儚さ

2010/04/06, 20:49 | 固定リンク

4月6日 火曜日 晴れ 

 桜が好きになれなかった。この季節になると思い出すことが、桜と共に記憶されていたから。でも、「儚い」と云う感情を外人に説明するときには、いつも桜の話をする。花びらが吹雪のように舞っていたよ。

 遠く、八重山からメールが届いた。そこに記されていた言葉は、走りながら咀嚼するにはちょうどよすぎた。ありがとう。今年、また会いにいくからね。

 知識を得ようとするものは、日に日に知識を蓄えようとする
 道に生きる人は、日に日に失っていくことを目指す。どんどん無くしていってついには空っぽになった時、そこに無為がある。何もしないことによって、すべてがなされる。老子 第48章

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by 山口 洋