響いた言葉

2010/08/09, 14:30 | 固定リンク

8月9日 月曜日 曇り 

 ようやく上昇気流に乗ったかと思うと、強力な下降気流に巻き込まれたりする。それが世の中と云うもので、自分が今地球上の何処を、どの高度で飛行し、何処に向かおうとしているのか、燃料はどれだけ残っているのか、エトセトラ。人は皆、自分の人生のパイロットであらねばならない。
 僕のところには様々なSOSが持ち込まれる。断っておくが、僕は人を救えない。まずは自分を愛で満たしている最中の人間が、他人を救えるなんて、滅相もない。だから、今日見かけた素晴らしい言葉を書いておこう。

「人間はどこまで耐えられるのか」/フランセス・アッシュクロフト

「十分に順化した登山家がエベレストの山頂に立ったとき、肺の中の酸素分圧は36トルで、それはちょうど人間の生命にとっての限界である。地球上で一番高い場所が、人間が自力で生命を維持できる最高地点と同じだというのは、驚くべき偶然だ」。

 君はエベレストの山頂に立ったことがあるかい?僕はない。じゃ、可能性は無限大ってことさ。

by 山口 洋