月別アーカイブ: 12月 2013

かつて怖かった街、北九州市小倉にて

12月8日 日曜日 晴れ ライヴ中も話したけど、僕らが小学生だった頃、福岡市に住んでいた僕らには「北九州見学」って授業があった。ほんとだぜ。鉄だったり、工場だったり、これが未来永劫発展していくザッツ・ニッポン。お前の網膜に刻んでおけ、みたいなさ。 それから長い間、「鉄冷え」なんて時期があって、あの授業を企画した人たちはどう思ったんだろうね?それって、バブルもしかり、「おもてなし」もしかりってことなるんだよ、たぶん? 今日、ヤクザちっくな大先輩が、「ヒロシ、それって、お・と・し・ま・え、やろ」って云ってたけど。笑。 何はともあれ、オレたちが初めて小倉の街で演奏したときにPAを担当してくれてた人が今も自らすすんで、同じ役目を買ってでてくれる。30年も経過してるのに、だよ。そんな街だよ、北九州。愉しんでくれたかい?

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相馬盆歌@広島県福山市

12月7日 土曜日 晴れ 5キロを2時間みたいな激しい事故渋滞を抜けて、ようやく故郷に辿り着いて。この映像に出会いました。ほんとうに、嬉しかった。広島県福山市のみんな。ほんとうに、ありがとう。人を傷つけるのも人、人を励ますのも人。涙。 どうしても直にリンクが張れないので、こちらからどうぞ。

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関西までの移動日

12月6日 金曜日 晴れ ネルソン・マンデラという巨星が逝った日。政府によって、原発は「重要電源」に位置づけられ、武器の輸出を禁じてきた「武器輸出三原則」を見直し、輸出を認める方向へと動き出した。ほんとうに、いろんな意味でオレを燃えさせてくれるよ。 どうしてそんなに採決を急ぐのか。多数決は最終手段であって、それだけが民主主義ではない。民主主義とは出来るだけ多くの民意を汲みとり、より良いものを「市井の人々のために」創るための手段だと理解してるけどね。確かに授業中に寝てたけど、オレ間違ってる?それともバカ? そんなに景気が大事かい?オレはアベノミクスなんて、これっぽちも信じちゃいないよ。彼の目に宿るものもね。微塵もね。そんなことより、大切なものがあるって、最果ての海と空とおじいとおばあが教えてくれるけどね。 思い上がっちゃいけないよ。謙虚にならなきゃ。あなたも僕もアベ某も都知事も、おもてなしの人も。誰も彼も。

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流れる

12月5日 木曜日 晴れ 旅の思い出に浸る暇もなく、明日からの次の旅の準備に追われていて、なんだか急に胸のあたりがきゅーんとした。何やってんだろ、オレ。みたいな。いつまで流れ続けるんだろ?みたいな。 でも、待ってくれてる人が居るから、オレは旅に出る。もう一気に東京から九州まで走る体力はなくなったけど(明日は関西あたりまで)、みんなに会いにいくことにする。じゃ、九州で。 重度の波照間病にかかったオレへ、島のともだちからのメール。 ————————————— 洋にぃにー! 波照間病、かなり重症のようですね…。私も、その病にかかり、八重山に住んでしまった1人です。 昔、島のおじーに言われたこと。「あんたは島を選んで、来たかもしれないけど、島があんたを選んだんだよ。」 ————————————– 追伸 何という横暴な国家で、何と従順かつ無関心な国民なんだろう、と思う。さすがに落ち込むよ。強行採決って、ほんとうにそれでいいのかよ?

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神が棲む島で波照間病にかかる

12月3日 火曜日 晴れ ついしん

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ヒロシとヒロシの逃避行、那覇、八重山編

12月1日 晴れ

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旬のカツオの尾びれ = 人を信じる力

12月2日 月曜日 晴れ  名古屋から東京に戻る新幹線の中で「手帳」に文章を書いています。そして翌朝、沖縄に向かう飛行機の中でコンピュータにタイプしています。今日は予定がパツンパツンなので、明日、八重山でアップすることになるのかな? 自分のために書き残しておきたくて、またできるだけ多くの人に体験して欲しくて書いています。人を信じる力について。旬のカツオの尾びれについて。 昨年、僕は矢井田瞳バンドを神戸に観に行ったのです。そのときの記述はこちらに。 つまり僕はファンになったのですね、このバンドの。今回、彼女たちがツアーに出るにあたって、自分のスケジュールを観てみると、どう考えても、初日の名古屋にしか行けそうにない。で、いつもの直感がこう申したのです。人生は一度だ、GO ヒロシ GO。  あまりにも定刻開演。こんなに時間通り始まったのはボブ・ディラン以来かも。清々しい。ほんとうはこれが正しいんだケドネ。ドラマーがジョイ・ディヴィジョンのTシャツを着用していて、期待は勝手に高まる。  ツアー初日ってのはいろいろある。いろいろあるんだよ。やっている方は大変だけど、同業だから、様々なトラブルから立ち上がっていこうと、何とかいいヴァイブレーションを伝えようとする姿に胸を打たれる。中盤あたりから、バンドの音がひとつにまとまってこちらに迫ってくる。グルーヴが渦を巻いてくる。ひゅーっ。メンバーそれぞれの個性がパイの生地のように重なって見える。でも、それはひとつの素晴らしいパイなんだよ。今、焼いてる途中。嗚呼、人が奏でるのが音楽。  真ん中に貫かれたもの。それは僕が勝手に受けとったことだけれど、「全面的に人を信じようとする力」。それがポジティヴな光になって、客席に循環する。オーディエンスは少なくとも数日はこの余韻に浸ることができるだろう。僕もね。  同じ時代に音楽を奏でてくれて、ありがとう。あなたの声とバンドの想いは僕に届いた。今度はそれを僕が送り返す番かな。ありがとう、アゲイン。矢井田バンド、ザッツ・ニンゲンが愛で奏でる音楽。カツオのように旬。don’t miss it! ついしん 那覇で飲み過ぎたゲレロ。今から飛行機でボナペティート、八重山に渡るでごわす。

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blog上、地獄アワー第六回「OUTSIDERS」

12月1日 日曜日 晴れ ぱんぱかぱーん。blog上で復活した地獄アワー。今日は第6回。2013年、最後の放送です。音楽を愛するみなさんの心の提供で、不良中年、山口洋がお届けします。 この番組は毎月1日にお送りします。分かりやすくて、いーでしょ?つまり次の放送はなんと、元旦ってことです。この番組をやるには結構労力使う(何せ、ディレクターもリサーチャーも何もかも一人でやってますから)ので、反応少ないと、イジけてすぐに放送休止しますから、ヨロシクね。 もうひとつ。この番組で気に入った音楽を見つけたら、是非アルバムを買ってアーティストを支えてください。you tubeって宣伝にはなるけど、ミュージシャンには一文も還元されませんから。僕も心が痛いんです。よろしくね。 じゃ、今日もまずは1曲。大好きなんだ。カーティス・メイフィールドで Tripping Out。   久しぶりに聴いたら、きゅんきゅんして、もっと聴きたくなってしまったので、もう1曲。って、いつか特集しなきゃね、カーティス。じゃ、You Are You Are。     ——————————– はい。今日は本物のアウトサイダーたちをお届けします。この時代を生き抜くヒントをたっくさん持ってる人たちだからです。唯一無二、ワン・アンド・オンリー。我が道を往き、他の追随を許さない。逆風の中を自分の意志で生きてきた人たちです。 まずはクリス・レアから。 この国じゃ、AORの人みたいなカテゴライズされてますし、「あー、知ってる。クリスマスの歌、歌う人でしょ?」みたいな。ムキーーーーーーーーーーーーっ。ち・が・い・ま・す。彼は本物のミュージシャンで、アウトサイダーです。いつかぜったい、特集する。今日は1曲しか紹介できないけど、このスライドのこすり具合とか、ストラトの塗装のはげ具合とか、ダミ声具合とか、タイトルの凄さから、クリスの深みにはまってください。タイトルすごいよ。Road to HELL ! 年末地獄へれっつらごー。       次は、もう、何と云っていいか。僕に多大なる影響を与えてくれた故ウォーレン・ジヴォンです。 アウトサイドを歩くこと、音楽を続けること、群れないこと、その中で表現を続けること、エトセトラ。作家のハンター・S・トンプソン、ヘンリー・ミラーと並んで僕の恩人です。曲を聴いて、ぴーんときた人は彼のアンソロジー(2枚組のアルバム)をおすすめします。生きる姿勢が音楽に歌詞に、見事に反映されています。クリント・イーストウッドからハンター・トンプソンまで、アンソロジーのライナーで彼に言葉を寄せているんだけれど、どれだけの人間に影響を与えたかってことがよーく分かります。いつか特集しなきゃなぁ。   彼の死の直前、最後のアルバムのレコーディング。ブルース・スプリングティーンが飛行機で駆けつけ、火を吹くような(ちょっとダサい)ギター・ソロを弾くの図。ウォーレンはもう声を出すのも辛そうなんだけど、友情ってこういうことだろっ。涙。       さて。続いて、スティーヴ・アール。 僕が丁寧に紹介するのではなく、みなさんのアンテナに引っかかったら、みなさんが聞き進めていくのがいいと思うんです。だから、今日はカタログ的に進めていきます。 スティーヴ・アールの中でも今日は「ほんわか」した部分を。シャロン・シャノンと共演している「GALWAY GIRL」。ちなみにこの映像のスティーヴ・アール以外の人たち全員とわたくすは演奏したことあります。繋がってるんだに。       … 続きを読む

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