月別アーカイブ: 12月 2011

よいお年を

12月31日 土曜日 雪 運命はめぐりめぐって、相馬cityで越年を迎えそうです。あはは、それもまた良し。 来年はいい年にしようね。今年一年の皆さんの多大な声援、そしてサポートに心から感謝します。 どうも、ありがとう。たくさんの愛。

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年の瀬にあたって

12月28日 水曜日 晴れ 年の瀬にあたって、すべてのプロジェクトとライヴを終え、目の前の事には全力を尽くしてきたはずなのに、何だか頭のモヤモヤが消えない。まぁ、消える訳ないんだけど。いろんな事が狂っているのだから、仕方ないけれど。やっぱりどう考えても、このまま新年を迎えるのは嫌だ、と。いつものように私の直感がそう申しました。 なので、明日からSoma Cityに向かうことにしました。あの日から何度も足を運んでいるけれど、一人の人間として考えてみたいことが、たくさんあり過ぎるのです。プロジェクトで行くと、仕事が山のようにあって、忙殺されます。それらをこなしたからと云って、多少の達成感はあっても、現実がこの状況だから、もっと頭のモヤモヤは増えたりもするのです。だから、今回に限っては一人の人間として、もう一度見つめてみたい。現地に出来たくさんの仲間たちも、「一度、ふらっとおいでよ」と。人間と人間と云うシンプルな関係の中で、来年っつーか、未来と現実を語り合ってみたいのです。アホで結構。そうしないと2011年は終わらないことに気づきました。 てな訳で、急遽、車のタイヤをスタッドレスに代え、あわよくば、一人で白銀の世界に迷い込めたらと、スキーも積んで出発です。では、また。

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写真展で振り返るこの一年

12月27日 火曜日 曇り 写真展「SOMA DAYS」今日から開催です。四人の写真家が記録してくれた僕らのプロジェクト。こうやって記録しておくことがいかに大事か、思い知らされます。だって、当人が忘れてしまったことがたくさんあるから。そして、状況は何も収束していないから。この写真展はデザイナーのスントー氏の発案で、皆が自主的に動いてくれたことが嬉しいのです。 僕はずっとギターを弾いてました。BGM係です。来てくれた人は気づいてくれたんだろうか?まぁ、いいや。 来年の目標がはっきりと見えてきました。かなりハードル高いです。何よりもお金がかかる。頭痛い。でも、それはやるに値する壁です。僕らも本気で取り組みます。具体的になったら、アナウンスしていきますから、皆の力を貸してください。どうぞ、よろしく。 さて、今日は展示されている写真を敢えて、時間軸をずらしてランダムにお届けします。明日、僕がギターを弾いてるかって?それは秘密です。    

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ありがとう、48歳になる。

12月26日 月曜日 晴れ 正直に云って、自分が48歳まで生きているとは思っていませんでした。ただ、僕の敬愛する父親は49で死んだので、そこまでは生きてなきゃ、と思っていただけで。 僕は数年前に一度死んだ身なのです。そこから、すべてが変わりました。自分の細胞を全部入れ替え、そして震災が起き、いろんな逡巡がありました。ひとつだけ伝えたいことは、僕のような人間を愛してくれる人たちがこれだけいてくれて、僕は僕で今の自分が好きです。昨日より、今日の方が。つまり、人間としての最高到達点を日々更新していくことが可能ならば、行ける所まで行ってみたい。僕が生まれてきた意味は多分そういうことなんだろう。そう、考えるようになりました。 朝からおびただしい量のメール、手紙、プレゼント、花、花、そして花、メッセージ。もはや一人では持ちきれませんでした。ステージでヤス様に歌って頂き、感謝にたえません。本当にありがとう。 僕の役目は愛と思いやりに満ちた人物を一人でも多く増やしていくことだと思っています。重ねて、本当にありがとう。来年はいい年にしようね。一緒に未来を創ろう。感謝MAX。 追伸 僕を想ってくださることは本当に嬉しいのです。同時に未だ、年の瀬に自分の家にも帰ることができない人たちがたくさん居ることも、どうか覚えておいてください。来年も、僕らは全力で取り組みます。どうか、力を貸してください。

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Enlightenment

12月24日 土曜日 晴れ クリスマス・イヴか。ともだちのライヴに誘われて、久しぶりに渋谷に一人で出かけたのだけれど、自分の心と街の喧噪とのコントラストに馴染めなくて、挨拶もせずに、車に乗った。(無愛想でごめんね。でも、同世代が頑張っている姿には力をもらうよ、ありがとう。) 突然、車のipodからこの曲が流れてきた。デビューしてすぐの頃、良くこの曲聴いてたっけ。相変わらず、深い。素晴らしい歌は普遍。敢えて訳さないけれど、歌詞をのっけておきます。若い頃の僕にも、クリスマス・イヴのおっさんになった僕にも変わらず響いてくるよ。 Enlightenment Chop that wood Carry water What’s the sound of one hand clapping Enlightenment, don’t know what it is Every second, every minute It keeps changing to something different Enlightenment, don’t know what it is Enlightenment, don’t … 続きを読む

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怒濤のような一年

12月23日 金曜日 晴れ 怒濤のような一年でした。まだ終わってないけど。何度か完全に心が折れ、そのたびに自分でも説明のしようのない情熱が何処からか湧いてきて、目の前の状況が無茶であるほど、わざわざ面倒臭い道を選びました。どう考えても、ニンゲンとして、そちらの方が正しいと思えたからです。 ちょっと前に、「有事の際に僕はミュージシャンだなんて云ってられない」と発言して、ちょとした物議をかもしましたが、今ならもう少しはっきりと伝えることができます。僕はミュージシャンである前に、一人の人間でありたかったのです。ただ、それだけです。結果、僕にとって音楽は一番ではなくなってしまいました。音楽は人の心が奏でるものだからです。むろん、音楽は大切なものです。でも、自分の心が何処を向いているのか、それが不明のまま、僕はステージに立つことは出来ません。 これだけの経験をさせてもらった一年、記憶にありません。素晴らしいことも、悪夢のようなことも、人間の素晴らしさも、醜さも、希望も絶望も、個人の抱える闇も、世界を動かす巨大な闇も、エトセトラ。ひとつだけ云えることは。ニンゲンはその顔にすべてが書いてあります。顔は嘘をつきません。僕に俳優のともだちが極端に少ないのは、どれが本当のその人なのか、僕が見抜けないからだと思います。決して愚弄している訳ではありません。念のため。世界に光が見いだせなかったとしても、人は自分の眼の中にひかりを宿すことはできます。僕はその力を信じます。自分のそのような人物で居たいと思うのです。そのひかりは希望と云う言葉に言い換えても過言ではないはずです。 今年の締めは12/26、横浜のサムズ・アップで大島保克と演奏します。ロックと島唄????????そんな人は迷わず是非、来てください。

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flowers

12月22日 木曜日 晴れ 佐野元春さんから30周年アニバーサリーツアーを網羅したDVDが届きました。 年末年始にかけて、ゆっくりと愉しませて頂きます。感謝。 iTunesでは大阪・東京ファイナル公演から15曲をセレクトしたライブ・アルバムがiTunes Store限定として12月21日より発売されているそうです。僕が参加させてもらった曲も収録されているそうです。嬉しいなぁ。 http://www.moto.co.jp/WhatsNew/news.html#30th-iTunes

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灰汁と悪

12月21日 水曜日 晴れ 例えが悪かったら、すまぬ。 世の中と対峙することは、すくってもすくっても浮いてくる「終わりのない灰汁」を取っていううちに、鍋そのものが煮詰まってくることに似てる。水を差したり、火加減を弱めたりするのだが、煮詰まる勢いに負けないようにするのが精一杯の鍋奉行、みたいな。まだ、喰ってねーぞ、俺。つーか、絶対喰うけどね、腹減ってるし。 お知らせです。 —————————————————————— 写真展”SOMA DAYS”を開催します。 MY LIFE IS MY MESSAGE 写真展「SOMA DAYS」 震災の復興支援のための活動の記録です。相馬を支援しようとしているプロジェクトはこれまで何をしてきたのか?これから何をすべきなのか。 ——————————————————- 場所 knife *acoustic groove*代官山店 渋谷区恵比寿西2-21-15 03-3780-1150 入場無料 会期 12/27 18:00〜20:00 Opening Party(どなたでも御入場頂けます) 12/28 13:00〜20:00 参加写真家 松本康男/冨田泰東/田中和彦/山口洋 (僕は写真家じゃないけどね) 主催:SG 後援:MY LIFE IS MY MESSAGE 協賛:knife *acoustic groove* —————————————————– てな訳で、今日は富田さんの写真をいくつか紹介します。 素晴らしいよ。  

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カオルちゃんの植え替え

12月20日 火曜日 晴れ 溺愛しているオリーブのカオルちゃんがデカくなりすぎて、窮屈そうだったので、花屋のKちゃんの電話指導のもと、人生初めての植え替え。なかなか、上手くいった(はず)。

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気高くあること

12月19日 月曜日 晴れ 東京に戻りました。全力で走り続けた日々でした。自分でも良く走りきったと思いますが、何も始まっていないし、終わってもいません。来年、どう行動すべきなのか、皆で話し合っています。何よりも、ずっと一緒にバンドを続けてきた渡辺圭一が立ち上がってくれたことが嬉しかったのです。 首相が原発事故は収束したと云うのなら、下記のリンクにある映像を消される前に是非観てください。長くて、ショッキングな内容でもあるし、そこに主観が入っているとは云え、何も「収束」していないことだけは明らかです。「私はチェルノブイリを恨まない」と語り、心臓手術を受けた身寄りのない少女の気高さに深く心を打たれました。涙が溢れました。可能ならば、僕が引き取って育てたい、とさえ思います。このような子供が生まれてくる可能性があるのなら、僕らは何としてでも、それを止めなければなりません。もう政府を批判することは止めます。それよりも、愛と思いやりを持つ人を一人でも多く増やしていくことに、全力を注ぎたいと思います。

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