Eye on preciousness

2005/11/29, 23:26 | 固定リンク

11月29日 火曜日 晴れ 

 最近、この国を支えているはずの同輩たちが、ひどく疲れていると感じるのは気のせいだろうか?ま、確かに時々俺もモーレツに疲れてるけど。
 
 終身雇用はとっくに破綻、金融機関も破綻、国の財政も破綻寸前、ようやく手に入れたマンションは手抜き工事、エトセトラ。書き出したらキリがないほど、確かにこの国には「希望」ってもんがない。でも誰だって生きていかなきゃならない。誰かは自分だけじゃなくて、家族を養わなきゃならない。じゃ、本当に「希望」ってもんはないのか?確実に「ある」とは云えないけれど、少なくとも、俺は「イエス」と応えたい。
 
 ちょっと話が大げさになるけど。太古の昔から、それは「愛」だったと思う。家族でも恋人でも配偶者でも友人でもペットでも。何でもいいけど、それは「愛」だったんだと思う。一人だけれど、独りで生きていない事を実感する時、わずかな「光」が見えてくることがある。どんな時代も、どんな国でも。ある種のニンゲンにとって本当に大切なことはひとつしかないんじゃねーか、と僕は思います。そのパーソナルな「愛」を人々が持つ事によって、もっと大きなもの、つまり環境やこの星への、あるいは他者への思いやりを持つことが出来るんじゃねーか、と。逆に今の時代は「本当に大事なもの」に気付くことが出来るチャンスのような気がするのです。
 と、俺がこんな事を考えるようになったのも、NY在住の写真家、トシ風間に出会ったからです。(彼のこと、幾度となく書いてきたので、ここでは繰り返しません。詳細を知りたい人は「以前の日記」から(トシ風間)で検索してみて下さい)彼のライフワークである全米の少年死刑囚のポートレイトは穏やかに、そして強く、その「愛」について語ります。日常に「?」を抱えてる方は是非、足を運んでみて下さい。


11/30(水) 福岡 西南学院大学 13時半〜15時(問)法学部平井教授 092-823-4407
日田 紫明庵 19〜20時半 「いのち」について考えよう(1,000円)(問)アムネスティ日田グループ成毛氏 0973-24-2190 

12/1(木)福岡 大名町カトリック教会大聖堂(092-741−3687)18時〜「いのち」の尊厳を考える(800円)(問)生命山シュバイツァー寺0968−72−3111

12/2(金)久留米 東町教会 19時〜 久留米東町教会木村牧師 0942-32-8437

12/4(日)花巻 青葉館0198-37-2130 16時〜17時半 500円 (問)017-723-2439

12/7(水)神戸 神戸学院大学 10時45分〜12時15分 (問)法学部春日教授078-974-5193
静岡 県福祉会館 18時半〜20時半 静岡ボランティア協会 (問)鳥羽氏
057-255-7357

12/9(金)東京 日本聖公会牛込聖バルナバ教会 19時〜20時半 いのちの尊さを考える(500円)(問)アムネスティ・インターナショナル、柳下氏 03-3518-6777

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by 山口 洋