繋がっていくこと

2009/12/10, 17:25 | 固定リンク

12月10日 木曜日 晴れ 

 今日もまた、海に沈んでいく太陽の光に見とれながら走った。海に描かれたひとすじの光の道。本当に毎日、カメラを持っていなくて悔しいけれど、それはそれでいいじゃん、とも思う。

 何も画策しなくても、物事は動き続ける。信じているのはただひとつ。まっすぐに歩き続けること。

 アイルランドの新聞社からメール。明日、その記事は載るのだと。ちょっと前に、「お前は外国に行くことになるだろう」と云った人物が居た。「へー、そうなん」と思っていたが、いつでも行けるようにパスポートを取っておけと云うメッセージのような気がしてきた。だから、そうしよう。

 マサル。「eagle talk」がとある国のラジオで流れてるんだって。予想以上に反響があるんだって。ネイティヴ・アメリカンと日本人の組み合わせが信じられないんだって。そりゃ、そうだろうね。音はアメリカのディストリビューターまでは届けられたと。繋がっていくといいね。

 日本のハワイアンの草分け、かつ第一人者であるミュージシャンのご遺族とプロデューサーとの橋渡しをすることになりそうだ。こうやって、いい音楽が後世に伝えられていくこと。カネとか、そんなことではなく、それも自分の役目なんだと思う。

 毎日、おおはた君のアルバムをエンドレスで一枚づつかけっぱなしにしている。笑わないで聞いて欲しいけど、寝ているときも。オレ、相当好きだわ、彼の音楽。楽しみだね、ライヴ。

 12日に、ヨシミと「自主的フルマラソン42キロ」に挑戦する。何もそこまでしなくても、と云われるけれど。走ってみたいのだ、その距離。いったいどんな世界なのか。知りたいのだ。走った人は口を揃えて、35キロからは地獄だと。俺たちは本番でいきなりそれを体験する訳にはいかんのだ。

 何だかグルングルンにいろんな事が身の回りで起きていて、果たしてどれから手をつけていいのやら。とりあえず、一番情けないところから書くなら、パンツ(下着)のサイズが合わなくなった。動くとずり落ちる。残されたサイズはひょっとして子供用だけかもしれん。だから、無理してでも喰っている。明日は極上のカレーを二人分予約済み。一人分じゃ、到底足りない。オレは大人のパンツがはきたい。

 質の良い睡眠を取ろう、と。「おふとんの国」をきれいにした。ああ、気分がいい。そんな日々に書いた曲が詰まった次のアルバムはどんな音楽になるんだろう。まったく想像つかず。でも、深刻なものは作りたくない。もういい。おおはた君のとはまた違った形で、日々の中でほっこり響く音楽。エンドレスで聞いていても、まったく飽きない音楽。そんなのがいい。

by 山口 洋