故郷を走る

2010/02/01, 18:19 | 固定リンク

2月1日 月曜日 雨 

 小降りになるのをストレッチをしながら待って、故郷を走る。あまりにもコースが整備されているので、ついつい飛ばしてしまうのだが、膝はまだ爆弾を抱えている状態。無理は禁物。横を実業団の選手たちが駆け抜けていく。おそらく、キロ3分台の前半で走っているんだろう。美しい。その靴音からして、響きが違う。力強いのだが、柔らかい音だ。道にリズムを刻む。ままよ、オレは鈍馬だ。壊れないように自分の道をいこう。
 明日で九州シリーズも最終日。どのライヴも実りのあるものだった。そして、社会の変化も感じとった。ツアーを続けて、オレは自分の役目をはっきりと自覚した。オレたちにしか作れないものを作ろう。それを日々の中で聞いてもらいたい。願わくば、音楽には力があることを忘れないで欲しい。故郷の空気や食べ物をしっかり摂取して、明日は中空にespoirを描きます。是非、来てください。

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by 山口 洋