the blood brothers

2009/04/05, 11:54 | 固定リンク

4月5日 日曜日 晴れ 
 
 せっかく新しいアルバムを作ったのに、作ることでエネルギーを使い果たして、しばらく現実逃避をしていたので、これから本腰入れてがんばります。どうぞ、よろしく。この「Live at Cafe Milton」、「Made in Aso 」とおなじく、ライヴ会場とwebでの通販、それから本腰を入れてこの時代と向き合っているお店での販売になります。ライヴ会場は4/16のスターパインズ・カフェから(めでたい日なので、僕が直筆でシリアルNo入れるつもりです)、web通販は4/22あたりから、お店での販売は4月下旬あたりからの販売になると思います。なんにせよ、詳細が決まり次第、このサイトでお伝えしますから、しばしお待ちを。

 ところで、昨日不思議な話を聞いたのです。27年前に死んだ、僕の父親が、とある人物のところに来て、話をしたがっている、と。この手の話を盲目的に信じている訳じゃないけど、過度にオカルティックだとも思いません。実際のところ、居なくなってしまった自分の家族の存在をガーディアン・エンジェル(守護天使)として、身近に感じることも多々あった訳だし。ただ、父親に関しては、生前、言葉を交わさなくてもお互いを深く理解しあっていた、と云う意味で、没後は彼がやり遂げられなかったたくさんのことを、自分が「豊かな復讐」という形で - こんな俺だって、人の役に立ちたいという形で - 勝手に背負ってきたとは思っています。ま、背負いすぎかもしれないけれど。彼を結果的に滅ぼした戦争(父は満州で幼少時代を過ごし、侵略、虐殺、引き揚げ、価値観の崩壊、 そのほかもろもろが彼に決定的な影響を与えた)についても、僕なりに身近な人間を愛する(それがうまくいかないことも多々あるけど)という形で、生きてきたのかな、とも思います。
 ところで、父親が何か俺にメッセージがあったのか、と聞かれたら、どうやらそうではないらしく、「今はあいつに何も云うことはない」とか「今度のアルバムには本当に魂が入ってる」とか、のたもうたそうです。何だよ、意味分からねーよ、と苦笑しながら、何のかんの云って心配してんじゃねーの、と、とある人物の勧めにしたがって酒を供えたならば、玄関で音がして、どうやら僕の側に帰ってきたようです。推測だけど。僕の唯一の心残りは、一度も酒を酌み交わしたことがないってことなので、blood brothersは静かに乾杯しました。Life goes on!

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by 山口 洋