生意気ざかり

2009/08/11, 12:32 | 固定リンク

8月11日 火曜日 曇り 

 昨日の14歳に続いて、今日からはNYからやってきた、オレの兄貴分の次男19歳としばらく行動を共にする。奴は頭がキレて、年頃ゆえ、少し不安定で、それでいて生意気ざかりで、話しているととても面白い。
 夜の道を車で走る。ヘッドライトは多分30メートルくらいしか照らせないのだけれど、目的地さえ「何となく」見えていたら、どんなに遠い場所にだっていくことができる。彼の悩みはそのヘッドライトがたくさんありすぎて、いったいどのライトでこれからの道を照らせばいいんだろ?みたいなものだった。そっかー。オレが19のときは強力ではあったけど、ライトはひとつしかなかったからなぁ。贅沢ちゃぁ、贅沢。でも、走るしかないんよ、多分。じゃぁ、いくつかの好きな言葉を君に贈ろう。

「もしもわれわれが空想家だと呼ばれるのなら、そしてできもしないことを考えていると云われるのなら、何千回でも応えよう。その通りだと」チェ・ゲバラ
「世界の中で、完全に迷子になれ」ヘンリー・ソロー
「笑いとは地球上でいちばん苦しんでいる生き物が発明したものである」ニーチェ
「オレの代わりはいないんだ」勝新太郎
「人間は生き、そして堕ちる。そのこと以外に人間を救う便利な近道はない」坂口安吾
「もう終わりだと思うのも、さぁ始まりだと思うのも、どちらも自分である」フェリーニ 

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by 山口 洋