弘前にて

2006/02/14, 23:07 | 固定リンク

2月14日 火曜日 雨 

 全身筋肉痛なわけです。理由は明快。持ち運んでる荷物が多いからす。ギター一本とは云え、その廻りのもの何だかんだ。積み重なると、重くなる。一番ムカつくのがコンピュータ。でも、これがないと、情報をみんなに伝えられないしね。アップルさん。お願いだから軽いものを作って下さい。でも、こんな身体じゃ、演奏に支障をきたす。だから、熟考の末、着るものを東京に送り返した。もういい、俺は着替えない。だから、いつものようにダンディーに決まってなくても、許して下さい。(笑うな!)だって、明日からの行程表を見たら、在来線の乗り換えが複数組み込まれてるんだもん。ざ、在来線って、この荷物を抱えて、ホームの上り下りをするってのは、死ねっつー言葉に等しいんだってば。おまけにね、道は雪で滑るんだよ。危ないんだってば。そんな訳で「初めての泣き言」を書いたらすっきりしました。
 魚さんから電話があって、「お前のハープが必要だ」と。やりますとも、魚さん。

 弘前。地元のシンガー、竹内君が歌ってくれ、合流したコメが歌ってくれ、そして俺も歌った。客席から俺が感じたこと。一般的に東北人はシャイだと云われる。でも、心の中はそうではないと思う。云いたいことが云えずに引きつってしまう人の方が俺は好きだったりする。そんな意味では俺もシャイの部類に入るのかもしれない。でも、終演後、僕やコメのところに来てくれた人々は決してシャイではなかった。地元のシンガーは自分の歌の録音物を、件の斉藤さんはまっすぐなエロ話を、若いミュージシャンは野望と不安を、誰かは椅子やテーブルを運んで、ライヴの手伝いをすることを、何処かでこのライヴの開催を知った人は自ら照明の卓の前に座ることを、エトセトラ。確かに俺と音楽と弘前を結ぶ線が見えた。とりあえず、やるべきことは新しい音楽に全力を注ぐことだと。毎日同じことしか書けないけれど、ありがとう。弘前。今後の俺やコメに期待して下さい。応えはそこの中で。多謝&再見。

1. ハピネス
2. I have no time
3. Still burnig
4. 灯り
5. パラノイア・ボヘミアン・ブルース
6. トーキョー・シティー・ヒエラルキー
7. 遠い声
8. フールとクール
9. パンダマン・イン・ユア・ソウル

Encore
10. unkown w/竹内晃
11. Goast w/古明地洋哉
12. 世界の果て w/古明地洋哉


 

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by 山口 洋