闘うか、逃げるか、何も考えないか

2007/01/15, 23:39 | 固定リンク

1月15日 月曜日 晴れ 

 25万字(絶句)の原稿に手を入れ、歩いてmf247の社屋を目指す。西郷山公園から見える夕陽とか、夕陽を反射する目黒川だとか。風景は心証と相まって、何かを訴えてくる。「走れ、メロス」と云っているように俺には見えた。物事は都合良く解釈するに限る。旧知のDJ、中村貴子女史、藤井一彦と共にネットラジオの収録。永きに渡って、変わらぬ体温で接してくれること。それがどれほどの事であるか、俺はもう知っている。いつも、ありがとう、貴ちゃん。長である丸山さんに会えなかったから、手紙と共にアルバムを残してきた。
 その後、スタッフを交えて、真剣なミーティング。「闘うか、逃げるか、何も考えないか」。状況はそのようなものである。別に悲壮感などない。直感型の俺にしては珍しく2,3日の逡巡を要したが、帰りの燃料を多少積んで、前に進むことにした。がはは、どうにかなるだろ。決めたのなら、前に進むだけだ。すっきりした。確かに風が吹いていた。それが俺の背中を押した。それはいろんな土地で、厳しい状況の中、志同じくする連中が巻き起こしてくれたものだ。ありがとう。ありったけの力を発揮させてもらうよ。

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by 山口 洋