3000キロ

2010/11/13, 18:15 | 固定リンク

11月13日 土曜日 晴れ 

 危険極まりないミッションを果たし、中国経由で一時帰国した兄貴分のトシを、新しい羽田の国際線ターミナルに迎えに行きました。何だかこの建物、もはやブレードランナーの世界で、人間味がまるでなくて、落ち着きません。びゅーんと車を飛ばして、男二匹で築地で鮨を喰らいながら、「直列6気筒」の話をしていました。落ち着くなぁ。味噌汁美味いなぁ。そして、男子は幾つになっても男の子だなぁ。

 さて、今日をもって、2010年の走った距離の累計が3000キロを超えました。北海道の果てから桜島くらいの距離かな。まだまだです。生きてる間に地球一周はするつもりです。

 これから新作の「speechless」、それに伴うツアー、いろんな動きを伝えていきます。愉しみにしていてください。我々、本気と書いて「マジ」です。僕と魚のプロジェクト、実験的な要素も多々ありますが、怖れず前に突き進みます。すべては時間をかけてHEATWAVEの活動に繋がっていきます。

 さて、本日の松本康男ギャラリー。池畑さんの写真をお届けします。写真を選んでいて思ったこと。「何をやっても絵になる人だなぁ」と、あらためて。ドラムはバンドのエンジン。池畑さんはソレックスのツインキャブつき。吹き上がりが凄いのです。いつも背中にものすごいエネルギーを感じながらステージに立っています。うちのバンドが面白いのは、メンバー全員が昔ドラマーだったことです。魚さんはサイモン・カークみたいな古くさいドラムを叩き、圭一はフレッド・マーのようにポップで、僕はヘビメタみたいなドラムを叩きます。でも、怖れ多くて、誰も池畑さんのセットは叩けません。当たり前か。

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by 山口 洋