欲深きは

2006/10/16, 00:42 | 固定リンク

10月16日 月曜日 天候不明 

 燦々と降り注ぐ太陽を浴びて、泥のように眠る。夜の9時まで死んだように寝る。起きて、何でこんな日々を送っているのか、考えてみたら、自分でも制御できないタチの悪い「表現欲」みたいなもんが、脳味噌のド真ん中に鎮座してることに気づく。昨夜なんて、わずか3行を歌う体力しか残っていなかった。それを歌ったなら、5分の休憩が必要になる。そこまでして、周囲を巻き込んで、俺は何やってんだろう?と自己嫌悪に陥る。
 どうやったら表現できるか不明だけれど、頭の中に鳴っている世界に近づいていく。それが間違っているとは思わない。けれど、現実には、体力、時間、予算、その他もろもろ。いろんな制約がある。それをも含めて、今できたことが自分の実力ってことになる。そう考えるなら、やれることをやることでしかないんだ、と妙に心が軽くなるのを感じる。今頃気づくな、自分ともう一人の俺が云ってるけど。

 カメラの中にはロクなものが残ってなかった。でも、この6日間、実際のところ眺めていたのはこんな風景でした。

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by 山口 洋