9月11日 金曜日 雨
急に秋ですね。
3週間も家を空けていると、言わずもがな、やることが山積みです。
まずはドロドロだったバイクをピカピカに。僕の場合、これをやらないと旅が終わりません。次に自動水やりシステムで巨大化した植物たちを庭から一旦階下のガレージまで運びます。この作業、家の中を通過せざるを得ないので、かなり泥だらけになります。すべての植物を洗浄、剪定、乾燥させたあと、家に運び込みます。
かなりの重労働。
それから雨で壊れたバイクをハーレー屋さんに。毎度、なんだかなぁって感じで壊れます。雨には気をつけてるけど、避けられない雨はどうしようもないもんね。
船に乗ってる間に、帰ってやるべきことを箇条書きにしておいたので、にゃんとか1日で大まかな作業を終えることができました。そんな色気のない1日。
お知らせです。
ピーター・バラカンさんが選んだ音楽映画フェスティバル、「Peter Barakan’s Music Film Festival 2026」が有楽町の角川シネマで開催されます。
9/26(土) 16:00から僕の音楽の大師匠であるドーナル・ラニーの人生を描いた作品、「イン・タイム ドーナル・ラニー」が上映されます。終演後、トークゲストとして登壇させていただくことになりました。
敢えて事前に観ることなく、観客の皆さんと同じく、僕も初めてその回で体験した方がいいのかな、と思っています。なので、なんて書いたらいいんだろう。僕の師匠の映画、一緒に観ましょう。彼からたくさんのことを手渡されました。惜しげもなく。それはほんとうの意味で音楽愛でした。映画を見たあと、そんなことを共有できたら、と思っています。
閑話休題。
ふと思い出したんだけど。故長谷川博一さんに誘われて。中野サンプラザでボニー・レイットを体験しました。ある曲がとつぜん刺さって、訳もなく涙が止まらなくなったことがあります。そんなことは後にも先にもこのときだけで。自分の反応に驚いたけれど、もういい、涙枯れるまで泣いてしまえ、と。コンサートが終わる頃には体験したことのない深い感動に包まれていました。でも、それがなんだったのか、未だにわかりません。でも、わかる必要もないの、かな。
彼女のヘビーな人生から生まれた希望のようなものに同調したのか?まるで昔のラジオのように、ばっちりチューニングがあって、いろんな感情がこころの中に入ってきて、かき乱されて暴発したのか?
忘れられない体験でした。
それを思い出したのも。ドーナルを僕の赤いスポーツカー(笑)に乗せて東京の街を走っているとき。ブルース・コバーンの「The Whole Night Sky」が流れてきて、イントロを聴いた瞬間、ドーナルが「ヒロシ、このスライドギター誰だい?」って。「ボニーだと思うよ」。「そうかい。彼女には先週会ったけど、このギターには彼女の人生が詰まってるね」って。そして素晴らしいギターソロを二人で黙って聴いたことを思い出したからです。


たしかに旅の終わりは点検や片付けや掃除をすることで完結するのでしょう。阿蘇もきれいに掃除して、都会に戻る。すっきりする気持ちになるのだろうと思います。
私も日々、丁寧にしていこうとこのブログを読んであらためて感じました。
ドーナル・ラニーの映画、興味深い。行くのは叶いませんが、ブログが楽しみです。
そうそう、佐野元春さんトリビュートの「BORDER」アナログ盤で出るニュースみました。
ヒートウェイヴの「君を連れてゆく」をレコードで聴けるなんて、最高すぎます。
The Whole Night Sky 良いですね。 ボニーだったのですね。
ありがとうございます。
スーザン•テデスキのAngel from Montgomeryのカバーが凄い好きなんですが、ボニー•レイットの同曲も素敵でした。
好きなミュージシャンがまた一人増えました。
ありがとうございます!