9月12日 土曜日 曇り
都会に帰ってきたら、どうでもいい情報の渦に嫌でも巻き込まれる。遮断は不可能。
「どんな気がする?この時代に正気を保つのは」
と書いたのは1995年のこと。確かにあの頃もそう書かせるだけの薄気味悪さがあったけれど。
会見もせず、したとしてもプロンプターをガン見、公邸に閉じこもり、言いたいことがあればXで自分の手柄を延々と発信、そのプロモーションのためにこれまでの10倍の予算を使い、見たくもない粗悪なPVを税金で作り、なにひとつ具体的な政策は遂行できず、武器を作り輸出し、国民には話しかけないのにロボットには「私の今日の格好どう?」と話しかけ、歯のホワイトニングと美容に精を出す、史上最高にサイコな総理大臣。
来るところまで来たなぁ、という実感。こんな税金の使われ方をしてなんで国民は腹を立てないのか。
この映画、日本映画なのです。アメリカでは無理だと思う。だから、見たかったのだけれど、圧倒的に公開されている映画館が少ない。なにがしかの力が働いているのではないかと疑いたくなる。
子供の頃、7時のニュースのトップはたいていベトナム戦争にまつわるものだった。子供心に、鉛のような雲が垂れ込めているようで、ほんとうに嫌だった。行ったことのないベトナムを想像して震えた。どうして人が殺し合うのか理解できなかった。
アメリカでスノーボードをしていると、傷痍軍人にときどき会うのです。貧しいものが戦場に駆り出される。図式はどこも同じ。X-GAMEのスポンサーは軍だったりするのです。ほんとうに狡猾で許し難い。福岡市が若者の名簿を自衛隊に提出した、とかね。
張本さんが亡くなり、彼の被爆体験がまた人々に伝わることになった。ニンゲンは愚かだから、伝えることを怠るとまた同じ過ちを延々と繰り返す。僕が何と言われようと戦争を嫌悪する理由は、父親の人生を無茶苦茶にしたからで、彼が多くを語らなくても(語れなくても)その苦しみは幼い僕にも理解できた。だから、彼が果たせなかったことを、最後の一匹になったとしても諦めるつもりはない。
デニーさん。ある意味でウチナーンチュが羨ましい。能動的に「投票したい!」と思えるから。消去法じゃない一票。彼は目が綺麗。そして全沖縄を背負ってるから。がんばってほしい。
ブラフマンが八代で昨日ライヴをやったらしい。そのライヴハウスは震災で取り壊しが決まり、最後のライヴだったのだと。行こうかと迷ったけれど、僕ひとり分でも八代の人が見るべきだと思って行かなかった。ほんとうに素晴らしいな、と思う。胸が熱くなった。
考えることを放棄することは人生を諦めるのと同義だと思う。
正気を保つことには苦労するけれど、それでも逆風の中、笑いを忘れず生きていくために音楽はあると、僕は信じてる。
右も左もない。イデオロギーなんてどうでもいい。誰になんと言われてもいい。僕とあなたがそれぞれにどう生きるか、たいせつなことはそれだけだと思う。
あの狂人たちが計りしれない支配欲と承認欲求を持っているのなら、僕らはそれを手放せばいい。丸腰で。いちばん勇気が必要だけど。
あの美しい、星空と海が綺麗な石垣島にミサイルが配備されている。その光景を見てごらんよ。また沖縄に背負わせるのか、と。原発と同じで、腹の底から怒りが込み上げてくる。
生きるってことは、誰かの犠牲の上で自分が生き延びること。生命体の本質は誰かの命を奪って、それを食べて生き延びること。でも狩猟して、殺して、解体して、食べて、その本質を知ったなら、湧いてくるのはきっと感謝の気持ちであって、無駄な殺意や征服欲ではないと思う。
僕は魚も、牛も、豚も、鳥も殺せない。だから、ほんとうは自分で殺せないものは食べてはいけないと思ってる。ってくらいにはニンゲンは矛盾を抱えて生きていると思う。
中村哲さんのように強者ではないけど、彼の教えは守っていきたいと思っています。
「たとえ皆殺しになっても人を殺してはいけない」
「鉄砲で脅す奴は卑怯者だ。それに脅えて鉄砲を撃つ奴は臆病者だ。」
卑怯者にも臆病者にもなりたくないと思っています。
朗報
『BORDER – A Tribute to Motoharu Sano -』
なぬ!アナログ発売されるんだと!
202612/16発売だって!
アナログ盤リリースにあたって、佐野元春からのコメント
1996年、次世代のバンドが僕の歌に新しい風景を見せてくれた『BORDER』。30年の時を越え、アナログ盤として再び針が落ちることをうれしく思います。ぜひあの自由な響きを、今の耳で楽しんでください。
佐野元春
これはどうでも良い情報では無い!
デニーさんには再び沖縄を引っ張っていってほしいです。
私が即時にできる事は何か…と考え、支援金を。
私が払える位の金額なのに…メルマガを(今日まで)
送ってくれました。勝て!! 勝ってほしいです。
ネルソンさんは観に行きます。
塚本さんの「野火」という映画を夏に観ました。
山口さんにもオススメします。では。
映画、公開中止になるかも知れないと思い、上映初日の一回目の回に飛び込みました。
凄かった…。僕が今まで観てきた戦争映画の中でも、リアルさにおいては群を抜いています。
そして、もし戦争の場に自分が置かれたらどうなってしまうのか、自分事として戦争を考えさせる訴求力もこれまで観てきた中で一番です。
これは多くの人に観られるべき作品であり、こんなに上映感が少ないのは絶対におかしいです!
是非多くの皆さんに観ていただきたい。そして、上映館拡大の波を起こしていきたいです。
沖縄県知事選、僕は古謝さんの方がいいなと思ってます。
人の悪口を言わないところが信用出来ます。
そして知事を任せられる能力もあるんじゃないかと。
経済も何かも停滞してる沖縄に新しい風を!って感じです。