月別アーカイブ: 10月 2023

物価

10月31日 火曜日 曇り   わたくす、金には無頓着です。超絶ビンボーだった時代も、あれは天下の回りものだと思っていたので、使っていたなら目の前をお金が通り過ぎていくって感じで、決して貯まりはしなかったけれど、にゃんとか生き抜いてきたわけでございます。  しかし、昨今の物価、まじですごいね!楽器にまつわるもの、クルマ、バイクにまつわるもの。外国製品が多いんで、ツアー前に大量に消耗品を買ったりすると、このわたすでさえびっくりします。マジかい!みたいな。モノによっては倍くらい。体感的に1.5倍にはなってるな。安くなったものはなにひとつなくて、同じ値段のものも量が少なくなってたりね。笑。  んー。なおかつ増税なわけっすよね?みんなの収入は増えないわけだよね?消費税は社会福祉に使われてるんじゃなくて、法人税減税の穴埋めに使われてるんすよ?信じられる?  わたすがにゃんとか音楽道を走ってくることができたのは、ひとえに家族がいなかったからだと思います。たとえば今、大学生の子供なんか複数いた日にゃどーにかしなきゃいけないわけで。  そう考えると、今を生きている大人たちはほんとうに大変だなぁ、と。にしても、ちゃんと選挙権は持ってるわけで。せめて、そこは嘆く前にちゃんと行使しようよ、とは思います。一度でいいから、議員会館(ちょっとした許可があれば国民なら入れると思います。だって、税金で出来てんだもん)に行ってみてください。あいつら税金で特権の嵐。絶対選挙で落としてやる、と思わざるを得ない人物が山のようにいますよ。食堂で飯食うだけでいいっすよ。なんじゃーこりゃーって思います。しかも安いしね。笑。  昔の人たちが自分で畑持ってた意味がよーくわかります。とりあえず、食べる物必要だもんね。  そんなことも含め、世界を眺めつつ、面白がって生きるのがいいのかな、と思います。今年はゴーヤ、実らなかったけど、来年は収穫に燃えております。  明日、今年のMY LIFE IS MY MESSAGEの発表をしようと思います。みんな自分にやれることをやりましょう。諦めたら負けっす。

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進化という退化

10月30日 月曜日 晴れ   世界が急激に電気自動車(EV)にシフトしていたり、今や携帯のない世界がありえなかったり。  それってほんとうに進化なのだろうかと。  だって、んなもんなくてもみんな平和に暮らしてたんだもん。EVがほんとうに地球に優しいのかってのは甚だ怪しいし、利権と覇権争いの匂いがプンプンするし、電車に乗って老若男女が携帯を眺めてる様は下手なホラー映画よりも怖い。  男子は特に理解してくれると思うけれど。  知らない街に行ったとき。地図上で自分がどこに今位置しているのか分からないととっても気持ち悪い。不安に駆られる。それはたぶん、農耕や狩猟を行なって生きていた頃の名残りっつーか本能というか。  ナビゲーションによって、帰巣本能を破壊されつつあったから、バイクからナビをほぼ撤廃してみたなら。ちゃんとその感覚は戻ってくる。地図を読んで、体に入れて、旅をする感覚。昔に比べたら標識もかなりちゃんとしてるから、太平洋から日本海なんて、余裕で行くことができる。このまま行くと、目的地にはこのくらいの時間で到達するだろうって、その感覚が大事なんだと思うし、旅はそれを鍛えてくれる。うーんと、危険察知能力も含めてね。だいいち、空を見て天気が読めなきゃどうしようもない。雨雲レーダーより、自分の感覚の方が正しい。近距離に於いては。  エレクトリックギターなんて最も顕著で。1958年に作られたものをどうやっても超えることができない。オレのアンプもギターも70年代初期に作られたもの。どんなに新型を買っても、それを超えることができない。  そういうものって、革新性と確信を併せ持ってるんよね。EVと携帯には「確信」がない。みんな、なんとなく頭の中でうっすら「?」を抱えながら、今やないとどうしようもないからって理由でそれを使ってる。  自分の人生だから。そういうことを検証して生きていこうと思う。  確かにiPhoneひとつあれば、ツアー中のいろんな風景を伝えることはできるんだよね。それは素晴らしい。ただ、こちらが振り回されるのではなくイニシアティヴは握っておかないとね。

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おじツーとラビッツ復活

10月29日 日曜日 曇り かなり濃厚な日々を送っていたので、2日だけ休みをいただいて、ネットからも離れて仲間たちと「おじさんツーリング(略称おじツー)に行ってきました。日頃、単独行動を好んではいますが、勝手知ったる仲間とのんびり走るのはまた格別でございます。誰も急がないし。笑。 ゆっくり走って、温泉入って、美味しいものをいただいて、くっだらない話をして、結局飲みすぎて、ぐっすり眠って家に帰る、みたいな。 ギフトみたいな時間でした。 つーか、しばらくみんなのバイクを見ないうちに、それぞれの嗜好に変化してるのも面白かったっす。 さて。おおはた雄一くんとやっていたユニット「ラビッツ」復活でございます。 先日、久しぶりに一緒に演奏したんだけど、なんというか、このふたりのギターアンサンブルは筆舌に尽くし難いものがあるのです。常々、JAPANでは彼がいちばんギターのタッチが素晴らしいと思っています。おまけにリズム感も素晴らしい。そこにわたすが加わることで、縦横無尽のアンサンブルになります。ひさしぶりに演奏して、互いに「こりゃ、すげぇな」と思ったんでございます。見事に「揺らぎ」ます。 なわけで、ギターを弾く方はもちろん、そうじゃない方もぜひぜひ来てください。 吉祥寺のスターパインズカフェは音楽愛に溢れたハコでして、そこで二人で演奏できるのがむっちゃ楽しみです。で、ド平日ってことで、仕事帰りに来てもご飯を食べつつ、飲みつつ、見ることができるっつー試みを準備してもらいました。     ラビッツが復活を決めた日の動画!笑      

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リハーサル

10月27日 金曜日 晴れ 懐かしき、リハーサルの日。 こうやってバンドとしてみなさんの前に立てることを、もはや当たり前だとは思っていません。スタッフが僕らの意思をじゅうぶんに理解してくれ、縦横無尽に走り回って画策してくれ、でもってサポートしてくれるみなさんの想いがあって、今日、リハーサルまでたどり着くことができる。 ならば、この場を思いきりクリエイティヴな場所にすることがわたすの仕事です。 うちのスタッフたちは(こういう言い方もなんだけれど)大きな現場のスタッフをやっているので、コが明けてほんとに忙しそうにしているのを見ると、オレまで嬉しくなるっつーか。HWをやってくれるのはそりゃ嬉しいんだけど、コで苦しめられた分、スケジュールが重なってるときはでっかい現場を優先してほしいっつー気持ちになります。なわけで、今回はいろんなスタッフに久しぶりに会えるのも嬉しいんです。はい。 さて。リハーサルですが。 みんなのリクエストがいい感じに反映されていて、かつてないものになりそうです。久しぶりにやってきた「グレッチ弾きたい衝動」に駆られ、弾きまくってますが、アコギでツアーを重ねてきたこともあって、なんだかおかしな領域に達しております。てか、言うまでもなく素晴らしいバンドです。僕の中では間違いなく日本一。ストーンズの新譜のせいで、まだ世界一と言えないのがむず痒いけど。 で、ギターが重い。笑。しょったまま5時間くらい歌ってると、堪えます。 でね。僕らのバンドは70年代の楽器が多いんです。グレッチもアンプもしかり(ひとつは60年代)、魚さんの機材も70年代のものが多いんです。もはや骨董品の領域。それらを使ってる人はもう見かけません。でも、いい音なんです。なにものにも換え難い。なので、メンテを怠らず、本物の機材を使っています。 それらの楽器はほんとうに「70年代の楽器の匂い」がします。車に積むと、魚さんと僕の楽器は同じ匂いがするんです。今回のツアー「恩返し特別編」(弘前、長野公演)では超絶至近距離で楽しむことができます。ぜひ、匂いも嗅いでみてください。いや、まじで。 グッズも続々届いています。アナログ盤などもあるので、詳細は追ってお伝えします。 さてさて。明日土曜日よりHEATWAVEツアーのチケットが発売開始です。ぜひぜひぜひー。 HEATWAVE TOUR 2023 三大アニバーサリーツアー

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リハーサル

10月26日 木曜日 晴れ   というわけで、本日ツアーに向けてHW、リハーサル初日であります。  昔はふんぞりかえって、迎えにきた車に乗って、セッティングされた楽器を演奏して、タバコを吸って、灰をこぼして、終わったらみんなで飲みに行ってっつーのがリハーサルでしたが。  世界は変わりました。  早起きして、楽器は前日に積んで、スタッフと運び込んで、もろもろ打ち合わせをして、演奏して、時間の許す限りやって、なる早で帰って、風呂入って寝る、みたいな。笑。  これでいいんです。違うな。これがいいんです。  みなさんから寄せられたリクエストをもとに、いろいろ試してみる1日です。たくさんのリクエストをありがとう。つーか、バンドのメンバー揃うの、2023年初なんだよね。たぶん。  行ってきます!

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『東北で待ちあわせ』

10月25日 水曜日 晴れ 今年の1月にわたすのコのせいで延期になり、6月に横浜で2daysに渡って開催された29年ぶりの友部正人さんとの「待ち合わせ」。 関東圏のみならず、日本中から見に来てくれて、とっても嬉しかったのでございます。僕自身、友部さんの新しい歌を体験して、どえらく励まされたし、表現ってこういうことだよな、と新たな道標を見つけた気持ちでした。その道標には「オレについてくるな!」って書いてあるのが、また素晴らしいんだけどね。笑。 ストーンズ、すごかったけど、今の友部さんすごいんです。そんなわけで、2024年新春。お願いして、滅多に行けないところに行くことにしました。仙台と福島県いわき市です。超絶至近距離であの稀有なスピリットを浴びて、2024年、いいスタートを切ってください。 私事ですが、コになって、言葉のインスピレーションがなくなったと嘆いておりました。周囲からもいい歌なんて聞こえてこない。でも、友部さんはいつものように飄々と新しい歌を生み出している。彼は僕にこう言ったんです。「考えちゃダメだよね。詩は閃いたら悩まずパッと描かなきゃ」。止まっちゃうんですよ。流れが。まぁ、もちろん才能のレベルが違いすぎるってのはあるし、未だオレは言葉が湧いてこないのですが、あの一言には励まされたなぁ。だって、それは普段オレが音楽に感じてることと一緒だったから。 考えるな。感じろってこと。 てなわけで迷わず来てください! —————————— 『東北で待ちあわせ』 友部正人×山口洋(HEATWAVE) 2024年1月10日(水) 仙台 MACANA 19:00 open / 19:30 start 前売¥5,000+1ドリンク別途 当日¥5,500+1ドリンク別途 【ご予約】10/29(日)10:00〜 groovecouncil@gmail.com 「待ち合わせ」係 お名前、人数、住所、電話番号を明記してお申込み下さい。 受付後3日以内に詳細を返信いたします。 2024年1月12日(金) いわき club SONIC iwaki 19:00 open / 19:30 start 前売¥5,000+1ドリンク別 当日¥5,500+1ドリンク別途 【ご予約】10/29(日)10:00〜 ticketsonic@gmail.com 公演日、お名前、枚数を明記して下記メールにてお申し込み下さい。

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天晴

10月24日 火曜日 晴れ 昨日、ファーマーの投稿にありました。「それからSNSやめました」。いいなぁ、言ってみたいぞそのセリフ。笑。 ところで、いやはや。おみそれいたしました。ストーンズ。 80歳を迎えて、これだけドライブしている音を聞かされると敬服するしかないっすね。一時期「株式会社ローリングストーンズ」にしか見えなくなって興味を失ってましたが、このアルバムで世界中のどれだけの人間を励ましたかってことっす。素晴らしい。 だって、年齢って意味ではロック第一船団として常に一番前を走ってるわけだもんね。彼らの前に道はないんだもん。 にしても。シングルコイルのむっちゃいい音してるし、ミック・ジャガーの声はとてもじゃないけど80歳のそれじゃない、、。オレも節制すれば(身体が元気なら)あと20年演奏できるんだってことを教えてくれる。それはすんごい光ですよ。あとね、ミックはたぶんオートチューン(音程を補正するソフト)使ってる。普段あんなに音程良くないもん、ミック。んなもん使わなくてもじゅうぶん彼は彼なんだけど、ちゃんと時代にアジャストしてくるところがとっても彼らしい。 このアルバムに関する記述はこのくらいにしておきます。オレだって中学生のときに「Black & Blue」をリアルタイムで聴いてからのファンだから実に47年間(自分でもびっくり)だよ。笑。誰かのコメントがネットから入ってきて「頼むから、あんたの感想だけは知りたくないんだよ」って思うもん。ほんとだよ。 なので、オレも多くを語らない方がいい。ひとことだけ。2023年最高のアルバムが80歳たちの手によって創られました。もうひとつだけ、ブルースに根ざしてるところがとっても最高です。 これ貼っておきます。英語わからなくてもストーンズ好きならだいたいわかると思います。      

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幸福の基準@仙台にて

10月23日 月曜日 曇り 弾丸で仙台日帰り。主催者は前泊、後泊と用意してくれていたのだけれど、まったくもってこちらの理由。単純に時間が足りないから、無理してでも帰るしかないだけ。しかも、道中はずっとコンピュータで仕事という。 コが5類になってからというもの、休日の乗り物の混み具合が半端ないのですよ。ほぼレジャーに行くのであろう方々に囲まれてるとなかなかにしんどい。なので、ブルジョアでもなんでもないけど、こっちは車中も仕事があるんで、在来線も新幹線もやむなくグリーンに乗ります。それすら、満席。涙。在来線なんて、カバンを横の座席に置いて、他人が乗れないようにガードしてる輩とかいるんだよね。新幹線の隣の席なんてティーンだよ!まったく、どんな育ち方してんだか。あ、行きはね。ずっと外人に話しかけられてた。   幸福の基準。   仕事とはいいつつ。疲れない程度に人間観察はする。カバンでガードしてる輩とか隣のティーンの人生を想像してみる。 不思議なことだけど。 僕からみて幸福を手にしてる人の多くは「自分のことより先に誰かを思いやっている」。つまり、誰かの役に立っているという実感がその人を幸福にしている。いつも嘆いている人は「いつだって自分のことを先に考えている」。 これはなんというか、人間の真理だと思う。なぜって、人は一人では生きていないから。 基本的に無料のコンサートは好きじゃない。だって、八百屋でタダで野菜を配らないでしょ?でも、そのオファーを受けるのは主催者たちが街に音楽を取り戻そうとしているから。その街にもさ、でっかいフェスはある。でも、その手のものと市井のものは分断されてる。おかしな話なんだよね。そのフェスに出たからといって、動員が増えるわけじゃない。人々はカタログ的に音楽を味わって、満足なのかもしれないけど、フェスってのはほぼ簡単なサウンドチェックのみで演奏するわけだから、決して万全の音じゃない。音楽の奇蹟を起こすにはそれなりの準備ってもんが必要なんだよ。 主催者はもちろんだけど、演者も、オーディエンスも。ただ享受してるだけじゃなんにも変わらない。羊でもオオカミでもなく、その両方になれる懐の深さが必要なんだと思うんよね。祭りってさ。もっと土着なんだよ。今年も実りがありますように!とかさ。もっと切実なんだって。 もうひとつ。志をもって、続けること。それが一番難しい。人生は文化祭じゃないからね。だから続けてる人は応援します。たとえ実らなくても、続けるって言い放って棺桶に入ったんだったら、それは貴重な人生の勝利だとオレは思う。 そういうことも含め、面白おかしく人間力で突破して、音楽ってすげーってところに到達させるのがオレの役目。それができたかどうかは不明だけど、場所を与えられたからには全力でやらせていただきますとも。ステージに上がって、さてどうする?なにも湧いてこなくなったら、即引退。でも、まだ大丈夫。いつだってこころの中にはロンドンコーリングのEmが鳴ってるから。 っていうか、こういうことが自分を成長させてくれてるんだと思う。世間と自分はどんどん乖離していくけど、それは当たり前だし、歌うってそういうことだと思う。 で、なにも食べないまま帰りの新幹線に乗って。隣の席はティーン。んー、駅弁屋に寄ったなら、紐を引っ張って加熱するタイプの牛タン弁当しかなかったんだよね、、、。どうしてこれが売れ残るかって、匂いが周囲に充満するからなんだよね。 ティーンに「すいません」とひとこと謝って喰った弁当。ちっとも幸福じゃなかった。チーン。 それもまた人生。   アーメン。

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めんこさの定義

10月22日 日曜日 晴れ   振り返ってみると、若い頃は誰かに植物をもらっても、必ず枯らしていたのです。もちろん放置はしていないんだけど、多くは水のやりすぎだったのか、と。植物の声がまったく聞けていなかった。自分の都合で水をやってたんですね。  いつの頃からか、それが聞こえてくるようになって。  うちの植物たちはむっちゃ元気です。朝起きてやることは「おはよう!」の声かけと植物の元気チェック。今年、夏の間長期にわたって家を空けたとき、自動水やりシステムを設置して、植物たちを一旦外に出したのですが、日光の当て方を学びました。適度に当たると元気になるけど、当てすぎすと葉焼けする、とかね。  昨年は房総からやってきたビワを発芽させる(にゃんと発芽率、脅威の100%)ことに夢中になっていました。いろんな家庭に旅立っていって、その後の写真を送ってくれるのですが、まぁなんというか、見事にその家庭の色になっていくというか、個性が出てくるのです。それがむっちゃ面白い。うちのはあえて、太陽があたらないところに植えていて、比較のための標準木としてたいせつな存在です。  今年は長野県飯山市にお住まいの僕のスキーの先生が40年もののオリヅルランを送ってくれたのです。これがね、超絶めんこくて、ランナーと呼ばれる部分を水耕栽培していると、どんどん芽が出てきます。家は培養工場と化していて、そのうちまたみなさんにお届けしたいと思っています。お礼は不要なのですが、ときどきその後の写真を送ってください。  ほんとはね、動物と暮らしていたいのです。でっかい犬が大好きで、ジャーマンシェパード、バーニーズマウンテンドッグ、レトリバー各種、アイリッシュセッター、あ、いちばん好きなのはボーダーコリー。ネコも好きです。和ネコ、駄ネコ、にゃんでも好きです。でもね、やっぱり飼えないのですよ、こんな人生送ってるとね。命に責任が持てない。なので、ともだちんちの会ったことのない「おちょこ」と「ちろり」をインスタで見て毎日萌えてます。笑。実際にあったら、悶絶だな。この前、ステッカーをもらってバイクに貼っちゃったもんな。  そんなわけで、窓際のヒグマの置物コーナーは充実するばかり。ご存じだと思いますが、わたくすヒグマが好きなんです。なので、昨今のクマのニュースにはこころを痛めています。クマはなんにも悪くないんです。生きようとしているだけです。書くと長くなるから割愛するけど。だから、ヒグマには会わないのがいいんです。大好きだけど、会いに行くなんて、そんな野暮なことはしちゃいけない。この前、北海道をバイクで走ったとき、ああ近くにいるんだろうなぁ、って。そのくらいの距離感がいいんです。  話はさらに脱線。  南関揚げって知ってますか?福岡と熊本の県境あたりに存在する「揚げ」なんだけど。これ一度食べるとやめられません。福岡のイベンターが定期的に送ってくれるので、うちにはかなりの確率であるのですが。味噌汁がとっても芳醇になるからして、どこかで見かけたらぜひお試しあれ。  最後にストーンズ。僕はアンダーカヴァーぐらいからまったく興味を失っていて、それってミックとキースの不仲と見事に合致するのだけれど。ここにきてチャーリーを失って、80歳になって、それでもバンドを続けてるってことと、根底にはブルースがあるってことに完璧なまでに敬服します。  まだよく聞き込んではいないんだけど、チャーリーとビルの不在をギターをパイのように積み重ねることによって、カヴァーしてる感じ。その手法は完全に確立されたなぁ、と。天晴です。アルバムでいうと「Black & Blue」あたりから、複数のギターがパイのように塗り込められていて、曲のハイライト部分には印象的なパーカッションが使われ、よく聞くと、かなりフェーダーでレベルは上下してる。簡単にいうと、出てきた瞬間は最もでかいけど、その後はとても小さいのです。  なにが言いたいかというと。ストーンズのサウンドは極めて動物的に録音され、熟考の末に完成してるってこと。  大したもんです!オレもあと20年はいけるかも!と思わせてくれたわけだから。そう思った人が世界中にいるってことだから。  ストーンズに関してはまたいずれ。

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地球儀

10月21日 土曜日 晴れ   昨日の記述で、「イスラエルとパレスチナがどうして揉めているのか教えてください」的な。  あのね。オレ、専門家じゃないし。先生でもないし。んなもん、自分で調べてください。知らないことはなんにも恥ずかしいことじゃなくて、知ろうとしないことが問題なだけ。いまどき、そういうことをわかりやすく解説してくれるyoutubeのコンテンツだって、きっとあると思う。  それって、どんなことであれ、対岸の火事じゃないし。  なんというか。こころの中ではいつも「地球儀」を回して考えるだけの柔軟性が必要だし、もうひとつ史実も含んだ上で、自分なりの世界のパワーバランスを頭に描けた方がいいと思う。  たとえば、この問題で言えば、第一次世界大戦時、大国グレイトブリテンが行った三枚舌の外交なんて、酷すぎるにも程がある。これさえなければ、ここまでこじれてなかったと思うし、いつだってアメリカはイスラエルの肩を持つわけで、そこにイランが絡んで、サウジアラビアが絡んで、ロシアが絡んで、ややこしさを極めていくのだけれど。これは世界史の勉強の時間ではなく、今、起きていることで、あなたもオレも無実ではないってこと。結局は醜いニンゲンたちの欲と得がからまりまくってこうなってるってこと。  ややこしすぎて、よくわかんなくなることもあるけれど、ランニングしながら、うーんと身体で考えてると自分のやるべきことが見えてくる(気がする)。  個人としての生き方の積み重ねなんだと思う。それをたいせつにすることだと思う。道を外れて生きることの責任とプライド。  振り返ってみると、いつもそうだった。高校の時に「勉強しないとお前の未来はない」って脅したオレの担任。今となっては「あなたのおかげでミュージシャンになれました!」って感謝したい。  あの人はみんなと同じ列車にオレを乗せるのが教育だと思ってた。でもその列車が死ぬほど苦手だったから、飛び降りた。怖かったけど。飛び降りたら、もう線路はなくて、自分で歩いていくしかなかった。自分で歩いていくと、いろんな経験をする。経験が育ててくれたんだと思う。新聞に書いてあることを鵜呑みにするな。机の上でモノを考えるな。  いつだって(ほぼ)正しかったのは自分の直感。  行くとこまで行くと、なにを言われても怖くなくなる。まぁ、どこかで野垂れ死する可能性はいつだってあるんだけど、それを怖がってたらなにもできない。だから恐怖をともだちにして、行けるところまで行くのが人生なのかな、とこの頃思うよ。  例の地球儀をクルクル回しながらね。

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