月別アーカイブ: 1月 2017

Recording day #078

1月31日 火曜日 晴れ 誰に命令されたわけじゃないし、好きなことを好きなだけやっていて、それを続けるためにやらなきゃいけないことをやっている訳だから、「忙しい」とは書きたくないんだなぁ。ややこしいけど。でも、確かに常軌を逸した日々で、もう一月が終わったなんて信じられない。ランニングの時間だけは死守するから、その間にひと月を振り返ったんだけど、これ以上の生き方はできなかったと思う。 写真に写るのは情景だけじゃなくて、自分も確実に写る。今日のなんかは特にそうで、思わず笑ったよ。こころの中、こんな感じだわ。   どうしても書き上げたかった曲を書き、無理を云ってバンドとそれを録音した。6テイク残されていたけれど、だんだん知恵がついていく感じが好きになれず、ファーストテイクを仕上げることにした。写真に自分が写るように、音楽にもそれは如実に反映される。四人の思惑と創造力がウネウネと絡み合ってひとつの音楽になっているのを、バラバラに分解してすべてを聞いた、僕だけが知っている。 それはある意味、各々の人生を見つめたり、引き受けたりすることでもある。だから、構成している人たちが演奏しながら、遠くにある一点を見つめていないと、その作業はひどくしんどいものになる。逆に云えば、その一点さえ見つめていれば、後のことはどうにかなる。どれだけやっても不思議で、深いんだ。音楽は。    

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Recording day #077

1月30日 月曜日 晴れ あの曲のミキシングを完成させた。やったぜ!アルバム制作完了まであと2曲だ。 今、外に出ている時間はないのだけれど、やんごとなき打ち合わせにて、新宿の某ギャラリーまで。画家と写真家と映像作家とデザイナーとミュージシャン。そしてギャラリーのプロデューサー。 日常という永遠。丁寧に生きること。この世界に暮らす圧倒的な違和感。ポジティブにマイノリティーであること。誰もがマイノリティーであること。雑木林。一本の木。それぞれのレジスタンス。そしてルサンチマン。 何処にたどり着くのか分かっていたら、それを旅とは云わないさ。    

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Recording day #076

1月29日 土曜日 晴れ 書かれたことがなければ分からないかもしれないけど、ウィキペディアに書いてあることがほんとうな訳がない。自分が書かれてるんだから断言するよ。一回見たら「うーん」と目眩がしそうだったから二度と見ない。だから他の調べものもそこではやらない。 好きでもない映像を勝手にyoutubeに上げられ、誰かが勝手にカヴァーしたものが僕と誤解され、とかくこの世は面倒くさい。だから、公式な僕の意見として「満月の夕」に関して書かせてもらった。ちょっとだけ、意を決したよ。笑。 文章をパブリックに発表するには「文責」が生じるんだ。そして、その原稿は「記名」なんだ。だから、匿名のものとは一緒にして欲しくない。何か問題が起きたときの責任は自分にあるんだ。覚悟がいるんだよ。僕はネットに流れている文章は記名でなければ読まない。責任を伴わない意見は意見じゃない。 ウィキペディアにオレのことを書いてる人が居たなら、公式な僕の意見としてリンクしてくれ。いや、まじで。そしたら、同じ説明を二度しなくて済む。性善説でいけば、そうなることを信じてるよ。 —————————————— さぁ、あのカヴァーしたかった曲をようやくカヴァーしたよ。オレたちにしか描けない風景が描けたと思う。ひとりで何度もコーラスを重ねて、マンドリンを激弾きして、パーカションもたくさん演奏して、最後にグレッチを弾いて完成。 この時代に半世紀以上前の曲を録音するのは、時代が変わっても通底するものがあるからだ。それが人を励ますと思っているから。あとは権利関係だけなんだけど、半世紀経過すると著作権は消滅する(はず)だから、ちゃんと発表できたらいいなぁ。さぁ、ミキシングじゃー!

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Recording day #075

1月27日 金曜日 晴れ 事務的仕事、雑務、それらにまみれながら、音楽に向き合う。こころにターボチャージャーをかけて、昨日録音したものに歌を歌う。ふぅ。 「満月の夕」について書かせてもらった原稿、後編です。今まで黙っていたけれど、一回だけきちんと僕の立場からの風景を伝えておこうと思ったのです。振り返るのはあまり気持ちのよい作業ではなかったけれど、向き合って良かったっす。さ、この話はもうこれで終わり。 何ぶん22年前の話ゆえ、時系列はもはや何が正しいのか不明な部分もあるし、実際、鋭いピンポイントの指摘を受けたりもするけれど、僕の記憶はこのようなもので、そこにはhonestな気持ちで居たいのです。  

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Recording day #074

1月26日 木曜日 曇り いつだって逆境をバネにやってきたし、CDが売れないという状況をパッケージが作れないという言い訳にはしたくない。レコーディングの方法だって、オレたちみたいなやり方でやってるバンドはないだろうし、誰が何と云おうとも、自分たちが信じた道を行けばいいと思う。だって、自由の国に暮らしてるんだから。自由になりたくて音楽を始めたんだから。その姿や音で、みんなに元気になってもらいたいから。 新しいアルバムのために4人が揃う最後の日。ファーストタッチがほぼ瑞々しいことを全員が知っているからして、集中して臨む。おそらく取り組んだ3曲のうち、2曲は完成するだろう。 オレはね、この素晴らしいバンドの一員として思うんだわ。ちゃんとこのバンドの奇蹟的な素晴らしさを世界に伝えなきゃいかん、と。だから、明日からこの素材を元にオレは馬車馬のように頑張るぜ!いつだって往生際が悪いんだわ。オレは何ひとつあきらめてないんだわ。可能性しか信じてない。いや、本気と書いてマジで。アホと云うなら、そう呼ばれても結構。アホじゃなきゃ、ロックンロールなんかできんよ。ひゅー!

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Recording day #073

1月25日 水曜日 晴れ 今録音されているものはすべてミックスし終えた。アルバムの制作も最終段階。今年の上半期にはみんなに届けられると思うよ。もうちょとだけ待っててちょ。 明後日、バンドで3曲録るんだ。それを完成させたら、終わり。完成させたら、ひとつめの国外逃亡。自分をアゲるためにAIRチケット取ったけど、ほんとうに間に合うのかー?笑。

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たいせつなことは

1月24日 火曜日 晴れ たいせつなことは たいせつなことは海を見ながら話した方がいい。こころからまっすぐに言葉が出てくる気がする。そして、いつものように飲み過ぎるのはどうかと思う。笑。 モット・ザ・フープルのオバレントさん亡くなったんだね。数日前に歌ったばっかりだったのに。何てこった。ふぅ。あの曲、リクエストしてくれて、ありがとう。デビット・ボウイにバンドの状態が良くないこと訴えたの、彼なんだってね。一度もお会いしたことないけど、何ともいえない縁を感じてるよ。みんなにあの名曲を聴いて欲しいから、アップしておくね。 Ballad of the Mott the Hoople 名前を変え 名誉を求め 金持ちに焦がれた日々 けれど今は なにひとつ 欲しいものなんかない 野望に燃え 目の前の 海を越えていったけれど 手にした分け前は わずかなものだった 僕らの話は みんな聞いているだろう 今さら 君をがっかりさせたくはない どこかで道をはずれ 今は償いの日々なのさ 今日もロックンロールサーカスが街にやってくる バフィンは夢を失い ミック・ラルフスはギターを失くし バーデンは髪に白いものを増やし オバレントはまさしくロックンロールスター そんな日々の中で 夢は幻になった けれどもう一度 やり直せるとしても 僕の応えはたったひとつさ ロックンロールは人生に敗れたもののゲームじゃない そいつは必ず君を虜にする 僕らはどこかで道を外れただけなのさ 今日もロックンロールサーカスがどこかで歌ってる ロックンロールは人生に敗れたもののゲームじゃない そいつは必ず君を虜にする ロックンロールは今も僕のこころに息づいている 誰もこの想いを止められない ロックンロールは人生に敗れたもののゲームじゃない そいつは必ず君を虜にする ロックンロールは今も僕のこころに息づいている … 続きを読む

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Recording day #072、ゆでたまごちゃん

1月23日 月曜日 晴れ 昨日。ともだちの姪っ子ちゃん(15歳)の初めてのギター選びにお茶の水まで。いやー、責任重大だね。早めに行って、吐きそうになるくらいの数のギターを下見して、姪っ子ちゃんと一緒に彼女にインスピレーションをくれるギターを探したよ。 でも意見が一致したんだよね。この子にはこのギターが似合うと思ったのと、彼女が選んだものが。まぁ、何というか、存在がゆでたまごみたいなんで、勝手にゆでたまごちゃんと名付けたんだけど、若いってことはそれだけで未来で、瞳がキラキラ輝いてて、いいエネルギーをたくさんもらったのはこっちの方でした。久しぶりに頭から音楽や雑務を追い出して、いい休日だったよ。たまごちゃん、ありがとね!こうやって、音楽に触れてくれるのはとっても嬉しいよ。 5月にギターフェスに参加しまーす。これ、思いっきり弾いてもいいのかな?よし、そうしよう!    

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MY LIFE IS MY MESSAGE RADIO 第五回、blog上再録

    新年一発目の曲、ランニングしながら、考えました。新しい扉が開くようなこの曲をお届け! M1. DAYLIGHT / BOBBY WOMACK  1976     今日は全国から寄せられた熊本へのメッセージをできるだけたくさんご紹介します。   出羽の国のひつまぶしワンダユウさんより 肥後の国のみなさん、山口さん、こんばんは。 転勤族だったわたしの親友は、今まで住んだ土地のなかで熊本が一番好きだと言います。 理由をたずねたら「どこへ行っても親切にしてくれて、とにかく人が温かい。風景もとってもきれいなんだよ」と、熱く語ってくれました。 その土地・その国を美しくしているのは、いつだって其処に住んでいる人たちの「心」ではないでしょうか。 わたしはまだ熊本に行ったことがありません。なので、わたしの親友を温かく迎えてくれた美しい肥後の国を必ず訪れてみたいと思います。 そういえば大好きな俳優・笠智衆さんも熊本ご出身でした。笠さんも「美しい日本人」といわれた一人でしたね。 みなさんが元気でいてくれること、復興・再生への祈りを 国境など存在しない 空、光、風、音などに滲ませながら、わたしも働きます。 PS:リクエストは、心が澄んでいくような洋楽をお願いします ラジオネーム PKさんより 山口さん。熊本の皆さん。 ラジオをお聴きの皆さん。こんばんは。 先日山口さんが苦手なテレビを見ていたら、 足の裏の色で身体のコンディションがわかると言ってました。 早速自分の靴下を脱いで確認してみると、全体的に赤みを帯びていました。 びっくりしたことに、赤みを帯びている状態は、「満身創痍」だそうです。 私事ですが、数年前から親の在宅介護をしてます。 制度を利用するようになり、最近は幾分か楽に過ごせる日が増えてきました。 ストレス、疲れをためないようにしてましたが、身体は、満身創痍だったみたいです。 熊本、全国の皆さんの中にも家族の介護をしながら、 日々の生活をされている方もいらっしゃると思います。 きっと自分のことを後回しにしている方、身体が満身創痍状態であることに気がつかない方が、多いのではないでしょうか。 そこでリクエスト。 自分で気がつかない心身の疲れに気づかせてくれる、 明日を向かえることに希望の光が見える曲をお願いします。 … 続きを読む

カテゴリー: blog上架空音楽番組 「地獄アワー」, 未分類 | 9件のコメント

170120@横浜 by 三浦麻旅子さん

1月21日 土曜日 晴れ  昨夜の模様、三浦麻旅子さんの写真でどうぞ! 明日はMLIMMラジオの放送日。ブラック・ミュージック多めの選曲だよー。是非。 全撮影、三浦麻旅子。 —————————————————- 社員旅行で九州に滞在中、熊本の隣県、長崎で地震を体験した方が埼玉県春日部市にてライヴで歌うたびに、毎回500円の募金して頂くようになりました。(かの福山ポレポレ方式が伝播したって訳ですね。素晴らしい!) そのことをライヴの主催者に話したところ、多くのミュージシャンから賛同を頂き、ポレポレ方式が定着したそうです。 その気持ちを昨夜横浜で託されました。MLIMMラジオで是非、熊本のために使って欲しい、と。涙。確かに承り、本日MLIMMに送金しました。総額¥67,801です。 埼玉県春日部市「LIVE & BAR エバーチャイルド」のみなさん、満天横町軒先LIVEに出演しているミュージシャンのみなさん。ほんとうにありがとう!!!!!  

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