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HEATWAVE OFFICIAL BOOTLEG SERIES #008 / 2021122640 Years in a BLINK HEATWAVE
“Unknown Pleasures” HEATWAVE
2022.3.18 Release
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2020.6 Release
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2019.11 ReleaseOfficial Bootleg #007 “THE FIRST TRINITY” 181222 HEATWAVE
2019.5. Release日本のあちこちにYOUR SONGSを届けにいく 2018 山口洋
2019.3.25 Release『OFFICIAL BOOTLEG SERIES #006 19940524』 HEATWAVE
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HWNR-012 ¥2,500(税込)『OFFICIAL BOOTLEG #003』 HEATWAVE
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HWNR-010 ¥2,500(税込)DON'T LOOK BACK.
山口 洋 全詩集 1987-2013 B6サイズ 272P 特製栞付き ¥2,800THE ROCK'N ROLL DIARY, 2011 3.11〜 陽はまた昇る B6サイズ 176P ¥3,000SPEECHLESS Yamaguchi Hiroshi / Hosomi Sakana
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日別アーカイブ: 2024年11月19日
遠回りしたけれど、わたすと日本酒
11月19日 火曜日 晴れ 第四弾を記す前にわたすと日本酒。 ————- つきあいは結構古く、大学を出て、しばらくの間、造り酒屋のラベルデザイナー兼配達員というバイトをしていました。美術系の大学を出たってところを買われてデザイナーと言えば、聞こえはいいけれど、そんなにデザインの仕事があるわけじゃないんで、倉庫の整理とか、北九州に配達とか、要は雑用。でも、一升瓶10本入りの木箱(20キロちかくある)を何段も重ねて積んでるうちに、力じゃなんだってことを会得したりね。カタログなんかも作ってたけど、デザインしたラベル、今でも残ってたらいいなぁ。 あ、酒粕の樽に1日中入って、出荷とか。これは酔います。でも残念なことに、もはやそこで醸造はしていなくて、森永醸造(あのお菓子の森永が酒を作ってるんです)で造られた醸造アルコールに地元の水をブレンドしていたってのが実態でした。 ときどきボーナス代わりに、木箱に10本好きな酒を持って帰りなさい、なんてことがあって、ビンボーなのに酒にはことかかない暮らし。なので、夜レコードを聴きながら、若いのに日本酒を飲んでました。冷もお燗もどちらも好きだったんす。 時は経って。 震災のあと、福島と濃密に関わるようになって。まぁ、ほんとによく酒を飲ませてもらいました。酒どころですからね。強烈にうまいんだけど、日本酒は飲みすぎると大変なことになる。笑。 そろそろ音楽を届けてもいいかなと思ったので、現地に「今なにが必要?」と聞いたら、「あんたの音楽より、ジジババに美空ひばりさんを届けてほしい」、と。そんなわけでひばりさんの息子、和也に頼んで、膨大なひばりさんのライブラリーから、一本のライヴよろしく映像を編集してもらって、炊き出しと合わせて上映したりとか。あのじじばばの嬉しそうな顔、今でも忘れられません。このイベントがきっかけで、我らは東京ドームでのひばりさんのイベントに呼ばれることになるのですが。そこは長くなるので、割愛。 その福島県相馬市でのイベント。和也も僕も地元の歓待を受けて、飲まされる、飲まされる、飲まされる。まぁ、いいから飲め!飲め! その飲まされてる酒がとんでもない銘柄のものなんだけど、和也もオレもなまじ飲めるもんだから、これは逃げることじゃねーな、と。ぜんぶ浴びたわけです。 イベント当日。僕と彼は出番3分前までトイレでひどいことになってました。壁越しに「だいじょぶか、和也!」。「ダメっす!」みたいな。笑。そして超絶二日酔いのまま、いつリバースするかわからない恐怖の中、ひばりさんの映像の前座として歌ったものがにゃんとyoutubeに。それではご覧ください。 ほんとに深く関わっていたので、ありえないくらい毎回歓待していただいたわけです。 とどめに飲まされたとき、もはやどうやってホテルに帰還したのか記憶もなく。翌朝、チェックアウトにフロントまで決死の思いで這ってきて、そこでわたしはお亡くなりになりました。目撃者によると生まれたての子鹿のように震えていたそうです。そのまま担架で運ばれ、1日中誰かの家で毛布にくるまって保護されていた、と。 その証拠写真も残っていました。よろしかったらどうぞ。日本酒は飲みすぎるものじゃありません。こうならないように気をつけてください。笑。 —————— いよいよ本題です。 以来、わたしは日本酒が飲めなくなってしまいました。匂いを嗅いだだけで拒絶反応が起きるんです。 でもね、昨今、関わっているのは復興のお酒「甦る」や「磐城壽」。宴では乾杯だけしていましたが、10年経過しても美味しいとは思えなかったんす。 そこにお燗番の金井さんが現れたのです(前置き長くてごめん)。彼が宴でお燗をつけている姿を見て、なんだか美味そうだなぁ、チャレンジしてみようかなぁ、と。いただいてみて驚愕!!!!!! 一瞬にして空白の10年を吹き飛ばすだけの威力がありました。 形容が難しいけれど、日本酒それぞれの個性を際立たせているというか。初めて日本酒を立体的に感じたというか。平面じゃないんですね。実に奥深い。あれだけ飲んできたにもかからわず、これだけ芳醇な酒だってことをまったく知らなかったんですね。以来、宴で彼の勇姿を見かける度に、いろんなお酒に燗をつけてもらって、今や日本酒沼にどっぷりはまってしまいました。 旅先ではその土地の食べ物と地元のお酒をいただくのがものすごい贅沢だってことにようやく気づいたのです。いや、気づかせてもらったのです。先日も新潟にて。鮨屋で日本海の魚と日本酒を組み合わせながら、いただいたんだけど。もうなんつーか、至福の極みです。その土地の個性が全身に伝わってきます。 こうやって、酒をどうやって作るかってプロセスにも関わらせてもらって、金井さんのおかげで奥深さを知って。これは、ぜひオーディエンスに体験してほしい、と。お願いして、にゃんと来ていただけることになりました。紹介文にも書いたけど、金井さんのお燗を体験したことがないのは人生の損失だと思いマックス。 そもそも。ライヴハウスで日本酒を嗜むなんてこと、できないじゃないですか。しかも、コラボ枡で! ただし、お燗には時間がかかるし、金井さんお一人で対応しているので、そのあたり空気を読んでいただいて、なる早で入場してもらい、会話も楽しみつつ開演を待っていただければ。極上のBGMはわたすが用意しておきます。開演前だけでは対応できない場合はライヴを二部制にするとか、こちらも対応を考えておきます。 こうやって、再び日本酒の深みにはまったわたくす。貢献したい!。なにができるか?考えました。いちばん貢献は田んぼの草刈り。なので、家人の実家に眠っていた草刈機を譲り受けてきました。すでに長井市にはマイ長靴がキープしてあるので、マイ草刈機も置いてもらって、貢献したいと思います。 っていったい何のblogなんだか。 第四弾の詳細はこちらです。 ———————— 【第4弾】東北恩返し特別編「お酒の振る舞い」 【概要】 HEATWAVE 45th TOUR … 続きを読む