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HEATWAVE OFFICIAL BOOTLEG SERIES #008 / 2021122640 Years in a BLINK HEATWAVE
“Unknown Pleasures” HEATWAVE
2022.3.18 Release
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2020.6 Release
詳細/購入はコチラ »Blink HEATWAVE
2019.11 ReleaseOfficial Bootleg #007 “THE FIRST TRINITY” 181222 HEATWAVE
2019.5. Release日本のあちこちにYOUR SONGSを届けにいく 2018 山口洋
2019.3.25 Release『OFFICIAL BOOTLEG SERIES #006 19940524』 HEATWAVE
2018.12.19 Release『OFFICIAL BOOTLEG SERIES #005 171222』 HEATWAVE
2018.5.19 Release『Your Songs』 HEATWAVE
2017.12.26 Release『Carpe Diem』 HEATWAVE
2017.5.17 Release『OFFICIAL BOOTLEG #004 151226』 HEATWAVE
2016.12 Release
HWNR-012 ¥2,500(税込)『OFFICIAL BOOTLEG #003』 HEATWAVE
2015.5 Release
HWNR-010 ¥2,500(税込)DON'T LOOK BACK.
山口 洋 全詩集 1987-2013 B6サイズ 272P 特製栞付き ¥2,800THE ROCK'N ROLL DIARY, 2011 3.11〜 陽はまた昇る B6サイズ 176P ¥3,000SPEECHLESS Yamaguchi Hiroshi / Hosomi Sakana
2011.2.9 Release
NO REGRETS XBCD-6003
¥3.000 (TAX IN)
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月別アーカイブ: 4月 2024
リハーサルday#001
4月30日 火曜日 雨 さて。 2024年、HW始動でございます。本日、今年初めて顔を合わせます。 僕がツアーで試してきたことをバンドにフィードしてみます。僕がどんな旅をしてきたところで、彼らはそれを知らないわけで。その逆もまたしかり。会うことがなかった空白を音楽で中空に描いてみる感じです。 だんだん作品を創ることは難しい世界になってきました。それでも僕らの存在意義は、同じ時代に生きて、新しい曲を生み出しているところにもあるわけで、ようやくその第一歩を踏みだせて嬉しいです。 5/3の横浜サムズアップ。これまたこころあるハコの周年です。HWの音での会話の模様を食事しながら超至近距離で楽しむことができます。ぜひぜひ、来てください。 それではスタジオに行ってまいります。 このシリーズ、サムズアップの後にこれまた老舗の京都磔磔の50周年を祝いにいくのです。昨今、ギターテックは激務でして(コが終わって現場が増えたため)なかなかスケジュールが合いません。そのためマネージャーひとりで楽器を満載して京都に走ることになっていたのですが、わたす、ふと気づきました。かつて、若い頃、さんざんワゴン車で日本中回ってたわけです。これ、人生最後のワゴン車の旅にするのもいーんではないか、と。ははは。 てなわけで男二人旅の模様もインスタで中継するかもです。バンドマンの生態。あはは。お楽しみに。 ぜーんぜん話は変わるけど。 昔からの智慧というか。酒粕や麹が向こうから、教えに来てくれたというか。その圧倒的な包容力にびっくりしています。暮らしがこんなに豊かになるなんてね。僕はまだ誰かに語るほど、なにもわかっちゃいないけど。 そういうこと。もっともっと知りたいのです。今年もね、米作りに関するスケジュール送ってもらったんだけど、ことごとくツアーとかぶっていて。ってことは、こっちが米作りに合わせりゃいーんじゃない、と思ったのです。
ソロツアー#006、千葉ANGAの27周年を祝う
4月29日 月曜日 晴れ 昨日。千葉のANGAの27周年を祝いにいく。 湾岸線を経由して千葉へ。取り立てて、なにか特別なものがないのが千葉の良さ(誉めてます)と常々思っているのだけど、はたと気づいた。インバウンドがいないのだ。彼らにとっては魅力のない街なんだろうけど、それがオレに落ち着きを与えてくれるという。 一言で千葉って、この頃知ったんだけど、奥深い素晴らしい県だと思う。内房からバイクで帰るときに体験した360度の夕陽が忘れられない。このツアーで内房、外房、そしてANGAでもう一回やってみたい。 前日。ANGAのスケジュールをチェックして驚いた。ほぼすべての日が街のアマチュアで埋め尽くされている。老若男女。バンドからソロまで。つまり、街の文化に全面的に寄与しているってこと。それを27年に渡って、コを乗り越えて、続けてきてくれたことに、真面目な話、リスペクトしかない。 来てくれた人はわかると思うけど、ANGAの音響、素晴らしいんだよ。なんのストレスもなく、真っ白なステージを与えてくれるから、オレは空っぽの器のようにその日の演奏をすることができる。 ソロツアーも第2レグに入って、いろんなことが進化しているのも複数会場体験しれくれた人にはわかってもらえたと思う。次は5/3にバンドにフィードするよ。 ステージに立っている間じゅう。オレは空っぽだった。彼らが育んでくれた27年の歴史にオレは身を委ねていただけ。 楽しんでくれたかな? もう来年のスケジュール、決めて帰ってきたからね。2025年5月5日です。笑。また来年、元気で会おう! でもって、27周年。おめでとう!!
千葉へ
4月28日 日曜日 晴れ GW期間中は近所の工事もストップしているので、窓を開けて新緑の匂いを嗅ぐことができます。ウグイスの声も聞こえてくるし、風が通り抜けていくし、平和です。 暮らしは静かなのがいい。 クルマに本と楽器を積み込んで、今日は千葉ANGAの周年を祝いにでかけていきます。ソロツアーのおかげで暮らしの中に「演奏すること」が定期的に加わって、張りがあります。感じたこと(ポジティヴなことに限らず)を音楽にフィードしていけるというか。 ツアーも日々進化、更新中。今日で10分の1が終わるのかな。 昨日ホームセンターに行ったのです。キッチンの棚が崩壊寸前。特殊な大きさゆえ、これは自作するしかない。才能がないのはわかってるけど、親父はこういうの天才的だったから、オレにできないはずがない。いつもテキトーな設計図で作って詰めが甘くて失敗するので、まずはどのような材があって、どのように作れば堅牢なものになるのか視察しようと。 GWゆえ、そこにも人が溢れてるわけです。人々を観察して、いろんなことを感じました。そこにも多いに時代が反映されている。うーん。ふーむ。由々しき感じ、、、。でも次第に自分になにができるかってことを考えました。で、今日僕にはステージが与えられている。 じゃ、やることをやるだけじゃん、みたいな。 ウォールデンの「森の生活」が自分の理想でした。でも、それは違う気がする。俗世にまみれた上で、自分の鋭さを研いでおくってのが現代に生きる意味だと思う。軋轢もすごいんだけど、そのフリクションをエネルギーに変換できるだけの経験はしてきたはずだしな。 ロックミュージックにはもはや、なにも感じないのです。でも、本質的なところ、生き方としてのロックンロールはなにも変質していないわけで。そこに向かってひとりで歩いていくのがいいと思うのです。 難しいことはこのくらいにして。今日もぜひ、足を運んでくださいな。宇宙、連れていきますよ。 オリヅルラン、物販のところに預けておきますね。みんなの暮らしのバイブスを良いものにしてくれますように。 小さな夢なんだけど。この植物、みんなの家で元気に育ったなら、また誰かに繋いであげてほしいんです。もちろん強制なんかしません。でも、僕ももう30株くらい繋いだんですけど、それって、とっても自分が元気になることもでもあるんです。 今朝、家を出て行く株たちに「じゃ、元気でね。よろしく頼んだよ」って。笑。 ロックンロール! プレイリスト#013できました!トルーマン・カポーティー、イギー・ポップからケヴィン・エアーズまで。 大学生のころ、よく聴いてた曲たちかなぁ。
再会
4月27日 土曜日 曇り 仲違いしたわけではないけれど、とあることのせいで疎遠になっていたともだちと再会。 お互い1ミリも変わってなくて、多くの言葉は必要なかったのです。笑。ある場所を散歩してるときにばったり会ってね。それは運というよりは、そういう風にプログラミングされてたんだと思います。天によって。 ふたりとも、世界を善きものにできないかとフントーしてきた身なので、またなにかを一緒にできたら、と再び夢見るのです。 職業、オレ、だね。二人とも。笑。 えー、カモネギ書店。本日12時からグランドオープンです。協議のすえ、アマゾンと張り合うのはやめようと。あんなに速く発送してたら、身がもたない。そのかわり、気持ちを込めてお届けするってことをモットーにやっていきたいと思います。年に一回くらいはおバカなセールを開催します。今後とも、どうぞよろしくです。 えっと、明日はソロツアーの第2レグ、#006千葉公演です。迷わずきなされ、ホトトギス。 連休中のBGMに本に沿ったプレイリストをどうぞ。現在#012まであります。
ストレスフル
4月26日 金曜日 晴れ かなりな1日でした。苦笑。環境を変えたいとわたすのスピリットが言っております。 気持ちがよくないことをここに書くのも、吐露したいのではなく、現代はこういう時代だってことを伝えたいからです。なので、読んでる人がなるだけ不快にならないような表現にとどめますが、内心、ほんとうに怒り心頭で、ここからの転出を真剣に考えています。 この家のエリアは車がすれちがうことができないくらいの道の細さで、なおかつ行き止まりの丘。それゆえに静かだったのです。ところがコの需要に合わせて、合計6軒の家が建築中。そのうち3軒は土地さえなかった裏山を切り開いたのです。暴力的にね。リスや鶯は棲む場所を失いました。 いきおい、この2年くらいの混乱は凄まじいものでした。車、すれちがえないんだから。住民のストレスもマックスだったと思います。何度も工事のトップに路上駐車をしないよう、業者に伝達するようお願いしても、それが伝わることはなく、やってくる新しい業者は100%駐車するのです。 こちらがでかける日は朝から業者に言わなきゃいけないのです。車出せないんだもん。これはもはや警察案件かなぁ、と。でも、わたす警察も嫌いなんです。笑。物資の運搬のための駐車は止むを得ない。けれど、人員を運ぶためのものは駐車場を確保して、その経費は施主に請求しろ!と。まじめな話、30回は伝えたかな。 昨日、上司らしき人物がきたのです。いわく、わたすに部下が怒られた、と。いや、怒ったんじゃない、伝えたんだと。彼の携帯には部下が撮影したであろう、我が家の写真。。。。。なんだかね。 でも、彼は話せばわかる人でした。こちらが受けたコからの数年のストレスがどれほどのものだったか。どれだけ「糠に釘」を打ってきたか。その業者に関しては今後、きちんと連絡します。すいません、と。 ただね。6軒分の複雑な業者がいるわけです。それに全部伝えることは不可能なのですよ。そして、今朝も重機がやってくる、、、。もはや、途方に暮れております。 昔はね。親方ってのがいたんですよ。棟梁。棟梁はこんなことしませんから。棟上げといえば、地域の人を呼んで宴会をしたものです。そういう結のシステムがあったのです。 つまりコンプライアンスという見かけの光合成みたいなものによって、なにが失われていったかってことです。 僕はこのようなことに全力で逆らって生きます。彼らを攻撃するのではなく、自分が正しいと思った道を歩くってことです。彼らが逆説的に教えてくれている。そう思っています。 もうひとつ。 携帯のキャリア、ネット回線。ずっと契約してきた某会社にほとほと嫌気がさしての転出。どんな嫌気がさしたのか、はもう書きません。徹底的な拝金主義に吐き気をもよおしたのです。 手続き、面倒くさいけど、やめます。関わりたくないし、自分が払ったものをこんな会社に還流させたくない。 たとえば僕はメールのアドレス、一回も変えてないんです。今や、迷惑メールがほとんどだけど、変えないんです。一回、決めたことは簡単には変えない人間です。それがこの行動に出るってことはそれなりのことなんです。携帯だって、母親が病気にならなければ、未だにもっていない可能性が高いです。 最初はjーphoneって会社でした。それがvodafoneになって、某SBになった。これは僕が変わったのではないのです。それだけ群雄割拠の生馬の目を抜くような業界ってことでしょう。 まずはネット回線の離脱。やめるのに、違約金を取られました。さすがにね。これだけ契約して金を払い続けて、違約金はないだろ、と。しかも4月中まではそれが無料だと謳っておきながら(昨日は4/25)、実際の手続きは5月になるので、払っていただきます、と。すごいな孫正義。でもまぁ、金輪際関わりなくないので、払ってやめる。 ちなみに「なんでやめるのか?」って執拗に聞かれたので「SBの理念が嫌いだからだ」と応えました。昔、ヒースロー空港で「なんでアイルランドなんかに行くんだ?」って聞かれたから「イングランドが嫌いだからだ!」って応えて、別室に連れていかれた感じによく似てる。笑。 一丁、あがり。次、電話。 面倒だけど、やるしかない。そして、窓口には行きたくない。勢い、自分でネットでやることに。 面倒だったけれど、1時間くらいかけて移行はほぼ完了。e-simなら、物理的に受け取る必要もないから、再起動して完了のはずが、キャリアが表示されず。 そのキャリアのアプリでアクセスしようにも、ショートメールで二時認証コードが届かないから、どうしようもない。 まずはチャットで連絡。どうやら、e-simのエラーらしい。次にテレビ電話で会話。これはどうしようもないから店に行けという。 店に行く。3時間待ち。おまけに相談料金もかかるとな。もう笑うしかない、、、。 回線が繋がらないときはここに電話しろって番号を見つけたので、電話。たらい回しに注ぐたらい回し。ようやく繋がるも「あんしん遠隔サポート(名前がムカつく)」への加入はマスト。ああ、わかりましたよ、払いますよ。で、遠隔アプリをダウンロードして、延々1時間。プロであるはずのやつはこう言った。 「お客さま。これはチャットに相談していただけますでしょうか?」。こ、こいつはバカなのか、、、。さっきチャットに連絡したって伝えたけど。 もはや絶望的な気分になる。ここまでで3回くらい、もう携帯を捨てようか、と思った。あはは。 もういい。自分でやるか、できなきゃ携帯捨てるまでよ。 2時間くらい格闘。前のキャリアの残骸のようなものが携帯の中に残っていたのを発見。それを削除して、再起動して、一件落着。 これは某SBだけの問題ではなく、業界の体質なんだ、と思い知る。 店には街の老人たちがたくさんいた。たぶん、自分で解決できないんだと思う。できるはずないよ。こうやって、老人たちは切り捨てられる。ほんとうにFUCK。怒りで胸が震える。 オレたちが今ここにいるのは彼らのおかげなんだよ。敬えよ。 スーパーで電子マネーがうまく使えない老人。それを見てイライラする人間。なにかが間違ってるって。 こんな世界で善きものを循環させるにはどうしたらいいんだろうって。さすがのオレもむっちゃ負荷をかけて走って、断食して、このストレスを吐き出したよ。 んなものに負けてらんないからさ。 … 続きを読む
日々雑感
4月25日 木曜日 晴れ 今朝もまた重機に悩まされる。家の目の前に数珠繋ぎで駐車され、車を出せない。こちらは機材の積み込みがあるのだがお構いなし。抗議したなら、前もってビラを入れておいたはずだ、と。ビラ入れときゃなにやってもいいんかい、と頭に血が上ったが、もはやこの手の輩と闘うだけ使う労力が無駄。日々違う業者がくるから、大元に生活に支障があるからと伝えているのだが、まったく伝達されていない。なるはやで作業を終えてもらい、こちらが作業を後回しにすることにする。疲れる。 携帯のキャリアを変える必要があった。山の家では今のキャリアはまったく使えない。ポケットwifiを毎回借りてたけど、それもまた面倒くさい。とあるキャリアだけ使えることを知っていたけど、この手の手続きが死ぬほど苦手で放置していた。そういうのもきちんとしようと重い腰を上げる。 しかし、携帯会社って勧誘には熱心だが、出るときは冷たい。当たり前か。おまけに「違約金」みたいなもの取られたりして。「違約金」ってなんだよ!あんたの会社にどれだけ金払ってきたと思ってんだよ。 まぁ、いいや。この際全部作新することにした。電気だって、何だって、ユーザーであるこっちが選ぶべきなんである。独占企業なんてJRよろしくロクなもんじゃないから。 旅をしない人は知らないかもだけど、JRって国鉄時代の名残りか、西と東で会社が違う。それゆえ、チケットの買い方も異なるからふたつのアプリを使いこなす必要がある。で、「みどりの窓口」は減る一方。お年寄りは旅をするなってか! 思うんだけど、キャリアを変えることすら、お年寄りには無理だと思う。32桁の個体識別番号を2回入れろって、無理だよ。自分でできないから、店舗に足を運んだら、料金を取られる。まったくね、、、。 オレは金の話を言ってるんじゃない。そのスピリットの問題。 どんな職業にも意味ってものがある。たとえば宿泊業はビジネスマンにも旅人にも、オレたち旅芸人にも必要。でもね、昨今のインバウンドに合わせた値段設定がエグすぎて、ミュージシャンは名古屋、仙台、大阪日帰りを通り越して、福岡日帰りって時代になりつつある。 なんだかね。 その志はどこを向いているのか。たいせつなのはそれだけ。 昨日、高橋竹山のドキュメントを見たんだよ。津軽では盲目に生まれたなら、三味線弾きの物乞いになるしかなかった。女性はイタコ。その凄まじい人生ゆえのあの音。こころが震えたよ。彼はこう言ってた。「自分が生きるにはこの道しかなかった」って。彼の音は地上から天空を射す情念の「ひかり」そのものだった。 これが音楽だよ。 親父が彼の演奏が好きでよく聞いていたから、オレも幼い頃から彼の音の虜だった。なにが違うかって、生きてきたその道程そのものが音なんだよ。虚構や虚飾ではなく。犬の皮、亀のバチ、絹で作られた弦。そして盲目の弾き手。 なんであれ、どう生きるか。それだけだよ。
プレイリスト#011
4月24日 水曜日 雨 兄貴分がバンコクからブータンに飛ぶ機内からの写真を送ってくれました。 にゃんと!チョモランマは飛行機の巡航高度の上にあるんだね。お見せできないのが残念だけど、知らないことはこの世に山ほどある。 さて。 プレイリスト#011、更新しました。「夢からニューオリンズを経てスワンプと荒野をめぐる旅」です。マニア寄りの選曲ではなく、いつものように入門編としての音楽ガイドとして作っています。それぞれの代表曲が入っているので、そこから自分で深堀りしてくれると嬉しいです。たくさん曲が入っているアーティストは「推し」ってことでんがな!! ツアー中、ひとりの楽屋は寂しいので、よくこのプレイリスト聴いてました。自分でいうのも何だけど、とってもいいです。聴いてくれる人もぼちぼち増えてきたので、最後までやってみます。 ところで。 ツアー中、まぁ、移動もほんとにヒドかったんだけど、駅の喫煙室がヒドかった。狭いところの閉じ込められて、ヒドすぎて、見てらんない。新幹線に喫煙車両なんてとっくにないしね。 わたすはタバコを吸いませんが、喫煙者は過分に税金払ってるわけだから、もう少しなんとかしてあげるべきだと思います。吸わない権利があるなら、吸う権利だってある。ああやって、社会が排除していく感じに強烈な違和感を感じます。てか、タバコで吸い上げた税金で、彼らが安心して吸える場所を作ればいいだけじゃん。 あとね。 最近うちの回りの工事がひどいって、引っ越しを考えるほどだって書いたと思うけど。いちばんひどいのは駐車。細い道に重機だのトラックだの数珠繋ぎに駐車されて、騒音もだけど、簡単にでかけることができない。 彼らは警備員をつけて、事前にビラを入れておけばいいと考えてるけど、それは違う。路上駐車に関しては業者分だけの駐車場を確保すべきで、その料金は施主に載せればいいだけの話。こちらは日常生活に支障をきたしてるって、何度も伝えたけど、ついにそれを実施する現場はひとつを除いてなかった。正直、ある種の絶望感を覚えた。 こちらの言い分を聞いてくれた現場は仕事も丁寧。つまり何のために家を建設するかって、本分をきちんと理解してるってこと。 ほんとに我が身を振り返るよ。 さてさて。日曜日の千葉でのライヴ。オリズルラン、育ってきたので、3〜5名の方に差し上げます。ニックネームを書いて、 こちら「hw.noregrets@gmail.com」までどうぞ。 差し上げた我が子たちは順調に育っておるのでしょうか?たまに便りをくれたら嬉しいです。もし、枯らしてしまったら、めげずにまた応募してください。
幸せなボロ猫
4月23日 火曜日 曇り なかなかにハードな旅でしたが、各地でたくさん愛を受け取って幸せなボロ猫でございます。 昨夜は風呂に入る元気もなく、新幹線からいつもの店に直行して、美味しいごはんを作ってもらいました。子供の頃、なんの興味もなかったような食べ物(たとえば、切り干し大根とか、おからとか)が沁みます。日本人なのねー。笑。 そして、自分にお疲れの意味を込めて、ちょっとだけ頂く日本酒が最高でございます。ようやくわたすも飲み方が大人になりました。 家に帰って、気絶。笑。 ソロツアーはレグごとに、内容をちょっとづつ入れ替えていこうと思うんです。本に沿った内容とはいえ、新しい曲をHWに持ち込むために試しながら。なので、何度見に来てもらっても、進化していく音楽を楽しんでもらえると思います。 ところで、今週末4/28(日)#006 千葉:ANGAでの公演ですが、GWで日曜日にもかかわらず、イマイチ動員が伸びていないと連絡がありました。これねー、来なかったことを後悔するようなライヴをやります(まぁ、いつだってそうなんだけど)からぜひ来てください。ひひひ。 ちなみに5/3のHW横浜とセットで見ると、さらに面白いと思います。 どちらの公演もお店の周年祝いなんです。基本的に僕らは愛のあるハコでしかやりません。みんなも気づいてると思うけど。拝金主義のハコじゃ燃えないんです。音楽に愛のあるハコがあって、オーディエンスが来てくれて、僕らが演奏して、初めてライヴなんです。 僕は愛に引っ張られるニンゲンなんです。ハコの愛に多分に影響されます。 これまでのソロツアー5本。どのハコも素晴らしかったです。その素晴らしさ、個性、日本という多様性を伝えたくて、blogを更新し、インスタをやっています。クドかったと思うけど、記録して伝えるってたいせつなことなんです。 それはこれからも続けていきます。はい。あれも完全ワンオペです。たまに入ってるオレの写真だけは誰かが撮ってくれたものだけど。 今日だけはゆっくり過ごします。明日からはまたエンジン全開で週末のライヴに向かおうと思います。千葉で育てて、横浜でバンドにフィードって感じかな。
ソロツアー#005、広島広島市にて
4月22日 月曜日 雨 広島からの新幹線の中でこれを書いています。 福山から広島に移動して、ホテルにチェックインする前に、街を散策。これはとってもたいせつな時間。 たぶん、1983年。バンドが初めて福岡以外の街で演奏したのが広島。あのとき、太田川から眺めた原爆ドームと同じ場所に座って、こみ上げてくる想いが1ミリも変わっていないことを確認。あのとき書いた歌を今夜歌ってみよう。41年、か。 ヲルガン座は、オレの妹のようなゴトウイズミ(実際のところ、彼女は大学の後輩なのです。彼女は芸術学部デザイン科、オレは美術科)が身体を張って守ったハコなのです。戻ってこれて、ほんとうに嬉しい。 5日で4本のライヴ。たぶん還暦の身体にはこれが限界だと思うんだけど、各地、迎え入れてくれた人々の愛によって、にゃんとかやれている感じ。 前半は手こずったけど、だんだんハコの気に引っ張られて、空っぽになっていけた気がするなぁ。なんであれ、このツアー5本。同じものは1本もなかった。 楽しんでくれたかな? 終演後、もはや40年コースの付き合いになる街のアホちんたちに祝ってもらった。その贈り物がくだらなくて最高で、嬉しくて、泣けた。んなもんギターと一緒に宅急便で送ればいいんだけど、自分の手で持って帰るのが筋だろって。笑。 このツアー。初めての打ち上げを「スナック、ニュースリム」にて。言うことなし。 みんな元気でね! 来てくれて、ありがとう。また戻ってくるけんね。
ソロツアー#004、広島県福山市にて
4月21日 日曜日 曇り 正直な話、いつまでステージに立てるかわからない。自分が納得できないパフォーマンスをするようになったら、とっとと引退するつもりでいるから、一本たりとも手を抜きたくないし、全力で向き合いたい。 いいライヴをやるためなら、どんなことだってする。笑。 その街で歌うには、その街を感じるのが一番。イベンターに運ばれていたなら、それを感じる暇がない。 だから、朝起きたら、歩いて、走って、その街を感じる。インスタのストーリーズにぜんぶアップしといたけど、なかなかの行動力でしょ?滞在二日間で4万歩は歩いてる。この街をね。 そうすると、この街で歌う理由が見えてくる。 ぜんぜん好きではないお城に行ってみた。殿様なんて好きになったことは一度もないのに。行ってもやっぱり好きじゃないけど、そこで働いてるともだちにばったり会った。 これは偶然じゃないんだよね。笑。 井伏鱒二が好きだったから、文学館に行った。思うことはたくさんあった。 なによりも平和資料館があって、街の人々がウクライナを想う気持ち、平和を願う気持ちに胸を打たれた。ちゃんと受け継がれていることにさ。 みんな知ってる?8/6に広島に原爆が落とされて、8/8に福山が空襲されたこと。そして8/9に長崎に原爆が落とされた。 オレ、今日まで知らなかったんだよ、、、。 でも、そのことが、昨日見かけた、中学生が「核廃絶」を願う気持ちにつながるんだね。深い感動を覚えたよ。福山に来たら、ぜひ行ってみて。入場料100円だった。 何度も何度もやってきた街なのに、これまでと見え方が違う。きっとオレはまだ見ようとしていなかったんだと思うよ。 POLEPOLEのオーナー、Yuさんと久しぶりにたくさんたくさん話した。とってもいい時間だったんだ。ずっとこの街の裏通りを守ってきた人だよ。オレは街の偉人と呼んでる。 ずっと福島に風を送ってくれてたシンガーのアツシ君もとってもいい年の取り方をしてた。音楽は嘘つかないんだ。 ほんとうに。 街の人たちからMY LIFE IS MY MESSAGEに能登のためのお金が託された。それは人々が500円払ってPOLEPOLEのステージで復興を願って歌った想いの蓄積なんだよ。 ぐっと来たよ。 オレ、近いうちに能登に行こうと思う。そして、自分の目で見て、なにができるのか考える。この街と能登をつなげられたら、と思う。 もし、福山に来ることがあったら、ふらっとPOLEPOLEを訪ねてみて。旅人の止まり木みたいなお店だよ。 楽しんでくれたかな?来てくれて、ほんとうにありがとう!!ちょっと胸の奥が熱いんだよね。