アナスターシャ、天に還る

2009/07/31, 17:07 | 固定リンク

7月31日 金曜日 晴れ 

  ニコライ堂の高い天井に聖歌隊の歌うレクイエムと蝉の声が響く。アナスターシャと云う美しい名前をもらって、魂が天に昇っていくのをずっと見ていた。生き抜いた、その顔は本当に美しかった。それから渡辺圭一と裏返るまで飲んだ。軽く一杯で終わるはずもなかった。気がついたら、オレは路上に居た。まるで20代チックだったが、それはそれで悪くなかった。「生き抜くためのひかりとともに」。

by 山口 洋  

メッセージ

2009/07/30, 22:56 | 固定リンク

7月30日 木曜日 晴れ 

 オレは霊能者でも何でもないけど、スピリチュアルな伝達事項があるとき、背中の羽根の付け根に痛みが走る。その理由にたどり着くと、痛みは消えてなくなる。今朝は目覚めたときから痛かった。それが何なのか、まったく分からないまま、一日中音楽に没頭した。ようやく少しだけ光が見えたのだけれど、痛みは残ったまま。夕方と夜に街を走った。吹き出してくる汗は種類が違う気がする。

by 山口 洋  

2009/07/29, 20:08 | 固定リンク

7月29日 水曜日 晴れ 

 昨夜はやりきれなくて、この街で初めて一人で酒場に出かけた。マスターが極上の音楽をかけてくれた。優しかった。そして、ものすごい二日酔いと共に目覚めた。
 誰に頼まれた訳でもないけれど、どうしても仕上げたい曲がある。出来上がったら、ひとつ大きな山を超えて、次の景色が見える気がするからだ。かれこれ、1週間くらいは取り組んだだろうか。どうしても納得する場所に着地しない。でも、そこにしか行く場所がないのが、きっと「性」なんだと思う。さぁ、今日も星を見ながら走ろう。

by 山口 洋  

R.I.P

2009/07/28, 22:14 | 固定リンク

7月28日 火曜日 晴れ 

 カオリちゃん

 君の気持ちを想うと胸が痛い。

 原宿のコンサート、新曲がいちばん響いてきたよ。そう伝えたら喜んでたよね。
 
 あんたに書いた曲、「男らしすぎて、今は歌えないから、今度必ず」って云ってたよね。
 じゃぁ、それはオレが歌うよ。君を想いながら。

 もう痛みも苦しみもないのかな。それが唯一の救いだよ。
 ゆっくり休んで、そして大切な家族や、俺たちを見守ってくれ。
 生まれてきてくれて、ありがとう。
 
 カオリちゃん、大好きだよ。R.I.P。

by 山口 洋  

乾杯

2009/07/26, 11:24 | 固定リンク

7月26日 日曜日 晴れ 

 亡父の誕生日。死んでもう27年になる。生きてたら76歳とな。なるほど。あの無茶苦茶で、たまにチャーミングな男が49歳まで生きたんだから、そこまではオレも何があっても生きてみるか、と18の時に思った。あと3年とちょっと。人生は長いようで短い。唯一の心残りは共に杯を酌み交わせなかったこと。彼の人生を変えてしまった満州国建設から、不気味な1995年を経て、今に至るまで。そんなことをゆっくり話してはみたかった。彼の目に映った光景を聞いておきたかった。そして、年を重ねるほど、中途で散ったあの男の無念がオレにも理解できるようになりつつある。それはいつかオレが豊かな形で還元しよう、と思う。you shall be released。乾杯。
 

by 山口 洋  

hobo jungle tour最終公演、湘南にて

2009/07/25, 22:55 | 固定リンク

7月25日 土曜日 晴れ 

 リクオとの今年の「hobo jungle tour」最終公演、湘南は江ノ島のたもとにて。その素晴らしきロケーションは写真を参照されたし。奴がミュージカル・ディレクターとして関わっているイベント「海さくらミュージック・フェスティバル」のプレ公演として、満員のオーディエンスと共に、ライヴは行われた。この祭りの理念は本当に素晴らしいから、オフィシャルなサイトを参照されたし。今日も江ノ島のゴミを拾った後、ライヴに参加してくれたスタッフ、オーディンス(リクオも参加。オレはあまりの暑さにメゲてごめん)も多数居たらしい。
 四国、関西、湘南をめぐる旅の中で、今回は敢えて演奏する曲目を変えなかった。これまでは煮詰まらないように、猫の目よろしく、曲をコロコロ変えて、目先の新鮮さを求めて転がってきたのだけれど、奴はこの国で響きあえる数少ない男の一人なのだから、今回は敢えて、ほぼ特定した曲目の中で、表現の深みを獲得することを目的にした。その旅の中で、お互いに表現に関する大事なポイントを掴んだと思う。どんな状況であれ、何とかすると云うプロとしての自信も。同じ行程で感じたものはそれぞれ違うだろうけど、人との関わり、しち面倒くさい表現をすれば、どう生きるか、てなことも深く考えたと思う。抗いようがないから仕方ないとはいえ、精神的な乱高下の中、ほぼ常に適切な距離でオレと接し、音を出してくれたことに深く感謝している。本当にありがとう。
 上記のイベント、奴やスタッフが心血を注いでいる。オレも出来る限りのことはやろうと思う。

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by 山口 洋  

音楽の力

2009/07/24, 11:32 | 固定リンク

7月24日 金曜日 雨 

 蒸し風呂みたいな大阪の夜。ビルの屋上みたいなバーで、居合わせたミュージシャンが歌を歌っていた。古い友人であるカオリーニョが突然オレの横に座って、友部さんの「夕陽は昇る」を歌い出した。彼の歌には彼そのものが宿っていた。湿気てるのに渇いていて、絶妙にいい加減だけど、妙に心をわしづかみにされて、演歌みたいだけど、ボサノバで、おっさんくさいのに、forever young。バサバサに渇いたスポンジみたいな心に笑いと共に染み通ってくる。何なんだ、この男は。きっとここまで来るのに、いろんなことがあったんだろう。でも、そんな事をおくびにも出さず、音楽と共に生きてきたアホな男の強烈な優しさとタフネスがそこにはあった。そんでもって、ほぼカオリーニョに密着して聞いていたオレの鼻孔に彼の汗臭さが直撃してくる。はっきり云って臭い。でも、オレは猛烈に感動もしていたのだった。そして額にじっとり汗をかきながら、もう一曲魂の底から歌ってくれた。「機械じゃないんだ人間は/情熱傾けて取り組んでみよう/なくした優しさ取り戻してこい/そして迷わず生きていけ、君のやり方で」。リクオが横からちゃちゃを入れるので、涙腺の決壊はどうにか免れたけど、ヤバかった。いい歌だった。そっか、遊びがないからこうも簡単に壊れるのか。音楽は突然心の中に入ってくることがある。真夜中の泥棒みたいに。そして奇妙な力を与えて、何も盗まずに去っていく。今までも、そうやって力をもらってきた。そして送り手となった今も、自分が書いたものがヒトを救えるなんて、思ってはいない。そんなことがあるのかもしれないけれど。ただ、どうしようもなく人間として欠損してる部分があって、それは多分永遠に埋まらないことをもう知ってはいるのだけれど、それが自分を音楽に向かわせるのだと思う。
 トリオのツアー中に、池畑潤二がこう云った。「男にとって、女性も大切だけど、どれだけ同性の友人が居るかってことが、この頃大事だと思う」、と。カオリーニョの歌はその言葉、そのものだった。ありがとう。「ヒロシの横で一度でいいからギターが弾きたい」って。あんた、いつでも歓迎するよ。今度は汗をかかない季節に会いにいくよ。

by 山口 洋  

(no title)

2009/07/23, 18:22 | 固定リンク

7月23日 木曜日 雨

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by 山口 洋  

日食の街

2009/07/22, 14:26 | 固定リンク

7月22日 水曜日 曇り 

 皆既日食の日に。とてもフィーバーする気にはなれず。自室にて、心の闇と光が織りなす、違う種類の日食の中に棲む。経験したことはすべて幻だったような、現実だったような。聞いたこともない耳鳴りが遠くで鳴る。自分の耳なのに。
 家族とは、確かに絶望とわずかな希望が共存している場所だったなぁ、とか。ようし、夏のうちに独りでチリにスキーに行くか、とか。生きるために歌うのか、歌うために生きるのか、とか。人間が生きてるのが、子孫を遺すためなら、オレは完全に人間失格だ、とか。でも、大阪の土砂降りの夜に、友人であるカオリーニョ藤原がとてつもない歌をオレに歌ってくれたのは幻じゃなかったはずだ、とか。でも、その歌が思い出せない。手放すとか、受け入れるとか、文字に書くのは簡単。でも、そこに至るのはとんでもなく難しい、とか。とりあえず、走ってる時と歌ってるときだけは何も考えない。だから、それをやるしかない、とか。そして、ある種のヒトはオレにいろんな事を云う。でも、あんたに何が分かる?、とも思う。それは口にしたくないから黙る。病んでる?分かってる。病んでることが分かってるだけ、まだマシだとも思う。日食。光と影が完全に重なって、そして暗闇。
 いくつかの曲を録音してみることにした。日食の日に。オレは素晴らしく良いマイクをいくつか持っている。でも、嫌になった。理由は分からない。sm-57と云う廉価なマイク。今のオレはこのマイクに似てる。だから何もかも、それで録音した。マイクスタンドも使わなかった。光と影を記録するにはその方法が一番良い気がしたのだ。誰かの家に泊めてもらった。独りで居たくなかった。もうたくさんだ。その道中、録音したものを聞いた。悪くなかった。表現するのに理由はない。マグロが泳いでないと死ぬのと一緒。それしか生きる理由が見つからないからだ。

by 山口 洋  

大阪にて

2009/07/20, 11:56 | 固定リンク

7月20日 日曜日 雨

 ありがとう、大阪、リクオ。

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by 山口 洋  

終わりなき種蒔き、香川県高松市にて

2009/07/18, 16:41 | 固定リンク

7月18日 土曜日 晴れ 

 多分3度目の高松。バンドを観たいと云う機運がこの街でも高まってきた。そんな時、懲りずに種をまいてきて良かったなぁ、と。今宵は四国最後の夜。終演後、店のオーナー、今城君とストーンズDJ対決をした。どっちが勝ったかって?それは秘密。

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by 山口 洋  

88の煩悩、徳島県阿南市にて

2009/07/17, 16:10 | 固定リンク

7月17日 金曜日 曇り 

 四国に滞在して思ったこと。ここには人の繋がりが残っている。それはお遍路さんにまつわる文化なのかどうか、オレには分からないけれど。今日演奏させてもらったgogo music cafeはカフェに演奏スペースやスタジオが併設されていて、美味しいご飯を食べてる場所に、ひっきりなしにギター教室の生徒さんが現れるという、都会ではおおよそ考えられない空間。おじいさんが古賀政男を習ってたり、真面目なOLらしき女性がマイケル・シェンカーを習ってたり。おまけに僕らの世代にとって伝説のギタリストNさんが何故かお店にいて、フツーに料理を作ってたり、PAをやってくれたり、エトセトラ。お遍路の文化と、サーファー文化、音楽文化、ヒッピー文化の名残り、エトセトラ。それが絶妙にミクスチャーされている。そしてみんな良く働いて、太陽の陽射しを浴びて、声がでかくて、よく笑って、よく遊ぶ。ホテルに帰って、テレビをつけて、ふと考え込む。何だか、オレの都会生活はおかしいんじゃないか、と。このお店のオーナーと、50歳の農家の主人がやってるというバンドの音を聞かせてもらった。「波にのれーーーーー」と歌われるNさんプロデュースの音源を聞いて、それは確信に変わった。彼らは今をときめくディーゼル・ジャパンの社長の大のお気に入りなんだそうだ。それも何だか分かるなぁ。この音はこの生活からしか生まれないだろう。
 四国を五カ所。88にはほど遠いけど、オレも煩悩をたっぷり抱えて、プチお遍路をしてるような気分ではある。四国は人との関わりについて、繋がりについて、多大なインスピレーションを与えてくれてる。現実を見つめた上で、明るくまっすぐに生きること。そんな彼らに比べて、昨日のオレの音楽は暗かった。さ、明日は高松だ。阿南市、もう忘れんぞ。本当にありがとう。

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by 山口 洋  

徳島県阿南市にて

2009/07/16, 19:11 | 固定リンク

7月16日 木曜日 曇り 

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by 山口 洋  

田んぼの真ん中でブギ、香川県三豊市にて

2009/07/15, 11:18 | 固定リンク

7月15日 水曜日 晴れ 

 リクオがライヴ中語ってたみたいに、三豊市の存在を今日まで知らなかった。すまん。でも夕焼けはとんでもなく美しかったし(カメラを持ってなかった、すまん)若いオーナーやスタッフが「忙しくてライヴを観に行けないから、好きなミュージシャンを呼ぶ」という姿勢や、地元の食材を使って、老若男女が食事や音楽を楽しむ。額に汗して働く姿。その光景に未来を観たなぁ。ありがとう。

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by 山口 洋  

100年のヲルガン、高知市にて

2009/07/14, 17:47 | 固定リンク

7月14日 火曜日 快晴 

 寺田寅彦の生家にて、リクオと共に高知新聞の取材。その日本家屋には、夏目漱石の家に一時期嫁いでいたという百年前のオルガンがあって、幸運な事に弾かせてもらうことができた。何とも形容し難い暖かい音だった。

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by 山口 洋  

亜熱帯とラフマニノフ、高知市にて

2009/07/13, 02:11 | 固定リンク

7月13日 月曜日 晴れ 

 高知の暑さは尋常じゃなかった。こりゃ亜熱帯だ。でもライヴは素晴らしかったよ。主催してくれた人たちも、オープニングで歌ってくれた人たちも。街と生活と音楽。その関係が密接で素敵だった。ところで、昨日から歌っている新しい曲「starlight」。この曲。メロディーは確実に誰かの影響があると思っていたが、それを教えてくれたオーディエンスが居た。歌っているのはエリック・カルメン。更に彼はラフマニノフのメロディーをモチーフにそれを書いたのだと。ラフマニノフ発、エリック・カルメン経由、ヒートウェイヴ行き。それはそれでとても素敵なことだと思う。先達に感謝しながら、旅の中で完成させたいと思っています。

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by 山口 洋  

確かな夏の匂い、愛媛県松山市にて

2009/07/12, 17:58 | 固定リンク

7月12日 日曜日 晴れ 

 ここ松山で、今年初めて蝉の声を聞いた。もう夏の匂いがする。満員のオーディエンスの中に、大らかで熱い愛情を感じた。だから、ホテルで書き上げたばかりの歌も歌ってみた。本当にありがとう。うちのバンドは未だ四国に上陸したことがない。まずはトリオでいいから、大らかな彼らに、いつか愉しんで欲しいと心から思う。多謝&再見。

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by 山口 洋  

道後への道

2009/07/11, 12:00 | 固定リンク

7月11日 土曜日 晴れ 

 陸路で820キロ。道後温泉にたどり着く。その建物は幼少期に祖父母と暮らしていた家を想起させて、充分に癒された。それは唯一「家族」のようなものを感じていた日々だった。モダンな家より、古い日本家屋に引っ越してみようか、とふと思う。人形町とか、谷中とか千駄木とか、下町にはまだ風情と人情がある。受付のおばさんに「do you speak japanese?」と聞かれた。オレは何処の人間に見えたのだろう。まぁ、いいや。K君、ありがとう。君の気持ちは受け取った。明日は音楽の中に全力で生きてみよう。

PS ここのコンビニには夏目漱石の「こころ」とか「それから」が置いてある。それらは昔、自分のバイブルみたいな本だった。四国に居る間に読み返してみるのも悪くなかろう、と思う。

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by 山口 洋  

still life with my guitar

2009/07/09, 15:50 | 固定リンク

7月9日 木曜日 曇り 

 昨日、トマトソースのパスタとポテトサラダとスープを作って喰った。忘れていたことをゆっくりと思い出している。今日は冷製のカッペリーニを作ってみようか、と思う。自分のために。
 このところ、ずっとギターを弾いている。彼女はまるでイタコみたいにオレの気持ちを代弁して、部屋の中に風景を描く。誰かれなしにギターは人にあげてしまった。残ったのは古い相棒、ギルドのD-35。あるときは荒野を駆ける馬のように。けれど、優しくて、粒が立っていて、切ない音も奏でる。彼女は一度もオレを裏切らなかった。ケースの中で、ずっとオレを待っていた。
 自分のギターが雄弁になったのは、歌うことに必死で、ギターを弾くことを手放さなければならなかったからだ。アイロニックだけれど、人生にも同じことが云える。「into」しすぎると、決してものごとはうまくいかない。
 あるようでないような、流れて、漂っていく風景。ときどき新しい曲が生まれてくる。もう何も考えない。ひょっとしてこのメロディーは何処かで聞いたのかもしれない。けれど、経験と未来への想いが新しい歌を作る。自分は時代の媒介のようなものなのかもしれない。永遠の恋人、オレのギターの力を借りて。この風景を誰かに伝えることで、誰かの日々が少しだけ明るいものになるのなら、自分が選んだ職業も悪くはなかったと思う。さぁ、走ってこよう。

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by 山口 洋  

starlight

2009/07/08, 23:10 | 固定リンク

7月8日 水曜日 雨 

海を渡る風よ 
オレを許してくれ
迷える魂たちを 
明日へと運んでくれ

オレは道を作り
君は虹を描き
いつかにじんでゆくのさ
すべてのこと

「star light star bright, i wish tonight」
君の祈りが 夜空を駆ける 
「star light star bright, i wish tonight」
生き抜いてゆくための 光とともに

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by 山口 洋  

七夕の日に

2009/07/07, 01:52 | 固定リンク

7月7日 火曜日 晴れ 

 七夕の日。短冊に自分は何を願うのだろうと考えていて、老子が語ったと云う言葉を思い出した。それは「求めるな」。家族であれ、何であれ、すべて激しく求めたがゆえ、すべてを失ったことに気づいた。「求めないこと」は「諦め」とは違う。期待してはいけない。どのみち目の前の道を行くのだ。欲でも得でもない。どうしようもないとき、「求めるな」と自分に語りかけると、不思議にすっと心が軽くなる。今の自分には魔法のように効く。兄貴分に「お前は本当に身寄りがないんだから、死んだら何処に骨を撒いて欲しいのか、ちゃんとオレに伝えとけ」と云う奇妙な励ましを受けて、「じゃ、アイルランドのあの湾に」と応えて、またすっと心が軽くなる。「今週あなたは進級するでしょう」って言葉を何処かで読んだが、本当にやっと人間として二年生になった気はする。遅すぎた、とは思う。でも仕方なかった、とも思う。受け入れて、音楽に向かおう。心は妙に清々しい。マイケル、あんたは独りじゃないぜ。

by 山口 洋  

ありがとう。

2009/07/06, 16:26 | 固定リンク

7月6日 月曜日 曇り

 ありがとう、高岡。

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by 山口 洋  

富山県高岡市にて

2009/07/05, 16:24 | 固定リンク

7月5日 日曜日 曇り

 転がることには訳がある。

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by 山口 洋  

1/2HW+1/2Roosters= 富山県高岡市にて

2009/07/04, 16:21 | 固定リンク

7月4日 土曜日 曇り

 バンドのエンジンは優れたドラマーである。それを富山に伝えられて、嬉しかった。

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by 山口 洋  

live simply (生と死)

2009/07/03, 14:24 | 固定リンク

7月3日 金曜日 曇り 

 走って、曲を書く。そして、不要なものはすべて削ぎおとした。モノはすべて誰かにもらってもらった。そんなもの、墓場には持っていけないからだ。本当に必要だったのは、健全な精神と身体、そして一本のギターだけだった。

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by 山口 洋  

1曲実る

2009/07/02, 23:00 | 固定リンク

7月2日 木曜日 晴れ

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by 山口 洋  

洗い流す

2009/07/01, 22:57 | 固定リンク

7月1日 水曜日 暴風雨

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by 山口 洋  
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