R.I.P

2006/05/13, 21:14 | 固定リンク

5月13日 土曜日 雨 

 時期が重なったので、両親合わせての法事を故郷にて。喪主は俺。一番似つかわしくない役どころと思っていながらも、こればかりはどうしようもなく。段取りがまずかったり、いろいろあったけれど、これで彼等が本当の意味での「R.I.P」で居られるなら、それでいい。結局のところ、来てくれた人々の故人を偲ぶ想いと、友人達の尽力に助けられて、無事終了。こういう時間も悪くない、と近頃は思うのだった。「堅苦しいことが嫌いな両親でしたので、どうぞ平服でお越し下さい」と案内を出した結果、一番ドレスダウンしてるのが、俺っちゅ−情けない事実。し、しまった。親も苦笑してたに違いない。すまん。母と祖母は生前ソリが合わなかったので、納骨の際に、「あんたもいい加減にしなさい」っちゅー意味で、「遺骨、隣り合わせの刑」に処していたのだが、今日を機に、住職に頼んで、祖父、祖母、父、母という並びにしてもらった。親父は49歳で死んだので、鬼籍に入った母親が67歳じゃ、釣り合わんなぁとか、考える。まぁ、いい。仲良くしてくれれば、それでいい。 

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by 山口 洋