何故に焼き肉屋、函館にて

2007/07/03, 23:54 | 固定リンク

7月3日 火曜日 晴れ 

 ツアーなのに、キャンプ。ツアーなのに朝から温泉。人生は素晴らしい。

 友人夫妻の新婚旅行に「同行」した俺は函館まで運搬してもらい、本日の会場「亀しょう」に出向いた。そこはまぎれもなく10年以上続いている「焼き肉屋」だった。もう一回書くけど、確かに「焼き肉屋」だった。壁には吉田拓郎さんの歌詞が一面に書かれ、ライヴをやってるのに、隣のスペースでは「焼き肉」を喰ってるお客さんが居るという、あまりにシュールな光景なのだった。ぐはは。ここまで来たら、とことんまで楽しむしかない。お世辞にも集客が芳しいとは云えない状況だったが、そんな事どうでもいいのである。俺はミュージシャンとしてベストを尽くすだけなのだ。
 ふむ。確かにここでしかあり得ないいいライヴだったと思う。ここもひとつの「land on music」で、マスタ−もPAエンジニアも完全に音楽にイカれてる素晴らしい人物だった。俺はミュージシャンとして、確かに燃えた。俺も極上の焼き肉も燃えていた。still burning。

 俺は北海道で素晴らしい日々を過ごしている。今夜は「新婚家庭」に同行して、新居でホスピタリティーにまみれて、気絶した。ツアーのホテル暮らしほど、退屈なものはない。みんな、ありがとう。

img07070003_1img07070003_2img07070003_3
by 山口 洋