服しました。終のクルマは農道のポルシェ、サンバーだな。

山の生活にもすっかり慣れて。このところは会話もないし、ずっと一人で暮らしています。寂しいかって?ぜんぜん。夜8時ころにはもはや眠くなって、午前3時には目が覚めます。自然のリズムにこちらが合わせるしかないのがとても気持ちいい。

ランニングしながら、都会でミックスした音源を聴きます。良し悪しが瞬時にわかるのです。あのライヴはフィジカルな形でリリースします。決めました。とかね。

ぶ厚い星野道夫さんの本を持ってきたのもよかった。あの本、星野作品を全部読んだ方もぜひ。こころ洗われますよ。持って帰って若い人に差し上げようと思います。

SNSってね、無意識に人と自分を比べるところがあると思うのです。そんなことどうだっていいのにね。なので、自分が発信するときは、こんな生き方でいいんだってことが伝わるようにこころがけてます。あの人、遊んでていいねって。いやいや、実はむっちゃ働いてます。なにもかも自分でやらないと、なにも起きないのですよ。究極のマルチタスクです。

でもね。それが気持ちいい。すべてのイニシアティヴを自然に握られているところが。今日、バイクで福岡に向かうのは自殺行為なわけで。だったら、なんとかするしかないんだけど、なんとかなるんです。おかげで、軽自動車の素晴らしさを知る、みたいな。

毎日どういう形でか絵を描いてるんだけど、スケッチブックが2冊目になりました。思い浮かんだこと、忘れたくないことを描いておきます。これもまた楽しい。写真とはまたぜんぜん違うのです。どう描こうが、自由だし。これは辻仁成さんにお礼を言わなきゃ。彼はまさにアイオープナーでした。

昨日の和子さんのオクラ、絵に描いてからいただきました。とても良かった。味と視覚と深いところに刻まれるから。

どうでもいいことから、どうでもよくないことまで。いろんなことを考えます。そして、たいていの場合、なにを大切にするべきなのか、あぶり出しみたいに見えてくるのです。

どうでもよくない話をするなら。

どうして人間は武器を持って殺しあうのか。僕にはまるでわからない。考えれば考えるほどわからない。「信頼」とか「対話」とか。大切にしなきゃいけないことはそれだけなのに。

お花畑じゃなくて。ここで暮らすのはそれなりに苛烈なのです。だから、感覚はすごく鋭敏になっています。直感もね。研ぎ澄まされてる。それゆえの穏やかさがこころの中にある。

怖れはともだちになるべきものであって、それに動かされちゃいけない。誰がなんと言おうとも。自分の感覚を信じなきゃ。

自分がこれをやりたい!と思ったライヴしかやるつもりはありません。頑固なんじゃなくて、そう思えないステージ立ちたくないのです。それはね、ステージの大きさを意味しません。小さくても意味があれば、全力で取り組みます。

週末の福岡、熊本。山でたっぷり考えて、スペシャルメニューでお届けします。ぜひ、気軽に来てください。見た目、山男にしか見えないと思うけど。

これからの今年のライヴも乞うご期待ってことで。身体の中にエネルギー、満ちてます。

じゃ、これから豪雨の中、福岡に向かいます。むっちゃ都会に見えるんだろうなぁ。。。ちょっと怖い。

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day#017、福岡へ への3件のコメント

  1. 今城真人 より:

    いつも、すてきな話をありがとうございます。おはなしにうなづくわが子星月夜、65年前の亡き母の読み聞かせの記憶が甦りました。注文の多い料理店、宮沢賢治、耳なし芳一、ラフカディオ、ハーン、、、。天国の母に感謝です。

  2. のり より:

    今でもサンバーってあるのかな?
    スバルが軽自動車の生産をやめて何年経つんだろう?
    今スバルで売っている軽自動車はダイハツのOEMだったはず。ヒロシさんのイメージするサンバーとは違うかもしれませんよ?
    それでも軽自動車はずいぶんと進化したと軽自動車乗りの自分も思います。
    日本独自の規格だからこその進化なんじゃないかな、と思ったりもします。
    それでは、悪天候の中でのライブや生活、気をつけて楽しんでください。

  3. ひで より:

    スズキの車、かなりの田舎でも修理工場が販売店を兼ねてたりして看板を目にすると思います。小さくて誰でも乗れるようにと手に届きやすい価格。
    小さいながらも堅実な経営をしてる日本の良心的存在の会社だと思います。

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