月別アーカイブ: 7月 2022

リハーサル

7月31日 日曜日 晴れ 8/2のライヴに向けて、リハーサルをしつつ、ミキシングをしております。 なんであれ、音楽に没入できているのは幸福なことです。ふだんやっていない曲がたくさんあるので、なかなか面白いっす。こんなご時世なので、無理のないところで来てください。 ところで、「デニム」って言えますか?オレはね、言えない。どうしてかわかんないけど、その言葉を口にするのはなんとも言えない恥ずかしさが伴う。もっと言うと「ジーンズ」も恥ずかしい。若者になんと言われようと「ジーパン」がいちばん居心地いい。パズルのピースが収まったような気持ちよさがある。 今日は世界で一番好きなドラムのフィルを紹介します。これ、高校生のときにリリースされたんだけど、未だ、これを上回るものはないっす。叩いているのはもちろんチャーリー・ワッツ。チャーリーと演奏するのが永遠の夢でした。 近年、楽器がサーカス並みに上手い人間はたくさんいるのですが、わたすが愛してやまないのは、他の人間には到底真似のできない個性に溢れた演奏が好きなのです。 このドラム、現在のJ-POP(これも死語か、笑)の現場では絶対OKテイクにはならないっす。わかってないねー、このヨレヨレのドラムが唯一無二なのよ。超ド級に最高death。高校生のとき、これに痺れたオレが最高と未だに思わせてくれるチャーリー大先生なのです。 それではThe Boys Go! いい夏をね!      

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7月30日 土曜日 晴れ おはようっす!これから歯の定期検診です。目と歯と髪の毛は鍛えられないのでね。(←これはなかなかの名言だと思う) 昨日は生まれて初めてのyoutubeの撮影ってやつでした。ってか、オレがやるわけないじゃん。某ミュージシャンがチャンネルを開設するというので、んなもん本業をちゃんとやんなさいよ、オレじゃねーだろと思ったんだけど、まぁ、世界が少しだけ明るくなるのならね、、。 時代です。笑。 このところ、ひょんなきっかけで同級生たちに数十年ぶり(40年とかね)に会う機会があって、なんつーかその、昔の面影はもちろんあるんだけど、その後の人生が見事に表情に刻まれていて、感慨深いっす。 生まれつきの顔が通用するのは30くらいまでなのかな。その後の顔は自分で創るもんなんだなぁ、とつくづく。 どんなに技術で(化粧とかね)隠そうとしても隠せないのは目。 我々は映像や写真にしょっちゅう晒されてるわけで、それが苦痛でたまらないんだけど、直視を避けられないところに劣化を鈍らせる効果はあるのかもね。苦痛だけど、アゲイン。 この数ヶ月、かなり真剣にストレッチや筋トレに取り組んでいたにも関わらず、数値として「結果」が如実に出ないってところにも老化を感じてます。ああ、こういうやり方じゃ通用しないんだって。理由はたぶん間違いなく酒。笑。   まぁ、そんなことも清濁併せ吞んで、今生かされてることに感謝しようと思うのです。今日が人生でいちばん若いんだしさ。 数日前、ワイン飲みながら聞いてたネヴィル・ブラザースのグルーヴが気持ちよくてねー。根源的な人間のグルーヴにマルコム・バーン、ダニエル・ラノア、イーノの音響が加わって、最強です。週末だし、飲んで聞いてみてよ。アフリカの太古から現在に続くグルーヴだよ。       福岡のみなさん。映画「杜人」こちらで見れます。ぜひ!   大好評だった青梅の「シネマネコ」での「杜人」の公開。9月にロングラン再公開が決まったそうです。素晴らしい。せっかくなので、イベントをって声があります。地元有志ががんばってくれています。決まったらお知らせします。みんなもぜひ、青梅へ。めっちゃいい町だよ。こういうの、ほんと嬉しい。    

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7月28日 木曜日 晴れ ザ・夏って感じだね。少し湿気も減ってきた気がする。暑いのはしんどいときもあるけど、その良さもちゃんと受け取りたいと思います。 ジョナサン・リッチマンは博多時代から好きでしたよ。あのなんとも言えないポップセンス、唯一無二のヘナチョコ感。初めて見たとき(福岡だったと思う)、フェンダーの小さなアンプひとつでライヴやってて、なんつーか、その。打ち抜かれました。笑。 ヘナチョコなんだけど、どこかがやっぱり確実にパンクなんだよね。 彼はヴェルヴェット・アンダーグラウンドの追っかけで、60年代の終わりのマクサス・カンサスシティーなどで多数の目撃談が残っています。ディランが彼の大ファンで全部アルバム持ってるって。それはなんだか、わかる。 一緒にやらせてもらったのはもう20年以上前だと思うけど。記憶が確かなら、彼のファンであるヒロト氏がジョナサンを日本に呼んで、その流れでオレにってことだったと思います。会場にちゃんとしたPAがあるのに、わざわざ自前のしょぼいPAを持ち込んで、それをステージに設置して自分でオペレートしながらライヴを行う。ドラマーはカクテルドラムの生音。 徹底的に「しょぼい」ってことのクールさにこだわってるところが好きでした。最初は「え?」って感じなんだけど、だんだん耳が慣れてくると勝手にこちらがない音や帯域を補正するのですよ。まさに落語方式。それに彼はガットギターだったし。笑。 隣の楽屋から「あの声」が漏れてきたときはなんとも言えない感慨がありました。人生って面白いなぁ、って。いつだって彼の歌はライフサイズ。暮らしの近くにあったかなぁ。ただ、直に話したときに、トンボみたいな目がどこを見てるのか、よくわかんなかったけど。   はてさて。今日はヤイコさんの誕生日だそうです!おめでとう!!!!!先日飛び入りさせてもらった公演の模様が本日オンエアだそうですよ。ぜひ。   それからTVKの開局50年記念番組 「音楽のカタチ」 <HEATWAVE「灯り」> 8/1(月)・2(火)・3(水)・5(金)…8:25~8:30/21:55~22:00 8/4(木)…8:25~8:30 8/6(土)…18:55~19:00 が流れます。数十年前の演奏です。ちょっと恥ずかしいけど、楽しんでください。 今日の1曲は。そうだ、ブルース・コバーンに「Open」って曲あるの、知ってる?彼の曲はタッチがいつも素晴らしいよ。        

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リクエストありがとう!

7月27日 水曜日 晴れ 8/2のド平日ソロライヴへのたくさんのリクエストをありがとう!これから内容を練っていきます。クソ暑い夏を乗り切れるようなライヴになればいいな、と夢想しております。ぜひ来なされ!   善なる読者のみなさんのおかげで、blogというメディアの意義を再確認できて、感謝しています。 僕は知的財産とかヴィジョンとかを共有したいのです。昔からの癖だけど、素晴らしいものを見聞きしたら、すぐに誰かに伝えたくなる。無意識な行動だけど、それは世界を少しだけ明るくする、かも。見返りを求めず続けることで、信頼のようなものが生まれて循環していけばいいな、と。 僕らのような多少パブリックな立場のものは(特にSNSね)発信するときに「リア充アピール」にならないように気をつけなきゃと思っています。塩梅はとっても難しいけど。「新しい生き方の提案」と「リア充アピール」の違いはどこを見て発信してるかって、とこかな。笑   はてさて。夏に聞いてほしい曲を選んでみました。ジョナサン・リッチマンです。昔から大好きなんす。一緒にやらせてもらったこともあります。あのまんまの人でした。仕事帰りにどうぞ。力抜けると思うよ。        

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his birthday

7月26日 火曜日 曇り 亡父誕生日。 彼はオレが18のときに死んだので、あれから40年、、、。彼がいない時間の方がよっぽど長いのに、なぜかそんな気がしなくて、逆に彼が死んだ年齢よりオレの方が10歳も年をとってるってことになると、親父なのか弟なのか、よくわからない存在なんですよ。笑。 いつもこころの中にいるから何も失ってないし、稀に相談すると、ちゃんと応えてくれるものです。 というのも。 とっても信頼&尊敬している人物の母上がにゃんと、うちの親父と生まれた日が一緒なんです。日にちだけじゃないですよ、年月日も。そんな縁で毎年メールをいただくのです。母上は89歳。二週間前にコになって、会うこともできず、基礎疾患があったので心配してたんだけど、なんとか体調も戻ったんだそうです。よかった、、、。母上から電話があって、生きていてくれてありがとう、とこころから思った、ってメール。 昨日のジョニを見ても思ったけど、人生は素晴らしいっすね。母上にお会いしたことないんけど、なんだかとてもぐっときた親父と母上のバースディです。 さっき花と酒を買ってきたので、あとで二人で弟に(笑)乾杯ってことで。もちろん、母上の快気も願って。 なわけで、たまには自分の曲も聞いてもらおうかな。わたくす、ラジオをやってたときも自分の曲をかけないDJで有名だったんですよ。笑。リンク先に演奏したメンツが出てくるんだけど、どえらいすごいなー。これ、ほとんど一発録りだったもんなー。       8/2のライヴへのリクエスト、今日いっぱいまで受けつけます。 このblogのコメント欄にどうぞ。ライヴに参加できない方も遠慮なく。 1. 名前(ニックネーム可)、年齢(サバ読み可)、性別、お住まいの地域 2. リクエスト曲(1曲でお願いします) 3. 聞きたい理由(ここでぐっとくると採用率あがります)

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ジョニが、、、、、、

7月25日 月曜日 晴れ もう歌えないだろうと言われていたジョニがあの曲を歌ってます。 わたくす、涙腺が決壊いたしました!素晴らしい。       たくさんのリクエストをありがとう。明日いっぱいまで受け付けようと思ってます。 8/2のソロライヴへのリクエスト。このblogのコメント欄にどうぞ。ライヴに参加できない方も遠慮なく。 1. 名前(ニックネーム可)、年齢(サバ読み可)、性別、お住まいの地域 2. リクエスト曲(1曲でお願いします) 3. 聞きたい理由(ここでぐっとくると採用率あがります)

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さすらうためのシーシーバー

7月24日 日曜日 晴れ バイクに乗るようになって二年弱。走った距離2万キロ。 あっちこっち、もうやるとこないだろってくらい手を入れてきたけど、本格的に旅するためにプロが「さすらうためのシーシーバー」とFILSONを吊り下げるためのフックと巻き込み防止のステーを作ってくれました。 これ既製品じゃないんす。ワンオフってやつで、僕のバイクのために設計して、作ってくれたんす。福島を忘れないために彼の地がプレゼントしてくれたバックルもついてるし、ガソリンの携行缶ホルダーもついてます。これにズタ袋をくくりつけて九州に帰りますよー。 愛着ひとしお。   うーんとね。今日はラジオから流れてきたブルース・コバーン。カナダが産んだ偉大な才能。ピンときた人多かったら深堀りするよ。       8/2のソロライヴへのリクエスト。来週火曜日いっぱいまで受けつけます。このblogのコメント欄にどうぞ。ライヴに参加できない方も遠慮なく。 1. 名前(ニックネーム可)、年齢(サバ読み可)、性別、お住まいの地域 2. リクエスト曲(1曲でお願いします) 3. 聞きたい理由(ここでぐっとくると採用率あがります)

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行間で語る人

7月23日 土曜日 晴れ 行間で語る人が減った。 もともとは日本人の特質だったと思う。わかりやすく言えば、松尾芭蕉。多くを語らないことによって、理解の深度は聞き手のイマジネーションに委ねられる。 そんなコミュニケーションが好きだった。 テレビはもちろん、YouTubeもしかり。息継ぎの間さえもほとんどなく、寸暇を惜しんで言葉が放射される。 それが時代の潮流だったとしても、慣れないようにしようと思ってる。 言葉が身体をすり抜けていく。でも経験に裏打ちされた短い言葉は体内で留まるんだよね。それが発酵していく。そんな表現が好き。 今日はこの名曲を。一聴すると、ラヴバラードに聞こえるかもだけど、そんなことなくて。笑。このお方の表現はシニカル兼、常にディープ。興味をもった人はご自分で調べたし。若かりし頃、それを知ったとき、ソングライティングの可能性に興奮したよ。       たくさんのリクエストをありがとう。来週火曜日いっぱいまで受け付けようと思ってます。 8/2のソロライヴへのリクエスト。このblogのコメント欄にどうぞ。ライヴに参加できない方も遠慮なく。 1. 名前(ニックネーム可)、年齢(サバ読み可)、性別、お住まいの地域 2. リクエスト曲(1曲でお願いします) 3. 聞きたい理由(ここでぐっとくると採用率あがります)  

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TOKYO CITY MAN

7月22日 金曜日 晴れ 一週間おつかれさま。 コが猛威をふるっている(ことになっている)けど、みんなも惑わされないようにそれぞれのLIFEを生きてください。ほんと、国もマスコミもひどい。だって、もはやウクライナのことなんてほとんど報じられない。あり得ないよ。無慈悲な独裁者の砲弾に怯えてる人がいるんだよ。あのバカプーチンを権力の椅子から引きずり落とすのがペンの力がやるべきことだよ。 だから、ニュースも必要なときだけこちらから取りにいくようにして、あとはシャットアウトしてるよ。 また飲み屋は閑古鳥が鳴くだろうから、オレはフツーに暮らします。昨日もともだちといつもの飲み屋でバカ話してたんだけど、それってやっぱりたいせつな時間なんだよね。 青森の方から「トーキョーシティーマン」へリクエストを頂きました。ありがとね。 自分が創ったもののことはすぐ忘れるけど、いいアルバムだと僕も思ってます。ポリドール/ユニヴァーサル時代のアルバムも復刻された方がいいと思うんだけど、性格的に常に前を向いてるんで、過去のものに情熱が湧いてこないんよね。アニヴァーサリー的なことにも興味ないし。当時のスタッフはたぶん、もう誰もレコード会社にいないんじゃないかな? でも、それはオレにやらせろって奇特な人がいたら遠慮なく連絡ください。ソニーにはそういうセクションがあるんだけど、ユニヴァーサルはどうなんだろうね。たぶんサブスクにも出てないと思うんだよね。 ソニーから5枚だして、クビになって、事務所は自分から辞めて、一回なんでもない人になってみたのです。プータロー。それでなにも湧いてこなかったら、外国に行って違う生き方をしようと思ってた。つまり、この国ではオレの才能は不要だってことだと思ったから。 ところが湯水のように曲が湧いてくる。あっという間にアルバム分の曲を書き上げて、新しいレコード会社と契約して、復帰。ジャケットは横尾忠則さんが描いてくれて、ミキシングはミック・グロソップがやってくれた。クソ重たいマルチのテープを抱えて、一人でロンドンに飛んでミックスしたっけ。 「トーキョーシティーマン」はルー・リードの「NYC MAN」への勝手なアンサーソング。バブルのときからこの国に居場所がなかった人に愛を込めて書いた。それは今も変わらない、というか、今こそ聞いてほしい、とは確かに思う。 熱くならない魂なんか、ないんだよね。 この前、友部正人さんとひさしぶりにワインを飲んだ。とっていい時間だった。72歳のチャーミングな青年、友部さんがオレにこう言ったんだよ。「山口くん、ヒット曲書こうよ!」って。しびれたねー。オレ、そんなこと1ミリも考えてなかったから。 熱くならない魂なんか、ないんだよ。 まぁ、ヒット曲はどうでもいいけど、確かにヒット曲があれば、もっとこのアルバムにも目を向けてもらえたのかもしれないね。笑。でもヤイコちゃんが「雨の後〜」に桜井くんが「ヒエラルキー」に光をあててくれて、オレはとっても嬉しかったよ。 なんで、ここに貼っておきます。聞いてみて。       感染者増えても、ハコが店を開けようという意思がある限り、もうライヴは中止にしません。危険だと思う人は遠慮なくキャンセルしてね。オレは音楽の場所を守ります。 8/2のソロライヴへのリクエスト。このblogのコメント欄にどうぞ。ライヴに参加できない方も遠慮なく。 1. 名前(ニックネーム可)、年齢(サバ読み可)、性別、お住まいの地域 2. リクエスト曲(1曲でお願いします) 3. 聞きたい理由(ここでぐっとくると採用率あがります)

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7月21日 木曜日 晴れ 同時に7冊くらいの本を読んでます(先日より更に増えた)。これは新しい試みで、なかなかいいです。 速読ができるので、あっという間に読んでしまうのです。それはどうかなぁ、と。複数の本を読んでると、脳の使い方がいつもと違っていて、ものすごく新鮮。この感じなら、いつも頓挫するマルセル・プルーストの「失われた時を求めて」も死ぬまでに読破できるかも。生涯のミッションとして。笑。 さて。星野道夫さんのエッセイにこんな一文がありました。情景描写にひどく感銘を受けたのでシェア。文章がうまい、とかそういうことじゃなくて、ほんとうにアラスカを愛して、実際に経験した人じゃないと書けない感じ。 文章からめっちゃアラスカが滲み出てる。歌も、こうじゃなきゃね。ほんとにアラスカに行きたくなっちゃったっすよ。オレ、まだオーロラ、飛行機からしか見たことないし、、、。 以下、抜粋。「旅をする木」より。 あと一週間もすれば、アラスカの川には怒涛のごとくサケが上ってきます。一匹のサケを両手でつかむ時、バネのように激しくしなるその力に、ぼくはいつもアラスカの夏を感じます。   お知らせです。 先日、飛び入りしたヤイコさんの湘南、虎丸座での公演。7/28、ヤイコさんの誕生日に配信されるそうですよー。彼女、アーティストとして今ほんとうに、素晴らしいです。ぜひー。   さて。今日の1曲は。木曜日だし、こんな感じがいいかな。これ聞いて、頑張りすぎず今週を乗り切ってくださいまし!オレはともだちが勧めてくれたベトナム料理を食べてきます。       8/2のソロライヴへのリクエスト。このblogのコメント欄にどうぞ。ライヴに参加できない方も遠慮なく。 1. 名前(ニックネーム可)、年齢(サバ読み可)、性別、お住まいの地域 2. リクエスト曲(1曲でお願いします) 3. 聞きたい理由(ここでぐっとくると採用率あがります)

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