生きる

2008/09/29, 21:36 | 固定リンク

9月29日 月曜日 雨 

 三重県鈴鹿市の病院。我が友「月の庭」の岡田マサルに会いに行く。マサルは病と共に生きていた。ちょっと熱を出しただけで、「もうダメかもしれん」と弱気になる俺には、奴の痛みがどれほどのものなのか、想像すら出来ん。それでも運命を呪うことなく、逡巡の末に、受容して、前を向いて生きる男に、実のところ励まされたのは俺の方だった。「生きる」ことの意味。互いに散々アホの限りを尽くしてきて。そして、奴の目は澄んでいた。側に行って触ったなら、あの懐かしくて、ムサ苦しいマサルの匂いがした。マサル、また会おうぜ。Life goes on!

http://www.kabukimasazo.net/index.htm

by 山口 洋