東京にて

2006/03/08, 17:51 | 固定リンク

3月8日 水曜日 晴れ 

 島根県出雲市のホテルにて昼過ぎに目覚める。さすがに蓄積した疲労は隠せず。でも、今日は東京に戻って、ライヴなのだった。狂ってる。ホテルに地元で居酒屋を営んでる夫妻が迎えにきてくれた。彼、見た目は怖いけど、とても純朴。その細君はとてもきれいだし。お土産に干物と焼酎をもらって、東京に戻る。その干物がね、美味そうなんだ。ゆっくり喰ってみたいねぇ。俺はね、故郷の同級生に会うことなんて、滅多にない。でも、この街の連中は子供の頃からの知り合いなんだ。会話を聞いてると、小学生がそのまま大きくなったような感じに聞こえる時がある。それはそれで大変なこともあるんだろうけど、ちょっと羨ましかったりもするのさ。

 東京に戻り、車でロフトに運ばれる。久しぶりの東京は「ブレードランナー」みたいに見える。俺は疲労で半ば、自暴自棄。もうなるようにしかならんやろっちゅー精神状態。でも、不思議なもんで、ステージに上がると、急に元気になる。俺はアホなのか?多分、アホだね、間違いなく。OKIとは10年振りくらいに会ったし、シオン先輩と松田大先輩の演奏をじっくり聞くことも出来た。みんな、重ねた年輪と、それでも前に向かう姿勢に、俺も疲れてる場合じゃねーな、とエネルギーを頂く。こりゃ、仕事帰りにこの音楽聞いたら、たまらんね。何か、じーんと来るけど、明日もがんばるぞー、とか訳もなく思うね。

 終演後、諸先輩方とゆっくり話した。多分、もう飲む力は残っていなかったはずなんだけど、飲めるんだな、これが。いい時間だったなぁ。にゃー。素敵な人たちだにゃー。いつか一緒に演奏したいにゃー。俺は完全に元気になったんだけど、どうやって帰ったのか、覚えてない。おめでとう、ロフト。そして、みなさんお元気で。余計なお世話と思いつつ、どうかお体に気をつけて。また、何処かの空の下で。多謝&再見。

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by 山口 洋