月別アーカイブ: 3月 2020

4/3豊橋公演中止のお知らせ

3月31日 火曜日 曇り たくさんのメッセージ、ありがとう! 山口洋、ソロツアー4/3豊橋公演、残念ながら中止にします。払い戻しなどは、お手数ですが、直接会場にお問いあわせください。収束したら、かならずゴキゲンな音を届けにいきます! 4/2に豊橋のラジオに出演が決まっていたので、そちらは電話で出演させてもらいます。 4/2(木曜日)18時〜 豊橋ラジオ、ラビットアワー。 毎週木曜日 午後6時から午後7時まで生放送 (途中地域情報が8分ほど入って6時15分くらいから本編) エフエム豊橋(やしの実FM):84.3 MHz MC:小川真一(音楽評論家)・竹内竹蔵 スマホ専用無料アプリ「TEES-843FM」(iPhone版/アンドロイド版)を使えば全国どこからでも聴けます。 メッセージはメール rh@843fm.co.jp から。アプリからのメッセージも可能。 また対応ブラウザでしたら以下ページにてPC、スマホでそのまま聴くことができます。 (IE以外はおおよそ対応していますかと。ページ内にクリックで確認画面あります) 日々に風が吹くような選曲をしておきます。ぜひ、聴いてくださいまし!     中止になった大阪公演の会場から連絡をもらいました。 手作りのマスクが送られてきたと。ほんとに嬉しかったっす。ありがとう!    

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公演中止のお知らせ

3月30日 月曜日 曇り   昨夜、悩んだ末に決断しました。  4/1大阪・Knave、4/8横浜・サムズアップ。2公演を中止にさせていただきます。4/3豊橋・ハウスオブクレイジーは現在コンタクトを取っているところです。  払い戻しについてはリンク先の会場HPをごらんください。  ほんとうに申し訳ありません!  一人のミュージシャンとして、今何ができるのか。  状況を見て、ツアー・マネージャーと熟考し、ソロ・ツアーは現地の意見を聞いた上で、ハコのみなさん、主催者のみなさんが開催を望むのであればライヴは中止にせず、全力でそれに向き合うというスタンスを貫いてきました。  そんな中で、世界の状況の変化を見るにつけ、日本が武漢やNY、あるいはヨーロッパの大都市のようになっていないのは、単に奇跡的なことに過ぎず、政府の対応と発表がベストだとは到底思えず、確実にパンデミックの危機にさらされていると思っています。  僕がステージに立つことで、オーディエンスやハコのみなさんを危険にさらしていること。自分が移動することで感染源になり得ること。ライヴを重ねるたびにその想いは強くなり、正直に言って、音楽を楽しめないようになってきました。  ライヴハウス。その名前だけで槍玉にあげられ、キャンセルだらけになり、集客も激減している状況で、ハコのみなさんがどれだけ開催に向けて、努力をしているか、わかっているつもりなのでほんとうにこころ苦しいです。  でも、ライヴは、人を楽しませ感動を与え励ますもの。エンターテイメントは、人の命を危険に晒してまでやるべきではないと思います。志村けんさんも亡くなったらみんなを笑わせられない。バカ殿がコロナで命を落とすなんて、考えられないです。子どものころ、彼のギャグがどれだけ子どもたちを夢中にさせてくれたことか。  今は痛みをわかちあい、耐えるときだと思います。  今回、このようなことになって、日本全国のハコがどれだけ僕らミュージシャンにとってたいせつな場所なのか、あらためて知ることになりました。  このまま指をくわえてみているだけではなく、何ができるのか考えて、行動していきます。  音楽には力があるんだと伝えるために、また音楽をこころから愉しめる日まで、一緒に生き延びましょう。  命あってこそ。  ご理解いただけると、嬉しいです。  2020年3月30日   山口洋(HEATWAVE)

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難局

3月29日 日曜日 雨 難しい局面に入ったな、と思う。 ロックダウンしても感染拡大を止められなかった世界の大都市から学ぶべきことは、今、爆発寸前というどうなるかわからない手探りの状態の中で、期限を決めて、できるだけ早急に積極的に都市機能をロックダウンした方がいいのではということ。 もちろん経済的には多大な影響があるけれど、それでも感染が拡大して、病床が足りなくなり、人々が恐怖に震える生活を強いられるよりはいいのではないか、と思う。 昨日のアイルランド方式を今一度、コピー&ペースト。 いわく、家にとどまって、ウイルス感染の可能性を減らそう。自分のためではない、がポイント。ほとんどの人にとって、これはひどい風邪なんだけど、媒介になってはいけない。が大事なポイント。高齢者や、すでに病気を持っている人に移す可能性を限りなく減らそう、がポイントなんだな それを自分の役目に落とし込んで考える。SNSなどを通じて、家にいることしかできない人たちに娯楽を提供することはできる。現在、開催する方向で進んでいるソロライヴに関しては各会場と今一度話し合って、会場の希望も聞いた上で、開催の是非を判断する。開催にあたってはできうる最大の努力をする。 そんなところ、か。 経営が苦しくなっているライヴハウスなどにはできる支援の方法を考えてみる。 日々、状況が変化して、正直、たかがミュージシャン、アーティストとしてもモチベーションを保つのは難しい。けれど、これもまた人体実験。積極的にやれることをやってみるので、参考にされたし。 都会を離れるったって、自分が保菌者だったなら、それを拡散する可能性があるわけだしね。近所のスーパーくらいしか行かないけど、もう少しマシな表情で人と接したいよ。そういうの大事だと思うよ。レジの人に「おつかれさまです」って会釈するだけでもいいと思うし。ほんと、ここはピースフルな場所って言われてるんだけど、こころの殺伐は避けたいし、バッドなヴァイブスを撒き散らしたくない。 なにはともあれ、笑いを忘れず、生き延びよう。 美味しいもの喰って、太ろう。笑。 お金は意味あるところに積極的に落とそう。 テレビやSNSは少し減らして、本でも読もうよ。おすすめはうーん、ウォールデンの「森の生活」。カポーティーの「遠い声、遠い部屋」。あるいはブコウスキーの一連のやぶれかぶれ本。ルポものなら、ハンター・トンプソンかな。 音楽はね。最近のソロライヴのBGMに使ってるけど、ハリー・ニルソンの新譜が素晴らしいよ。   昨日、寅さん観たけど、最高だったよ。寅さん、生きてたら、なんていうかな。笑。  

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天下の回りもの

3月28日 土曜日 曇り 「金は天下の回りもの」とはよく言ったもので。笑。 自分のところで堰き止めようとすると、必ず問題が生じる。要するに目の前を金が通り過ぎていれば、それでいい。入ってくるけど、出て行く。風通しがよければいいい。そう心がけていると、「んー、さすがに財政、厳しいわい」ってときに不意にお金が転がり込んできたりする。これ、ホントだからね。 国がフリーランスの人間をどう捉えてるか、よーくわかったじゃん?笑。金に執着するから、痛い目に遭うのよ。だから、買い占めみたいな浅ましいことはやめなさいって。分け与えなさいよ。そしたら、困った時に誰かが分け与えてくれるよ。根拠はないけど、経験上、それは真理だよ。 ずーっと書けなかった原稿、ようやく書きました。ちょっと肩の荷が下りた気分。初めて締め切りを守れなかったけど。苦笑。 ライヴをやるのが正しいのか、どうなのか。俺も逡巡してる。ただね、先日の京都で来てくれたオーディエンスとたくさん話したんだよ。それはこのご時世がもたらしてくれた貴重な経験。 小学生の給食を作るのが仕事の女性。600人分の給食、何人で作ると思う?2人なんだって。信じられないよ。え?それってにんじんをカットしたりする機械なんかあるの?って聞いたら、全部包丁でやるんだって。嘘でしょ?そもそも何時出勤なの?8時だって。たった4時間で600人分の給食作るんだって。俺は驚いたよ。すっごい仕事だよね? でね。ライヴに来て。その幸せな感触を持って仕事をするんだって。俺は嬉しかったよ。そういう意味で、音楽が社会を支える力になっているのならね。 一方、アイルランドのともだちからメールが来たよ。政府のお達しがひじょーにわかりやすい。なので、紹介。 いわく、家にとどまって、ウイルス感染の可能性を減らそう。自分のためではない、がポイント。ほとんどの人にとって、これはひどい風邪なんだけど、媒介になってはいけない。が大事なポイント。高齢者や、すでに病気を持っている人に移す可能性を限りなく減らそう、がポイントなんだな。 これ、とってもわかりやすいよね。俺も目から鱗だったよ。こう伝えてくれたら、若者もわかりやすいと思うよなぁ。 てなわけで、ライヴは意地になって開催してるんではなく、ハコと話し合って、柔軟に対応したい。それぞれにあまりに状況が違うから。大阪、豊橋、横浜は開催します。ともだちがやってたインスタライヴってやつ。週末、みんな家から出られないなら、それもいいなぁと思ってます。京都は後半、リクエストに切り替えたんだけど、求められてるものと伝えたいこと、合致して、よかったもんなぁ。    

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京都にて

3月26日 金曜日 曇り   朝早い帰りの新幹線の中で。  この国でいちばんの歴史を誇るハコ、拾得に到着して、ライヴの開催状況を聞いたなら、なんとまだ一回もスケジュールは飛んでいないと。  消毒など、やるべきことは増え、来るお客さんは激減。  でも、その静かな覚悟に、ハコも、ミュージシャンも、オーディエンスも、歴史はタダ者ではないと感嘆したのだった。やるべきことをやり、自らの役目、責務を果たす。  チャールズ皇太子からバカ殿まで。ウイルスは容赦ないし、無慈悲。同時に考えようによってはとってもフェアだと。地位も名声も関係ない。もはや国難ですらなく、人類が国など関係なく同じ脅威にさらされているのなら、互いが思いあって、笑いを忘れることなく、事態にむきあっていくこと。そのために自分は何ができるのか考えることだと思う。  正解?俺にもわからないよ。ただ、むやみに恐れているのは嫌だ。ハコが十分すぎるほど気をつけているのならば、やりながら考える人間だって必要だと思う。  少なからず音楽を激しく求めてくれてありがとう。だから、後半はリクエストに応えることにしたよ。愉しんでくれたかな?  また元気で会おう。

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明日

3月25日 水曜日 晴れ 明日、ですが。 日本で一番歴史のあるハコ、拾得で演奏します。 現地と相談し、ライヴは開催します。どうか、無理のないところで。音楽を必要としてる人は遠慮なく。

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三ヶ月

3月24日 火曜日 晴れ 三ヶ月。来る日も来る日も。ミックスしていた。 今日、ようやく終わった。 「産みの苦しみ」なんてとても幸福なことで、それを味わえることに感謝している。 桜は決して好きじゃないけど、あと何回、この花を観れるのかな、と思えば愛着も湧いてくるみたいにさ。笑。 とはいえ、これからはパッケージの作業。デザイナーと遠隔地でたった二人で作業しているのだけれど、離れて同時に山を登る、みたいな共同作業がとっても性にあってる。 なんだかね。最近の一連のことで。 ほんとうに必要なものと不要なものの見分けがつきやすくなった。生き方に正解はない。    

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Point of view

3月23日 月曜日 曇り 南で育った人間だから、45歳になるまで雪山に行ったことがなかった。 というより、ウインター・スポーツなんてブルジョアの趣味だっちゅー偏見まであった。 でも、初日にノックアウトされた。まぁ、でもその年齢にならなきゃ、雪山に行くこころと懐の余裕さえなかったと思うけど。 とにもかくにも。 いろんな道は同じところに通じている。プロ中のプロと接してみれば、よくわかる。職人中の職人と言い換えてもいいけれど。 それゆえPoint on viewはたくさんあった方がいい。 精神的にいちばんしんどかった時にはランニングがあった。負の感情はすべて地球が吸い取ってくれた。ほんとうにアーシングだった。 でも、走りすぎてもう膝がダメだ。首もダメだ。世界はコロナだ。 なので、雪山に行ってみる。 とってもよかった。滑ってるときはなにも考えない。音楽と同じ。考えるんじゃなくて、感じるだけ。 こころが澄んでくる。背筋が伸びてくる。思考がシンプルになる。 夕方。もうヘトヘト。温泉に入って、居酒屋に行って、ビール飲んで、畳の部屋で撃沈。 悪くない。 アーティストでいること。家族を持ったりなんて、そんなことできるわけがない。ま、俺の場合か。笑。家族がいたら、こんな生き方はできなかったと思う。無論、何の後悔もない。死して尸、拾う者なし。上等だよ。 でね。まごうことなき中年になったとしても。チャレンジできる。自分で責任を取れるならね。だから、人体実験の結果をここで伝えたいと思う。役にたつことがあれば、役立ててほしい。 乗り越えていくものじゃない。くぐりぬけていくものだと思うよ。  

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days

3月22日 日曜日 晴れ 日々、悲喜こもごも。いのちをまっとうした人、病で苦しんでいる人、伴侶をみつけた人。その振り幅が。 ワールドワイドにコロナに関する情報が生々しく飛び込んでくる。それぞれに親交のある人たちゆえ、国によって対応が違うのがあまりにも興味深い。 そんなこんなで毎日、せっせと英語でメールを書いている。きっと小学生並みの文章力なんだろうが、そういうことは気にしない。コロナが蔓延しつつある国の病院のベッドで化学治療を受けているともだちを英語で笑わせるのはなかなか難しいけど、やりがいはある。 そんな中、悪だくみを思いついた。 これは人を励まし、明るくすることができるかもしれん、と。 各方面に連絡して、どうにか実現できそうだ。いや、する。即、乗ってくれる仲間たちがいるのがオレのほんとうの財産。ありがたい。 こんな展開で、オレは初めてロック・ヒーローに直電話して直訴し、快諾してもらったのだが、まるでルー・リードと話してるみたいだった。笑。 とにかく、即行動。みんなにひかりを届けられれば、と思う。    

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源流を訪ねて

3月21日 土曜日 晴れ さて。連載もいよいよ終盤。 描きたいこと書かせてもらっています。 20代の後半。ロックンロールの源流を訪ねてたどり着いた小さな町の話。 ぜひ、読んでください。    

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