走りの科学

2010/08/26, 10:39 | 固定リンク

8月26日 木曜日 晴れ 

 昨夜は「酸素運動」に関するレクチャー。長距離を走っていてスピードを上げていくと、苦しくなるポイントがあるのだけれど、そのあたりが有酸素運動と無酸素運動の分かれ目である、と。そのポイントを心拍系で計り、心拍数を覚えて、自分のポテンシャルをまずは知る。トレーニングによって、有酸素運動の限界を上げて、そのギリギリのところで走り続けているのが、もっとも効率が良い走りである。などなど。どうでもいい人にはまったくもってどうでもいい話だけれど、とりあえず46歳になっても、まだ伸びしろがあるってことは、悪い気はしないものです。
 さて、僕の名前をつけたのは祖父なのですが、詩歌や絵をたしなむ風流な人でした。片付けていて、僕が生まれたときに彼が詠んだ句を発見しました。いわく、「青一髪 洋の初陽に 鴨現るる」。うーん、彼の想いとは随分遠いところに来てしまった気がするなぁ。

by 山口 洋