通りからボルケーノが見える街、鹿児島県鹿児島市にて

2007/11/17, 17:27 | 固定リンク

11月17日 土曜日 曇り 

 半年前に北国から旅を開始して、遂に九州最南端まで辿り着きました。ひとえに遠かったっす。日本はとんでもなくデカいですから。鹿児島に来たのは多分、中学の修学旅行以来。メインストリートから夕陽に輝く桜島が見えた日にゃ、ちとばかしぐっと来ました。もう一度書くけど、メインストリートからボルケーノが見えるとですよ?あり得ない風景です。素晴らしい。
 初めて来たにも関わらず、お店もオーディエンスも暖かく迎えてくれたとです。オープニングで歌ってくれた、トウヤマ君は珍しいくらい魂がきれいな若者やったとです。
 にもかかわらず、俺は久しぶりにステージで酸欠。頭に白いものが横切っていきます。こんな状態で、本当に申し訳ない。でも、音楽に魂は込めましたから。また、必ず戻ってきますから。ありがとう。

 翌日に福岡でイベントが控えていたので、鹿児島に滞在することも、地のモノを頂くことも、薩摩人と会話をすることもなく、そのまま福岡へと運ばれました。せっかく、ここまで来たのに。残念無念。

 今、九州某所で静養しとります。九州シリーズ。タフな旅でしたが、いろんな事を心に刻んだとです。「自分の住む街に来てくれて、ありがとう」。その言葉に励まされて、何とかやり遂げることが出来ました。旅を共にした「つくす」のスタッフ、心からありがとう。昨日、池畑さんに云われたとです。「10日に8本で身体にガタが来とるようじゃ、まだまだやね。音楽やって、どんどん元気になっていかな。ヒロシは幸福な男なんやから」。多分、まだ何処かで必要以上の無理な力を使っとるんだと思います。旅をしながら、音楽を通じて元気になっていく。その方法はきっとあると思うとです。音楽を聞いてくれた人々が幸福になって欲しい。最近、心からそう思うとです。

 何にせよ。足を運んでくれて、本当にありがとう。残すは沖縄と石垣。みんなに会えるのを愉しみにしとります。

追伸
「made in Aso」の通販サイトで全曲試聴が始まっとります。是非。

by 山口 洋