ウーフー、アゲイン、静岡にて

2008/02/27, 02:12 | 固定リンク

2月27日 水曜日 晴れ 

 トリオ・ツアー再開です。南ばっかりで申し訳ないけど、これらの会場を選んだのにはいくつかの理由があるとです。

1. フル・バンドのツアーで訪れていない場所であること
2. そのハコが地域に密着している「Land of music」であること
3. できれば、仕事帰りの人々が食事しつつ、着席して楽しめる場所であること
4. 我々も相当機材を減らしていくので、会場にある程度の機材があり、失われし、「生音」で演奏できること
5. 何よりも、「音楽に愛のある場所」であること

 静岡のこのハコはまだまだ歴史は浅いけれど、前回一人で訪れた際、オーナーに「覚悟」を感じ、スタッフに「愛」を感じたとです。南に足を運ぶなら、ながーい静岡県を通るではないか、ならば、行くぞっちゅー訳です。男の約束果たせて良かった。

 いろいろ綻びた場面も多々あったとは思うとです。ただ、このハコは厳しい現実にさらされながらも、前を向いて、一歩づつ歩みを進めていました。それが嬉しかったとです。彼等は店の名物を作ろうと、今回「カレー」を用意してくれました。厨房を覗いてみると、手つきがかなり怪しいんだけど、それでも気持ちを込めて、料理している姿は麗しいものでした。でも、もっとがんばれ!俺のカレーの方が美味いぜ。ここでしか喰えない、「マグロカレー」とか、そんなんがいいな。名物を作っていくのはハコであり、積み重ねた歴史であり、ミュージシャンであり、オーディエンスなのです。よちよち歩きのウーフー、これからも、どうぞよろしく。あ、このハコには丸山研二郎君と云う素晴らしいミュージシャンが居ますから、ふらっと立ち寄ってみんですか?

 ところで、何故か渡辺圭一が期間限定blog「たまには喧嘩に負けてこい」を始めました。タイトルは九州人にはおなじみっすね。分からない人にはまったく理解できないっちゅーところが奴らしいと思います。このダイアリーと合わせてどうぞ。明日は京都、拾得です。オーナーのテリーさんと池畑さんは久しぶりの再会だそうです。会えるの、愉しみにしとるよ。

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by 山口 洋