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HEATWAVE OFFICIAL BOOTLEG SERIES #008 / 2021122640 Years in a BLINK HEATWAVE
“Unknown Pleasures” HEATWAVE
2022.3.18 Release
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2020.6 Release
詳細/購入はコチラ »Blink HEATWAVE
2019.11 ReleaseOfficial Bootleg #007 “THE FIRST TRINITY” 181222 HEATWAVE
2019.5. Release日本のあちこちにYOUR SONGSを届けにいく 2018 山口洋
2019.3.25 Release『OFFICIAL BOOTLEG SERIES #006 19940524』 HEATWAVE
2018.12.19 Release『OFFICIAL BOOTLEG SERIES #005 171222』 HEATWAVE
2018.5.19 Release『Your Songs』 HEATWAVE
2017.12.26 Release『Carpe Diem』 HEATWAVE
2017.5.17 Release『OFFICIAL BOOTLEG #004 151226』 HEATWAVE
2016.12 Release
HWNR-012 ¥2,500(税込)『OFFICIAL BOOTLEG #003』 HEATWAVE
2015.5 Release
HWNR-010 ¥2,500(税込)DON'T LOOK BACK.
山口 洋 全詩集 1987-2013 B6サイズ 272P 特製栞付き ¥2,800THE ROCK'N ROLL DIARY, 2011 3.11〜 陽はまた昇る B6サイズ 176P ¥3,000SPEECHLESS Yamaguchi Hiroshi / Hosomi Sakana
2011.2.9 Release
NO REGRETS XBCD-6003
¥3.000 (TAX IN)
特設ページ »
月別アーカイブ: 11月 2024
さらなる補足
11月30日 土曜日 晴れ 1日、病院三昧でございました。 いったい今月、何回病院に行ったのよ、と。毎日きちんと薬を飲んでたり、病院に並んでたり。これ、一番なりたくなかったじじいじゃねーか、と自分にツッコミつつ、なる早で離脱しようと努力しておりんす。 おかげさまで、順調に回復しております。なので、元気にステージに立つことができそうです。僕の仕事の特殊性を理解して治療計画を立ててくれる素晴らしいドクターに会えて、とっても感謝しています。九州出身の女医さんで、父親が居た大学出身なんだけど、そういう親近感もよかったのかも。なんにせよ、患者の立場に立ってベストを尽くしてくれることにとっても感銘を受けています。てか、仕事っぷりを見ていて、この人はほんとうに患者のことを考えて仕事をしてるなぁ、と。 たとえばどうしても飛行機に乗らなければならなくなったときのための点鼻薬とか。使わずに越したことはないけど、持っているだけで安心感が違います。ドクターいわく、鼻も耳も喉も繋がっているので、耳栓をしても、気圧の変化にはあまり意味がないそうです。 さぁ。ツアーの準備も佳境です。ようやく音楽に集中できる時間。思い切り集中しようと思っておりんす。 ———— 昨日、書いた仙台といわきの「東北恩返し編」での「先行物販&お酒の振る舞い」から開場までの時間の過ごし方の件です。えっと、何のことか不明の人のためにもう一度タイムスケジュールを。 ■仙台 ~東北恩返し特別編~ 2024年12月6日(金) 17:00〜18:00 先行物販&お酒の振る舞い 18:30〜19:00 開場(物販&お酒の振る舞い有り) 19:00〜 開演 ■いわき ~東北恩返し特別編~ 2024年12月8日(日) 15:00〜16:00 先行物販&お酒の振る舞い 16:30〜17:00 開場 17:00〜 開演 ———– このようになっておりまして。スタッフに聞いておきました。 「先行物販&お酒の振る舞い」から開場までの空白の30分は、開場するための準備時間でどうしても必要なのだそうで。整理番号順に整列していただく時間にもなるそうです。そして、各会場残念ながら屋内での整列は建物の構造上できないそうです。わたくす無知ですいませんでした。いつも寒空の下並んでくれてありがとうです! お燗を望む人にできるだけ愉しんで欲しく、今回このようなイレギュラーな時間配分になっておりんす。初めての試みってのもあるけど、みんなそれぞれにライヴまでの時間を楽しんでもらえたら嬉しいです。 ———–
引き続きお知らせもろもろ
11月29日 金曜日 晴れ ほんのちょっとだけ、自分を甘やかして町のいつもの飲み屋へ。 取り立てて、何を話すわけでも、愚痴をこぼすなんてこともないけど、そこに店が開いていてくれることがどれだけストレスから解放してくれるかって。感謝しかありません。若い頃は開店から閉店まで、それからロスタイム3時間なんてことをやらかしてましたが、過度の飲酒がもっともよくないことくらい知っているので、開店と同時に行って、19時には店を出ます。酔っ払いのコーちゃんの至言「プロはあと一杯飲みたいってときに帰るのよ」、をわたすも実行できるようになってきました。笑。 さて、今日は1日病院dayですが、お知らせがいくつか。 まず、今回のツアーは初めての2部制になります。というのも、初めてのセットチェンジ(お前らはストーンズかってツッコミはなしで)があるのです。その時間(一部と二部の休憩時間中)、みなさんはトイレ、ドリンク、なによりも「東北恩返し編」ではお燗のオーダーができます。てなわけで、ゆっくり愉しんでくださいまし。 それから遠征組から要請があった、いわき公演のチケットで「道の駅でのお土産」をフラゲできないかという問い合わせですが、善処しました。褒めて!各方面調整の上、可能になりましたので、お知らせします。オフィシャルな文言は以下になります。 ————————— 「HW45thツアー」東北恩返し特別編にご来場のお客さまへご案内 ①「道の駅でのお土産」について 12/7(土)、8(日)の二日間に限り、酒蔵ゆいのレジにて、いわき公演のライブチケットをご提示いただくことで「道の駅のお土産」を差し上げます。 その他の期間は、通常通り「お土産引換券」のみでの交換となります。 [ご注意] ・酒蔵ゆいでご提示いただいたライブチケットには、引換済みマークを付けさせていただきます。 ・いわき公演にて「引換済みマーク」が付いたライブチケットをご提示いただいても、新たに「お土産引換券」はお渡しできません。 「道の駅でのお土産」の詳細はこちら 本件に関するお問い合わせ先 上記、日付(曜日部分)に間違いがあり、修正しました。これ以上の修正がない場合、こちらが正しい情報になります。すいません!!! —————————- それからお燗の件ですが、我々が考えているほど「お燗」って簡単なことではなく、提供に時間がかかるんです。それはお燗士の金井さんのお酒を飲んだことがある人なら理解していただけるか、と。なので、開場時間の前に「先行物販&お酒の振る舞い」時間をあらたに1時間設けました。その時間にゆっくり物販を吟味していただきつつ、HWファンとお燗とともに交流していただけたら本望っす。東北のこととか、たくさん話してくれたら嬉しいです。 その後、開場まで会場設営上30分時間がどうしても必要と、スタッフからリクエストがありまして、まさか寒空に出ていただくわけにもいかず、その時間の過ごし方については聞いておきます。以下、公式な案内です。 ②「お酒の振る舞い」について 仙台公演、いわき公演での「お酒の振る舞い」は、開場に先行して以下の時間でも実施いたします。 それに伴い、オフィシャルグッズの先行販売を行いますので、この機会にぜひご利用ください。 ■仙台 ~東北恩返し特別編~ 2024年12月6日(金) 17:00〜18:00 先行物販&お酒の振る舞い 18:30〜19:00 開場(物販&お酒の振る舞い有り) 19:00〜 開演 ■いわき ~東北恩返し特別編~ 2024年12月8日(日) 15:00〜16:00 先行物販&お酒の振る舞い 16:30〜17:00 開場 17:00〜 開演 [ご注意] ・本公演は二部構成を予定しており、一部と二部を挟む休憩中にもお酒の振る舞いを行います。 ・先行物販で品切れとなった商品が開場以降に販売されることがございます。 ツアー詳細はこちら … 続きを読む
リハーサルday #002
11月28日 木曜日 風が強い日 思うに、「アイツはアホなのか」と周囲が呆れるくらい情熱を込めて、なおかつ丁寧に生きることを積み重ねる。 ただ、それだけだと思う。 いつだって外野は好きなことを言うもんだし、それは言わせておけばいい。 周囲がなんであれ、自分が意思を貫けるかどうかにかかってる。 人に期待するのはそもそも間違い。あくまでもエンジンは自分であって、他人ではない。エンジンはスピリットと心臓と両方に宿る。だから、チームが私利私欲ではなく、ひとつの目的に向かって尽力してる姿を見ると、とんでもなく励まされる。ほんとに素晴らしいチームだよ。手前味噌だけど。 おととい、テックの奥さんから「肉厚のしいたけ」その他もろもろをいただいて、帰ってそれを肉詰めにしていただいた。美味かったよ。これはオレの血になり、肉になる。 HW倉庫からスタジオにでっかいカーペットを運んだ。それがなんなのか、オレは知らなかったけど。うちのメンバーのセッティングが記録されているカーペットで、それをステージに敷けば、毎回ほぼ寸分たがわぬセッティングができるのだった。あんたたち、すごいね、と我がスタッフながら思う。 とあるエフェクターを自作してプレゼントしてくれたリペアマン。使ってみたら、どえらく素晴らしかった。ギターテックが「これ、順番変えた方がいいですよ、朝早く来て変えておきます」。いやー、びっくりしたね。驚きのいい音。そして彼は玄関に今日持ってくるはずのギターを忘れた。あはは。それでいいのだ。人間だもの。よくないか。笑。 ツアーのなにが怖いって、飛行機が怖い。前回のように気圧差で耳をやられたら、ツアーは即終了。だから、乗りたくない。そこに機材車はフェリーで九州に向かうとな。よし、同乗させてもらおう。フェリーの中ではひたすら寝よう。とかね。 さて。二日間のリハーサルは一旦終了。これからはイメトレと修正と微調整と体力の回復の時間。 何度も書くけど、いつまでもこんなことができるなんて思ってないし。毎回、これが最後だと思ってステージに立つのがよろし。そこに感謝すれば、自然と力が抜けて、緊張と包容力のある空間になると思う。 スタジオにバイクで行ったのはよかった。池畑さんとエンジンふかしながらバイク談義できたのもね。笑。中学生か。 帰りがちょうど、帰宅ラッシュの時間でね。運転が殺気立っててほんとに嫌だった。流れに乗ってるバイクを後ろから煽る輩はいちど、逆の立場になってみるといいと思う。自分がされて嫌なことを人にするなってのが学習の意味。 もうひとつ。医学的根拠はないから、あくまでも感覚の話だけど。 やむなくオレにしては毎日大量の薬を飲んでるわけです。まぁ、菌を殺すためには仕方なく。でもね、なんというか体感として腸が弱っていく感じがする。なので、また薬じゃんと思いながら整腸剤ならと、投与してみたら、歌ってるときに「いわゆる腹の底から」エネルギーが湧いてくる感じはあるんすね。 腸って大事なんだな、と思った次第です。あ、ともだちが送ってくれた「モリンガ」。これも効いてる気がするんで、引き続き飲用。人体実験の結果はまた追って。健康番組か! でも、加齢と向き合いながら、ゴキゲンに行こうぜ、ご同輩!
リハーサルday #001
11月27日 水曜日 晴れ 「東北恩返し編」の案内だ、グッズの紹介だ、いろんなことを乗り越えて、ようやくミュージシャンにたどり着いたわたくすたちでございます。いやー、遠かった。笑。 とはいえ、無尽蔵に時間があるわけもなく、試してみたいことだけは山のようにあって。 わたくす8時間立ちっぱなしの歌いっぱなしでございました。さすがに終わったあとはボロ布。もうなにも残ってません。笑。いちおう療養中の身ですので、身体をこれ以上壊さないように全力でやっておりまする。 年々、バンドをやることは厳しさを増すばかりですが、んにゃろー、なら絶対やってやると燃えるのでした。 でもね。やっぱり音を出してみると、テーマのようなものが新しく浮かび上がってくるんです。それを短期間でどうまとめるか、それがわたすの仕事です。 この時代にバンドをやって歌ってることの意味。如実に感じています。うまく言えないけど、絵空事じゃなくてね、リアリティーと、なんだか訳もなくぐっと来るもの、みたいな。それが音楽の力だと思うんです。 たとえば、最近「孤独死」という現代ならではの事象を割と身近に経験したのです。え!どこで?みたいな詮索はしないでね。で、深く考えました。ずっと引っかかってたし。だから高度成長を支えた人々の賛歌みたいなもの、書きたかったんです。どうしても。で、書きました。ボーダーラインって曲です。たぶん、ウィリー・ネルソンあたりに潜在的な影響を深く受けてると思うけど、今この時代オレたちにしかできない人間賛歌ってなんだろう、と。 でも、今を生きて歌うってこういうことじゃないかな、と思うんです。今日、初めてバンドで鳴らしてみました。ライヴでお届けできるかどうかは出来次第。今日もまた取り組んでみます。 ボーダーライン 右肩上がりの神話に踊らされ すべて失ったなら 帰る場所もない 「今さら誰かを恨む気もないし」 そう語る君の目に 夕陽が沈んでゆく 孤独な鳥たちが くちばしを天に向けるとき ラストシーンは遠くないと思い知るけど 時代や運のせいじゃないのさ 誇り高く 進んで歯車になったこと 越えてきたはずの このボーダーライン 今、人生のどのラウンドで もがいているのか? 終わるのではなく 還ってゆくんだと 言い聞かせてみる このボーダーライン 砂埃が舞う 砂利道の町で育ち いったいこの道は どこへと続くのか ここじゃないどこか 灰色の夢を見て ついに舗装された日に 未来を感じたこと 今いる場所は 生きてきたことの結果だと こんなはずじゃなかったと 人は言うけれど 誰もが世界と呼ぶ このブラックホールの中で 私は静かに目を閉じてゆくだろう 越えてきたはずの このボーダーライン 渡るのではなく ぼかしていけたなら 終わるのではなく 還ってゆくんだと 言い聞かせてみる このボーダーライン 越えてきたはずの このボーダーライン 渡るのではなく ぼかしていけたなら 乗り越えるのではなく くぐり抜けてるんだと 言い聞かせてみる このボーダーライン
リハーサル開始
11月26日 火曜日 晴れ というわけで、本日からようやくツアーに向けてのリハーサル開始でございます。ふーっ。 この時代、音楽にたどり着くまでがたいへんな道のり。でも、ここまで来たからには本業に没頭するのみでございます。何度も書きましたが、いつまでもこんなことができるとは思っていません。長年一緒にやってきたスタッフも含め、全力で取り組む所存でございマックス。 でも、バンド始めたときと同じで、あえて「練習」と書きますが、バンドの練習に行く日はワクワクするものです。昔は格好つけて行ってたけど、今は動きやすい格好で参ります。ははは。 では、行ってきます! ついしん お伝えしたいこと、いくつか。HWいわき公演に「鎌倉小川軒の社長」参加決定。笑。社長自ら物販コーナーに立ってくれるそうです。ちなみに彼がデパートでレーズンウィッチを売っているのを観たことがありますが、なかなか格好よかったっす。そしてにゃんと協賛まで! 「HEATWAVE × 鎌倉小川軒コラボビスケット缶をお買い上げの方、ひとつにつきレーズンウィッチ3個入1箱プレゼント!」。先着30名の方に。社長太っ腹!ありがとう。 もうひとつ。 このblogを通じて、知り合った輪島塗の職人、鬼平さん。「東北恩返し編」で手渡されるCD-Rを聴いていただきたくお送りしました。どうしてって、そのライヴは東北の人たちによる能登への復興の気持ちが込められているからです。 丁寧な返信をいただきました。NYで展覧会をしていたそうです。返信から抜粋してお伝えします。 災害地からの移動で、同じ現実なのかとギャップに少し困惑しながらも、きっかけを作って頂いた関係者の方々のためにも自分のできることを現地へ行って活動(作り手として漆芸の技術的な説明)してきました。8日間の滞在でしたが災害生活からの気分転換になり、また今後の制作の励みになりました。 素晴らしい!! 最後に。 おかげさまで、各地順調にチケットは売れているのですが、「東北恩返し編」の初日、仙台公演の伸びがイマイチだと報告が。あの、これは初日だし、いろいろお土産あるし、ぜひ来てください。 昨日、プレゼントする「桝」が届いたのですが、檜の香りがして、これでお燗をいただいたら最高だと思われ。開演前に望む方々全員が楽しめるよう各セクション折衝中です!
なぜにCOFFEE 、真打登場!!
11月25日 月曜日 晴れ さて。長々とお伝えしてきた今回のツアーグッズ。いよいよ大トリの紹介となりました。 わたくす、コーヒーが好きなんです。目覚めたら、まずコーヒー。キッチンに立ち上るコーヒーの香りから1日が始まります。もうずいぶん前に喫煙もやめたので、作業のワンクッションごとにコーヒーを飲んでいます。 コーヒーミルは後輩がプレゼントしてくれたもので、これがどえらく素晴らしい。もちろん電動ではありません。ドリップポットは母の形見。銅でできていて、ときどきピカピカにしてやります。もう30年選手かな。愛用のカップは小鹿田焼。親友が作ってくれたものです。 全国を旅しているので、あちこちの素晴らしいコーヒーをいただきます。その中で、去年、抜群に美味しいコーヒーに出会いました。正確には送っていただいたんですが。これはタダものではないな、といつもの直感が申したわけです。お酒もそうだけど、ダテに60年も生きていないので、そこに情熱と愛がこもっているかどうか、それはわかります。 僕らは音楽家なので、世界に対して誠実に音楽を伝道していくことが一番の役目です。でも、同時に素晴らしいお酒や昨日のお菓子、もちろんコーヒーを伝えていくこともたいせつにしています。だって、同じことだもん。目的は。 僕はコーヒーが好きなだけで、詳しいことはなにもわかりません。でも、偉そうに「洋認定」印をつけていただいて、リーズナブルな値段で美味しいコーヒーを焙煎していただけることになったんです。こういうリレーション、とても嬉しいです。 その焙煎士、MIKI AIZAWAさんよりメッセージをいただきました。熱いです!では、どうぞ。 ———– 焙煎士 MIKI AIZAWA 母が夕食後にコーヒーメーカーで淹れたコーヒーを飲む姿が、子どもの頃の私の日常風景でした。 その影響で、気がつけばブラックコーヒーを飲むのが当たり前に。 そしていつの間にか、お茶や水の代わりにコーヒーを飲むようになっていました。 当時の私にとって、コーヒーは特別なものではありませんでした。 ただの水分補給の一環で、美味しければ嬉しい、不味くなければそれで十分。まるで麦茶を飲むような感覚です。 そんな「当たり前」の存在だったコーヒーに、少しずつ変化が訪れたのは高校生の頃。 デミタスコーヒーに出会い、深煎りのマンデリンやグアテマラといった豆に惹かれるようになりました。 タリーズやスタバが地元にオープンしたときも、正直言って私はコーヒーそのものより、グッズやおしゃれなビジュアルに目が行くタイプ。 なので、そこで「コーヒーの概念」が大きく変わることはありませんでした。 そんな私の価値観を覆したのが、2015年に日本に上陸したとあるコーヒーショップ。 そして初めて飲んだ「ベラノドヴァン」という一杯でした。その瞬間、コーヒーにフルーツを感じるなんて!という驚きと、「これ、香料を使ってるの?」と疑うほどの衝撃。 そこから私の中でスペシャルティコーヒーへの興味が爆発しました。これが、私にとっての“Second Wave”の始まりでした。 もっと知りたい、もっと深くコーヒーを感じたい——その延長線上でQグレーダーのライセンス取得に挑戦することを決めました。 ただ、ライセンスが欲しかったわけではなく、自分の感覚を磨いて、体全体でコーヒーを学びたかったからです。 これまでたくさんの本を読んだり、フレーバーノートを参考にして気になる豆を買って試したりしていましたが、思い描いた味と実際の味が違うことも多く、独学の限界を感じていました。 「鑑定ができるようになれば、一生美味しいコーヒーが飲める!そして、誰かに『こんなコーヒーだよ』って説明できるようになる!」そんな思いつきが原動力となりました。 とはいえ、勢いだけでは乗り越えられない壁もいくつかありました。 病院勤務という立場で、代わりのいない専門業務を抱えながら1週間の休みを取ること。 コロナ禍の中で県外への移動が制限されていたこと。さらに、知らない人たちとの共同生活への不安もありました。 それでも、「もっと知りたい」という気持ちがすべてのハードルを越える力になってくれたのです。 いくつもの壁を乗り越え、ついにQグレーダーの試験に合格したとき、努力が報われた喜びと一緒に学んだ仲間達への感謝で涙が止まりませんでした。 でも、その時点で満足することはなく、「ここからがスタートだ」と自分に言い聞かせました。 そんな折、同じようにコーヒーを愛する仲間たちと出会い、一緒に何かできたら面白いんじゃないか、と思い始めたんです。アイデアを話し合い、少しずつ形にしていく中で生まれたのが「SWEET COFFEE ROASTERY NAGANO」でした。 … 続きを読む
なぜにビスケット
11月24日 日曜日 晴れ というわけでビスケットです! なぜにビスケット???????しかも鎌倉小川軒、老舗ではありませんか!! 答えは簡単です。シャチョーと鎌倉小川軒の社長(こちらは本物)が飲み友達なんです。もっというと、お互いボロボロの歯をメンテしてくださってる神みたいな方も一緒。 社長、おんな、違った、音楽好きでして、仕事と合わせて僕のライヴにフラっと現れます。広島とか水戸とか。神出鬼没。そんでもって、地元の友達と友達になっていく憎めない男でして。まったく社長の貫禄がありません。笑。そういえば、彼が鎌倉でゴスペル歌ってんの観たな。あの時がいちばん輝いてたな。オレもね、白いスーツの上下着て行きましたよ、教会に。笑。 鎌倉小川軒といえばレーズンウィッチ。そうです古市コータロー先生も大好きなレーズンウィッチ。いちどコーちゃんに差し上げて、彼がインスタにアップしたら、モッズ崩れでもある社長、悶絶死しておりました。 その恩を返す時が来たってわけです。残念ながらレーズンウィッチは賞味期限が短いので、今回は間に挟まっている部分を抜いたビスケットでの提供になります。でも、美味しいんで安心してください。 そして、我々こだわりました。食べたあとも、使える缶入りにしたいと(これむっちゃ高いんす)。本来、画学生であったわたすが絵を描くべきところですが、もうシャチョーのテイストは食傷気味だろうと。周囲を見渡して、うちのデザイナーの娘ちゃん画伯が描いてくれました。まぁ、素敵んぐ!ありがとうL画伯。 てなわけで、HWと鎌倉小川軒の奇蹟のコラボ。楽しんでください。もし、好評だったら、またなにか社長と悪巧みします。笑。 ところで、社長。いわき来るよね?まさかの社長、自腹でのいわき出張、自ら販売とか最高なんだけどなぁ。でもきっとクリスマスケーキで忙しいだろうしなぁ。 社長が物販コーナーに立ってくれるかもしれないので、アーティスト写真を晒しておきます。この男に注意。笑。 ■ビスケット缶 2,500円 HEATWAVE × 鎌倉小川軒 鎌倉ビスケ2枚×4袋・HW45thステッカー入り 缶サイズ:W14.3 x L8.9 x H4.75cm 『鎌倉小川軒』のバターサブレ。 香ばしいアーモンドのトッピングと、香り高くほろ苦いカカオニブ(カカオ豆を発酵・乾燥・焙煎して外皮を取り除きチップ状にしたもの。 栄養価の高いスーパーフードとして注目の食材)のトッピングの2種類。 ついついもう1枚と手が止まらない素朴な美味しさが魅力。お好みのフルーツやクリーム、ジャムを挟んでオリジナルウィッチをお楽しみいただけます。 ※こちらの商品は非常に割れやすいため、開封した際に商品に割れが生じる場合がございます。 ▶鎌倉小川軒:https://ogawaken.jp/ ・内容量:4袋8枚入り(アーモンド2袋、カカオニブ2袋) ・賞味期限:目安として30日以上お日持ちのする商品を販売いたします。 ・保存方法:直射日光・高温多湿を避けて保存 ・原材料①【鎌倉ビスケ・アーモンド】:小麦粉(国内製造)、砂糖、バター、乳等を主要原料とする食品、アーモンド、ショートニング、卵、牛乳、塩/膨張剤、香料、乳化剤(一部に小麦・乳成分・アーモンド・卵・大豆を含む) ・原材料②【鎌倉ビスケ・カカオニブ】小麦粉(国内製造)、砂糖、バター、乳等を主要原料とする食品、カカオニブ、ショートニング、卵、牛乳、塩/膨張剤、香料、乳化剤(一部に小麦・乳成分・アーモンド・卵・大豆を含む) ・特定原材料及びそれに準ずるもの:小麦・乳成分・卵・アーモンド・大豆 栄養成分表示(1枚あたりの推定値) 熱量・たんぱく質・脂質・炭水化物・食塩相当量 鎌倉ビスケ(アーモンド):64kcal・0.8g・3.9g・6.6g・0.01g 鎌倉ビスケ(カカオニブ):62kcal・0.6g・3.6g・6.7g・0.01g … 続きを読む
映画を見るために青梅に行く
11月23日 土曜日 晴れ てなわけで青梅。 イベントで訪れて以来、ここは東京なのか!多摩川ってこんな川なのか!という驚きとともに大好きな町になりました。なにが好きって、みんなも行けばわかるよ。来年もスタッフの慰労会は泊まりがけでわざわざ青梅で行う予定です。笑。 だって都内で飲むより100倍愉しいんだもん。 青梅にハイキングコースがあるのも知りました。うう、歩きたい。でも、わたくす療養中の身なのでね。今はベストの状態でツアーのステージに立つことに全力を尽くすときなので、我慢です。 まずはランチですが。ジモティーに教えてもらったお店に開店と同時に。カレーをごちそうになったんですけど、美味しかったっす。お店、教えておきます。「繭蔵」です。ありゃ、玉ねぎ2時間炒めとるね。 さて。大好きなシネマネコにやってまいりました。 映画を見るために青梅に来るって。そういう自分が大好きです。映画館のサイズも、運営方針も素晴らしいんです。古いのに新しい!にゃんと、「侍タイムスリッパー」(2回目)と「セッションマン」を続けて観ることができるんです。連休の過ごし方に迷ってる人はぜひぜひシネマネコへ。「侍タイムスリッパー」。わたくす日本映画を2度観たのは初めてです。なんだか、胸が熱くなります。近頃、なんだか熱くなれない人はぜひ!映画って、人間ってすごいんだから。「セッションマン」。ニッキー・ホプキンスのドキュメント。ニャンとミックとキースと並列に我らがモーガン・フィッシャーが登場しますよ!モーちゃんとは正月にちょっとしたことを企んでいます。スウィンギング・ロンドンの話、本人から聞きますよ。正月空けておいてね。お楽しみに。 てなわけで、来年の理想の青梅の過ごし方。 早朝バイクでブンブン → 青梅でハイキング → 山でお弁当 → 下山してシネマネコで映画 → 町で軽飲み → 多摩川沿いのホテルで宴会&温泉 → 宿泊 → 奥多摩にブンブン → ハイキング → 帰路。 最高ですね。笑。ちなみに昨日の行き帰り。圏央道、事故渋滞がすごすぎて、往復40キロは渋滞してました。クラッチ握る左手が死にました。 ——— 次。 「東北恩返し編」でお渡しする山形県長井市の鈴木酒造長井蔵でのライヴCDR。長井のみなさんにもちろん送ったんです。にゃんと、葉山(長井の名峰)の水(山から汲んで、担いで持ってきてもらったもの)と手作業で育てられたお米が、、、、、。 わたす。泣きました。ありがとうございます!!美味しいコーヒー淹れて、お米は土鍋で炊いて、朝いただきます。感謝!! ——— 引き続き物販隊長からお知らせ。 ドッグタグ作りました。ブラフマンのライヴに出たときにもらったんです。なんだか、よかったんです。グッズ。まだまだあります。お楽しみに。 ■ドッグタグ 2,000円 サイズ(cm):約5 × … 続きを読む
お知らせもろもろ
11月22日 金曜日 晴れ 食材を詰め込みすぎた冷蔵庫の棚が崩壊しました。現代人は脆弱ですね。冷蔵庫が壊れると食材をキープさえできません。電気頼みってことを痛感します。 ええ、僕が直しました。ただし、どこまでの耐久性があるのか未知数です。笑。みなさん、僕は器用だと思ってらっしゃるようですが、決してそんなことはありません。工作は苦手です。ハーレーのインチ工具だってちゃんと持ってますが、使ったことがありません。どちらかというと機械には触らない方がいいと思っています。 さて。”ライヴ・歳月の記録1989″、12曲入りCDですが。問い合わせがあったので。 信頼のmade in Japanです。CDの場合デジタルなので、大差ないという考え方もあるのですが、Japanは安心感が違います。よほどコストをかけられない時以外、NO REGRETS社のCDは日本製です。もちろん日本製が一番高いんですが、そこは譲れません。 アナログ盤に関しては。某独占企業の態度があまりに腹立たしいので、国外のメーカーをシングル盤などで吟味しているところです。シングル盤は重量盤でチェコ製です。国内でも某企業の態度に業を煮やしたのか、後発メーカーも出てきたので、楽しみにしています。でもまぁ、なんにせよ、プレス代が恐ろしく高価で、アナログ盤で利益を出すのは難しいです。実験的民謡シングル2枚もNO REGRETS社、始まって以来の大赤字でございます。でもまぁ、次なるニューアルバムに関してはにゃんとかアナログ盤をリリースしたいと思っています。 なんとかday、みたいなものも、みなさん大人だと思うんで、いったい誰が仕掛けておるのか見極めてみてください。ほんとうに音楽を愛している人がやっているのかどうか? 僕らがティーンの頃、フェンダーやギブソンはガラスケースに入っていて、よだれを垂らしながら「見る」ものでした。グレッチだって頭金ゼロの60回払い。ほんとにフェラーリを買うような気持ちで清水の舞台から飛び降りました。だって、18歳だもん。 最近フェンダーがキティーちゃんとコラボしているのをみて、オレは膝から崩れ落ちました。キティーちゃんはなにも悪くないす。ただね、その意味がオレにはわからない。楽器メーカーがアパレル化していることがいいのか悪いのか。楽器メーカーは真摯に楽器を作ってればいいと思うのはわたすが古い人間だからでしょうか? さて。物販隊長からのお知らせ。 初めてスウェットを作ってみました。もう冬ですからね。主張が強くないデザインが気に入っています。モデルに関する言及はなしでお願いしますね。笑。 ■スウエット 5,500円 身丈(cm):S64・M67・L70 身幅(cm):S47・M50・L53 肩幅(cm):S41・M44・L47 袖丈(cm):S61・M62・L63 胴仕様:丸胴 素材:綿93%・ポリエステル7% 生地の種類:裏毛(裏パイル) ※展示サンプルにてサイズをご確認のうえご購入をお願いします(返品・交換不可)。
“ライヴ・歳月の記録1989″、完成 !!
11月21日 木曜日 晴れ じゃーん! “ライヴ・歳月の記録1989″、12曲入り。完成しました。おととい、プレス工場に無事出荷しました。残念ながらツアーの「東北恩返し編」には間に合わないんだけど、12/13の福岡公演には間に合う可能性があります。35年前のライヴを行った福岡の街から手にしてもらえたら、最高ですね。 弱小レーベルを運営していてよかったと思うのは、自分たちが思ったようにリリースできるってところです。痛快。誰の指図も受けることなく、これは出すべきだと判断したならマッハでリリースできる。気持ちいいです。岡山のラジオで流れてから10日で製品化ってフツーあり得ない。笑。 新譜ではないので、金額も可能な限り抑えたいと思っています。とはいえ、どれだけ売れるかわからないので、2000円まで下げてしまうと赤字になる危険性があるため、2500円くらいがギリギリの線だと思いますが。 この作品が好評だった場合。HW倉庫には無数に音源が保管されているので、インディー期、ソニー時代、ポリドール時代、NO REGRETS時代などのエポックメイキング的な音源もリリース可能です。そういうリクエストは今回好評だったら追って募集します。 バンドは前を向くのが推進力なので、新しい曲を生み出すことを優先ですが。 なにぶん、昨日のことすら覚えていない性格なので、岡山のラジオがなかったら、永遠に”ライヴ・歳月の記録1989″は封印されていたと思います。そういうトリガーを引いてくれて感謝の気持ちでいっぱいです。 ジャケットに使ったモノクロの写真、誰が撮影したのか不明なのです。昔のスタッフで知っている人がいれば連絡してください。”ライヴ・歳月の記録1989″のスタッフだった方にも全員に差し上げたいのです。遠慮なく以下のアドレスまで連絡してください。 hw.noregrets@gmail.com ありがとう!