曲を書く
2009/01/17, 00:08 | 固定リンク
1月17日 土曜日 晴れ
部屋の中に、友人が輸入してくれたダニエル・ラノアの「omni series」が流れている。3枚組のアルバム。一枚目がずっとプレイヤーに乗っているので、どんなアルバムなのか全貌は不明だけれど、ただ、ただ、延々とスチールギターが流れ続ける。ずっと聞いていると、音楽が現世と自分の脳味噌を曖昧な形で繋いでくれる。彼がこんなアルバムを作りたかった気持ちは何となくだけれど、理解できる。とかくこの世は急ぎ過ぎで、主張が多過ぎる。観察するのが仕事の俺は、すべてを見つめようとすると頭がパニックに陥る。だから、リスナーに想像の余白を与えてくれるこんな音楽が好きだ。リラックスしているような、覚醒しているような不思議な気分に陥ったところで、ギターを握ってみる。
どんなに高価な録音機材を持っていても、曲を書くのに必要なのは、紙とコンピュータとギターとカセットだけ。the boomの山川君から随分前に譲り受けたこの時代遅れのカセットテープレコーダー。これでいったい何曲書いたんだろ?
今年はバンド30年だと云うのに、年間のスケジュールも敢えて決めなかった。旅暮らしを終えて、敢えてステージに立たない日々の中で、浮かんでくるものがその先の活動を決めてくれるだろうと云う、ある意味自然で無計画な日々を送ってみることに意味があるように思えたからだ。
山口洋 (HEATWAVE) ソロ・アコースティック第2弾
『Live at Cafè Milton』
山口洋 ソロアルバム
『made in Aso』
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『land of music ¨the Rising¨』
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『land of music』
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1998年2月〜2005年9月