真実一路

2009/11/19, 04:04 | 固定リンク

11月19日 木曜日 曇り 

 「真実一路」。その使い古された言葉が頭から離れない。ひどく誤解されているんだろう。弁解も叶わない。でも真実はたったひとつ。恥じ入ることがなくて、過去の自分を充分に反省したのなら、前に向かって進むだけさ。i believe in you. 真実はいつか自由をもたらしてくれる。それを引き寄せられるように生きてみよう。
 寒くなって、星が奇麗に見えるようになった。オレも祈る。届くように。そして、今年初めてのセーターを着て、灯油を注文する。何だかもの哀しいけど、同時に引き締まる想いもある。心が澄んでくる。汚れちまった哀しみにこそ、真実一路。誰かがプレゼントしてくれた駅伝の本にこう書いてあった。「俺たちが行きたいのは箱根じゃない。走ることによってだけたどりつける、どこかもっと遠く、深く、美しい場所」。オレは選手みたいに走れないけど、その気持ち、良く分かるよ。今はその時かどうか、その見極めが大切だ。今までは、いつもオレがそう思ったときが「その時」だった。でも、それは違う気がする。分からなくても、想像しよう。充分にアンテナも張っていよう。きっと、その時は来る。諦めることなく、研ぎすましていよう。その間、笑いを忘れないようにしよう。もっとデカい人間になろう。人に感謝するように、自分にもたまには感謝しよう。持ちこたえてくれて、ありがとう、と。自分を愛で満たせない人間は、誰も愛せないと思うから。

 CW-Xは聞きしに勝るすごい製品だったよ。立ちっぱなしで働いてる人には心からお勧めします。本当に「牛」は嫌いだったけど、素直に良さを受け入れられる自分の方がもっといいと思う。ただし、紛れもない石油製品であることに、若干の違和感はあるんだけどね。

by 山口 洋