月別アーカイブ: 12月 2013

感謝を込めて

12月31日 月曜日 晴れ 今年一年、声援をありがとう。 今日の夕陽をみんなにおすそわけ。 うーんと、オレ、一度死んだ人間ですが、ちゃんと生まれ変われたよ。今、苦しい人も大丈夫だ。ニャンとかなる。それだけは伝えておくね。ニャンとかしようぜ。 わたくす、来年は元旦から飛ばします。いい一年にしようね。じゃ、よいお年を。 考えるんじゃないんだ。感じるんだよ。たくさんの愛。 山口洋 (50)

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12月30日 月曜日 晴れ ほんとうに久しぶりに、自分の家で宴が催されました。って、随分前に、酒の席で「んじゃ、オレんちでやればいーじゃん」みたいなテキトーなことを云ったらしいのですが、日々に忙殺され、記憶になく。 わたくすの暮らしは、確かに10人くらい収容できないことはないけれど、調度品や食器なども含め、シングル用に特化され、選び抜かれたものしかないので、大人数が来てくれても対処できないのです。 でも、昔うちのおかんが人を呼んでよくやってたようなことを思い出し、がんばって料理も作ってみました。案外愉しかったなぁ。でも、人がわさわさ居る中で作ってるとどーしてもブレる。三日かけて作ったシチューを焦がす、とかね。 明日、某歌合戦に出演する輩が居たから、美しい時間帯に終わったけど、そうじゃなかったら、ヒドいことになってたんだろうなぁ。笑。何はともあれ、ともだちはいいものです。ありがとう。 そんな訳で今年一年の声援、心からありがとう。

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ひかりの道

12月29日 日曜日 晴れ 走り始めて、もうどのくらい経過したのか忘れてしまいました。毎日、毎日。海と太陽が作り出す「ひかりの道」を観ているうちに、そこにたいせつなもの、すべてがあることに気づきました。 もう何も求めてはいないのです。そして、一瞬一瞬をアホのように全力で生きています。 ————————————— ラジオのテーマ、引き続き募集中です。

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連絡いろいろ

12月28日 土曜日 晴れ 昨日一日、穴があくまで眠って、今日はすこぶる元気。海沿いを走ったときの夕暮れの圧倒的な美しさを網膜に焼きつけて帰ってきました。 そしたら、某4歳女性が「せかいをかえるのさー」とタイジの歌を歌っている動画が送られてきて、本当に世界は変わるかも、と思ったのです。子供ってすごいなぁ。 ようやく少し休めそうだったのですが、な、なんと僕の家で忘年会が企画されているという恐ろしい情報を耳にし、今日から山口家直伝のシチューの仕込みなどを始めました。 てな訳で、12/26のライヴの際、あまりにたくさんの方からプレゼント、お花、気持ちなどを頂いて、わたくす音楽に没入しておりましたので、全体像を把握できておりません。どなたかに失礼をしておりましたなら、ほんとうに申し訳ありません。 それではいくつかお知らせをば。 ————————————- 1. 12/26における八味「WILD SIDE」の売り上げ な、なーんと328個、ジュースとのセットは完売だそうです。ありがとう。感涙。この商品、使って頂いて完成となります。生産者の励みになりますから。是非感想を聞かせてください。 2. 次のblog上地獄ラジオの放送は元旦です。テーマを募集します。コメント欄にどうぞー。 3. ヴァン・モリソンの原稿を書きました。音楽ってこういうことでしょー。読んでちょー。

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Message from 50

12月26日 木曜日 曇り さきほど、渋谷の某ホテルでフロントからの電話「お客さま、チェックアウトのお時間となっております」。う? オレ、またベッドにたどり着けず、床で死んでました。50歳になってそれかよ、と思いつつ、それでいいじゃん、とも。 昨日のライヴ、観てくれた?ちょー素晴らしかったよね。何がって、僕の尊敬する人たちはみんなエッジに立っていて、誰ひとり代打のいない存在なのです。敢えて書くけど、みんな福島に向かって演奏してる。うまく言葉になりません。つーか、まだ脳が機能してません。ごめん。矢井田さん、タイジ、ミチロウさん、チャボさん。たっくさんのスタッフ、ほんとうにありがとうございました。愛だよなぁ。愛だったんだよなぁ。 あの。その。人と違うことを恐れないでください。あなたと僕は違うから愛しあえるんだから。お互いのLIFE、丁寧に大胆に、生きましょう。 来てくれて、ほんとうにありがとう。たくさんの有形無形の贈り物。ありがとう。音楽に没入していたので、ちゃんとお礼が云えてなかったらごめんなさい。 父ちゃん、母ちゃん。俺をこの世に送り出してくれて、ありがとう。人生ってめんどいけど、悪くないよ。 どうか、良いお年を。まだ昼だけど、オレ寝る。

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世界をかえること

12月25日 水曜日 晴れ 誰の曲かは書かないけれど。 海沿いを走りながら、イヤフォンでリハーサルの音源を聴きつつ、とある曲のコーラスの練習をしていたのね。 若いカップルがラブリーに手をつないでいて、晴れ渡った空ではトンビが風を捉えていて、海には日没前の光の道が出来ていて、ラブラドール・レトーリーバーはとっても平和な表情をしてたのね。 「目をそらさないで 耳をすましてみよう もういちど 世界をかえるのさー」って。 文章にすると伝わらねーなー。歌ってると、目の前の風景と合わさって、とつぜんものすごい感動をしたのよ。何てことない、毎日観てる風景がすごく愛おしく見えてね。 今って瞬間は、あったりまえだけど、今しかないんだなーってさ。走ったり、練習したり、裏切られたり、もろもろ。生きてると、いろいろあるけど、とにかく全力を尽くすことはとっても幸福なことなんだと、思ったのです。 40代最後の日に。走りながら、歌いながら、海を観ながら。メンタルなことをフィジカルに感じたのです。 このポジティヴな気持ちを連鎖できたら、世界はかえられると僕は信じます。たとえドリーマーだと云われようとも。 そしてあらためて音楽の力はすごい。すごい力だよ。ほんとうに、毎日、よくもまあ、クソ忙しいけど、僕はとても幸福です。みんな、ほんとうにありがとう。 そうそう。明日のライヴ。どーにかして来たいって人から「当日券はあるんですか?」って問い合わせがたくさん来てるって。昔、マネージャーがスローガン作ってたよ「いつまでも あると思うな 当日券」って。笑。 18時から若干数販売するそうです。是非。 じゃ、明日会いましょう。いいバイブレーションを連鎖できたらと思っています。来てね。たくさんの愛。    

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絶賛仕事中

12月24日 火曜日 晴れ クリスマスって、愉しい人はそれでいいと思うけど、ジーザス・クライストは僕のGODではないので、まごうことなき「ひとりきりのクリスマス・イヴ」ってやつを過ごしておるのですが、ぜんぜん気になりません。晩ご飯、自分で作った豚汁。ふつーでかっけー。美味しかったよ。 そんなことより、昼が一番短い季節は、走っていると信じられないくらいの夕暮れを観ることができます。今日の海と夕陽と富士山は映画みたいだったなぁ。 はい。では仕事に復帰。また明日。毎日やり残したことがないってところまで、やるのはほんとうに愉しい。生きてるって感じがするよ。

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ホピと福島が繋ぐ縁

12月23日 月曜日 晴れ 遠藤ミチロウさんのホーム・グラウンドに呼ばれて演奏する。東京は碑文谷にて。 あまり人前で語ってこなかったけれど、20代の頃、アリゾナにあるホピ族のリザベーションに通っていた。書くとこれだけ。でも、車を運転できなければ行くことはできない。いや、車を運転できても、行けないかも。メサ(台地)の中にひとつだけモーテルがある。その民がどう素晴らしいのか、軽々しくここに書くつもりもない。ちょうどその頃、日本はバブルの末期で、蔓延していた価値観に僕は耐えられなかった。ホピの人たちが僕に与えてくれたものは計り知れない、とだけ記しておこうか。知りたければ、こちらから。 そこに行った日本のミュージシャンが居るなんて思わなかった。ところが数年前、あるドラマーがとつぜん僕の目の前に現れ、「僕はあそこに行ったんです」、と。「嘘だろ?」と思ったが、一軒しかないあのモーテルの詳細をきちんと話してくれた。間違いない。ホピのこと、知っているのなら、もういろいろ話すこともない。知っているってことは、そういうことだから。 そして、驚いたことに、ミチロウさんが今夜、楽屋で突然ホピの話を始めたのだった。「え?」。1991年から92年にかけて訪れていたのだと。たぶん、僕も92年か93年からだと思う。嘘みたいだ。信じられない。 ネイティヴについては伝えたいことが山ほどある。でも、今日は書かない。書き出したらきりがない。ひとつだけ。今日ミチロウさんもMCで語っていたけれど、ホピの大地から掘り出されたウランを原料にして、広島と長崎の原爆は作られた。そして働かされたホピの人たちは被曝した。図式は福島と同じ。クソッタレだ。 みんな知ってると思うけど、もう一度だけ書いておくね。彼らのことが「インディアン」と呼ばれていたのは、大陸を発見(何という屈辱的な響き)したアホ・コロンブスたちがそこを「インド」だと誤解したからだ。発見も何も、奴らが侵略するずっと昔からそこには「平和の民」が「平和に」暮らしていたのだ。 ミチロウさんがHEATWAVEを初めてみたのは、新宿にサリンが撒かれるかも、と噂になっていたその当日なんだと。1995年2月、新宿パワーステーションにて。何だかなぁ。 そして今年の3.11。僕は福島のいわきで、ミチロウさんから「相馬盆歌」に関するオファーを受けた。 2011年夏。PROJECT FUKUSHIMAをネットで観ていて、「福島はくたばらねーぞ」と絶叫しながら、球場を走り回るミチロウさんの姿。そして、宣言文に記された「これは戦争だ」の文字。 僕は彼からたくさんのエネルギーをもらってきた。そしてもらっているだけではダメだ。行動しなくては意味がないんだよ。 世の中にどれだけテキトーな輩が居ようとも。そんなことはどうでもいい。じっさいテキトーな輩ばかりだけれど。そっちにチャンネルを合わせている時間はもう僕にはない。それよりも、遠藤ミチロウが文字通り身を削って伝えようとしていることを、僕なりに解釈して、更に大きなグルーヴにすること。それがホピを通して繋がっている僕の使命だと思うのだよ。当たり前じゃん。 てな訳で、かのドラマーはこのblogを読んでるかな? 君もホピの息子なら用件は分かってるよね?始めるよ。

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薄毛の恐怖

12月22日 日曜日 晴れ 同年代の二人のミュージシャンが「薄毛」についてトークを繰り広げるラジオ番組をたまたま聴いていたのだが、何つーか、その。ミュージシャンが悩みを相談しにいった先輩が明日、オレが一緒に演奏する方だったりしてね。とっても面白かった。 かくいうわたくす。地方の小さなライヴでときどき話したりもするけど、二人の祖父ともに、完膚なきまでのスキン・ヘッド。「地獄の黙示録」のマーロン・ブランドみたいな。父親もオレの年には、マッド・サイエンティスト的に頭頂部分には毛が一本もなかったのです。 つまりどのような遺伝方法だとしても、わたくすに逃げ道なんてないことを若い頃から知っていたのです。したがって、20代から「来るなら来いやー」と好戦的に覚悟を決めていました。レコード会社の宣伝担当氏に「奴が襲ってくる前に何とかしてくれ」懇願したこともあります。 しかーし。今のところ、まだ、かろうじて、はえている、のです。対策としては美容院でヘッド・スパをやってもらってるだけなんだけど。丁寧にスパをやってくれた店員さんが最後に「マッサージしときましょうね」と頭皮をモミモミしてくれてるとき「オ、オレってヤバいんすか?」と聞く勇気は未だにないんだけどねー。 もし、そのときが来たら、迷わずジャック・ニコルソンについていくんだもん。わんわんわん。

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本気で生きる人たち#2、八味 「WILD SIDE」完成!

12月21日 土曜日 晴れ 長い旅路の途中で出会った人たちがいます。僕の心に深くぐっと来るのは、何故か第一次産業に従事する人たちが多かったのです。農業、漁業、林業、エトセトラ。 理由はたぶん。 彼らは自然に生かされていることを身をもって知っているからです。総じて謙虚。そして、日々、たゆまぬ努力を黙々と続ける。感謝を忘れない。そうやって育てた作物が天候のせいで全部駄目になったりもするのです。そんな不条理も、ニンゲンが一番ではないから、と受け入れる。 たとえば。 林業に従事しているともだちは鹿のような目をしています。ほんとです。「お前、シカか?」と何度云ったことか。そして今植えた苗木がお金に変わるのは100年後の話。彼らは自分の生き方がこの惑星と密接に繋がっていることを知っています。 この時代、多くの企業は5年先以上のヴィジョンを持っていないはずです。今期、来期。確かにそれも大事かも。でも果たしてどちらが豊かで、未来にとって必要なものなのか、いつも僕は考えされられるのです。 「MY LIFE IS MY MESSAGE」の活動を通して、北海道と四国の生産者の志が合体し、更にルー・リードの反逆スピリットも拝借して「八味 WILD SIDE」が生まれました。ちょー嬉しいし、何よりも美味い。俺はラベルの字を書いただけで何もしてないけど、まじ、自信作です。売り上げは制作にかかった費用を除いて、すべてプロジェクトの活動に役立てられます。ゆくゆくはラベルを張る作業を福島の施設に委託するつもりです。 12/26、会場で用意しています。是非、お正月に「愛のコラボ」を使ってみてください。あなたが食してくれることで、この円環は更にでっかくなるとです。

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